VSDC Free Screen Recorder

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注釈描画機能が付いた動画キャプチャーツール!「VSDC Free Screen Recorder」。

VSDC Free Screen Recorder
制作者 Flash-Integro LLC
対応 -
バージョン 1.3.1.320
更新日時 2019-06-25
ファイルサイズ 19.8 MB

VSDC Free Screen Recorder

注釈描画機能が付いたデスクトップキャプチャーツール。
デスクトップ内の任意の領域を、AVI 形式の動画ファイルとして録画してくれるデスクトップレコーダーです。
動画や音声を任意の コーデック で圧縮保存する機能や、マウスクリックを可視化させる機能、ホットキー、キャプチャ領域内に、フリーハンド線 / 直線 / 矢印付きの直線 / 矩形 / 楕円 を描画したりする機能 などが付いています。

「VSDC Free Screen Recorder」は、注釈描画機能付きのデスクトップキャプチャーツールです。
マウスドラッグで指定した領域内の動作風景を、AVI 形式の動画ファイルとして記録することができる... という動画キャプチャーツールで、キャプチャ領域内に

  • フリーハンド線
  • 直線 / 矢印付きの直線 (一端 or 両端)
  • 矩形
  • 楕円
描画できる ところが最大の特徴。
ハイクオリティな注釈を付けられる感じではありませんが、描画する線 / 図形 の太さや色 は一応自由に設定できるようになっています。
加えて、マウスの左クリック / 右クリック を可視化させる機能も付いてたりするため※1、そこそこそれっぽい動画を作ることができると思います。
1 クリックした時に、マウス位置にサークルエフェクトが合成されるようにすることができる。
(大きくなるサークル / 小さくなるサークル)
デスクトップの音声を録音する際には、マウスのクリック音やキータイプ音を合成することも可能。

尚、録画した動画は任意のビデオコーデック / オーディオコーデック で圧縮することができ、また映像や音声の品質もある程度設定できるようになっています。
(フレームレート、サンプルレート、音声のチャンネル数など)
“ ただ動作内容を録画するだけではなく、わかりやすい説明も入れたい ” と感じている人におすすめです。

使い方は以下のとおり。

  1. 「ScreenRecorder.exe」を実行します。
    (「ScreenRecorder」フォルダ内に入っています)

  2. 動画 / 音声 の品質等を設定
  3. 設定画面 が表示されます。
    最初に、上部の「Result video format」欄で、動画を圧縮する際に使用するコーデックの設定を行います。
    「Native」にチェックを入れると、動画を無圧縮で記録することができます。
    (動画サイズが巨大になるので注意)
    システムにインストールされているコーデックを使用したい場合は、「Custom」にチェックを入れて右側の「Settings」ボタンをクリック → 「Video and audio format's settings」というパネル が表示されるので、適宜動画品質の設定を行います。
    「Video and audio format's settings」パネルでは、
    • Video codec - ビデオコーデック
    • Resolution※2 - 動画の解像度
    • Width x Height - 横 x 縦 サイズ
    • Framerate - フレームレート
    • Audio codec - オーディオコーデック
    • Audio format - 音声品質
    の設定を行うことができます。
    2 解像度を特に固定せず、キャプチャ枠のサイズにしたい場合は、「Native resolution」を選択する。
    (「Width x Height」欄は設定しなくてよい)

    コーデックの設定は、「Video codec」「Audio codec」欄の隣にある「Settings」ボタンから行えるようになっています。
  4. コーデックの設定等が終わったら、画面中段の「Destination path」欄でキャプチャされた動画の出力先フォルダを設定します。
    (「Browse」ボタンを押して指定する)
  5. 一番下の「Hotkeys」欄で、
    • Pause / Resume - 一時停止 / 再開
    • End recording - 録画停止
    する際のホットキーを設定しておくことも可能です。
    (それぞれの欄をクリックし、実際にホットキーを押してみる)

