“ カーネルモードドライバー ” として動作する高速デフラグツール。
通常のアプリケーションよりも高い権限を持って動作するため、非常に高速なデフラグを実現する
ことができます。
ファイルをディスクの先頭から再配置する機能や、OS の起動前にデフラグを自動で実行する
“ ブートタイムデフラグ ” 機能、右クリックメニューからデフラグを実行できるようにする機能 なども
あります。
「UltraDefrag」は、高速なデフラグツールです。
一般的なアプリケーションよりも高い権限を持った " カーネルモードドライバー " として動作するという
特殊なソフトで、処理の速度が非常に速いところが最大の特徴。
シンプルで分かりやすいインターフェースもポイントの一つで、難しい設定などを必要とせずに使える
ようになっています。
どのファイルがどれくらい断片化しているのかをまとめたHTML レポートを出力する機能や、ブート
タイムデフラグ、スケジュールデフラグ※1 といった機能も付いています。
※1
スケジュール機能を利用する場合、
「.NET Framework 2.0」を
インストールしている必要が
ある。
使い方は以下の通りです。
インストール
- インストールは通常どおり行えばOK ですが、一応「Choose Components」という画面で、
インストールするコンポーネントを選択できるようになっています。
インストールの可否を選択できるコンポーネントには、以下のようなものがあります。
- Documentation - ヘルプファイル
- Scheduler - デフラグスケジューラー
- Context menu handler - 右クリックメニューからのデフラグ機能
- Shortcuts - ショートカット(デスクトップ&スタートメニュー)
基本的に全てチェックを推奨しますが、不要なものがあればチェックを外しておいても
よいでしょう。
- 最後の「language pack」という画面で「Japanese」を選択すると、「UltraDefrag」を日本語UI で
使えるようになります。
実際に使う
- 「UltraDefrag」を管理者として実行します※2。
※2
「UltraDefrag」本体(「ultradefrag.exe」)は、「C:¥Windows¥UltraDefrag」内にある。
通常は、デスクトップやスタートメニュー内の「UltraDefrag」を実行すると良い。
- 画面上部に、現在認識されているドライブがリスト表示されます。
この中から、デフラグしたいドライブを選択状態にします。
- 画面左下の「解析」ボタンをクリックします。
- すると、ディスクの断片化状況分析処理が実行されます。
そのまま、下部のメーターが「100%」になるまでじっくりと待ちます。
- メータがいっぱいになると、各種処理内容を選択できるようになります。
あとは、画面下部の「デフラグ」ボタンを押せばOK。
ファイルをディスクの先頭からきっちりと再配置させたい場合は、「コンパクト」ボタンを
押します※3。
※3
丁寧にデフラグする分、通常のデフラグよりも時間がかかるので注意。
また、FAT 系のハードディスクを使用している場合、この機能は使えない。
ちなみに、この時「レポートの表示」ボタンを押すと、どのファイルがどれくらい断片化