  6. マウスクリックや音声デバイスの設定
  7. 画面上部のタブを、「Video and audio sources」に切り替えます。
  8. まず、上部の「Video settings」欄で
    • Monitor number - 録画対象とするモニタ
    • Screen recording with cursor - マウスカーソルも録画する
    • Use overlays - マウスクリックを可視化する
    といったオプションの設定を行います。
    マウスクリックの可視化に関しては、隣の「Settings」ボタンを押すことで
    • Type of click drawing - 左クリック時に合成するエフェクト
      • Circle in - 外側から内側へ小さくなるサークル
      • Filled circle in - 外側から内側へ小さくなるサークル(中塗り)
      • Circle out - 内側から外側へ大きくなるサークル
      • Filled circle out - 内側から外側へ大きくなるサークル(中塗り)
    • Drawing color - サークルの色
    といったオプションを、
    • Left mouse button - 左クリック
    • Right mouse button - 右クリック
    ごとに 設定することができます
    (サークルの色や、サークルが消えるまでの時間 も設定可)
    ついでに、
    • Record mouse clicks sounds - マウスクリックの音を合成する
    • Record keystrokes sounds - キータイプの音を合成する
    かどうかも指定しておきます※3
    3 マイク音声などを録音する時は、これらオプションのチェックを外しても音は記録される。
  9. 音声も録音したい場合は、下の「Audio settings」欄で
    • Audio capture device - 録音対象のデバイス
    • Audio input - 入力音
    • Audio input level - 音声の入力レベル
    • Audio input balance - バランス
    といったオプションの設定も行っておきます。
    録音を行わない場合は、「Audio capture device」欄で「Do not record audio」を選択します。
    録画の実行
  1. 設定画面の右下にある「Start recording」ボタンをクリック。
  2. キャプチャ枠 が表示されます。
    これの中央にある をドラッグし、キャプチャしたい部分に枠を移動させます。
    デスクトップ全体を録画する時は、 ボタンをクリックします※4
    4 録画実行時には、操作パネル が表示される。
    デスクトップ全体をキャプチャする場合で、この操作パネルを表示させたくない時は、「Show panel at full screen」のチェックを外しておく。
    ただし、チェックを外すと、ホットキーか タスクトレイアイコンの右クリックメニュー からでしか録画を停止できなくなるので注意。
  3. キャプチャ枠の枠部分をドラッグし、枠のサイズを調整しておきます。
  4. 準備が整ったら、キャプチャ枠の左上にある ボタンをクリックします。
  5. キャプチャが開始されます。
    キャプチャを一時停止する時は、操作パネル の左側にある「Pause」ボタンを押します。
    (再開する時は、「Resume」ボタンをクリック)
    キャプチャを終了する時は、「Stop」ボタンをクリックします。
    ホットキーを設定しておいた場合は、もちろんホットキーで操作を行ってもOK。
    タスクトレイアイコンの右クリックメニュー からも、各種操作を行えるようになっています。

  6. 注釈の描画
  7. 注釈を描画したい時は、操作パネル の右端にある「Start drawing」ボタンをクリックします。
  8. 操作パネル下部のボタンが押せるようになります。
    ここでは、
    • Pencil - フリーハンド線
    • Line - 直線
      • Simple line 直線
      • Line with arrow - 矢印付き直線
      • Line with double arrow - 両端に矢印が付いた直線
    • Rectangle - 矩形
    • Ellipse - 楕円
    • ○ pixels - 線の太さ
    • Color - 線の色
    • Clear - 描画内容の消去
    といったツールを使い、キャプチャ領域内に線や図形を書き込むことができます。
    ちなみに、「Finish drawing」ボタンを押すと、描画モードが終了して描画内容がクリアされます。
  9. 録画を停止する時は、操作パネルの左にある「Stop」ボタンをクリックします。
  10. 「Recording is completed!」というダイアログが表示されたら作業完了です。
    録画された動画が、設定しておいたフォルダ内に保存されています。

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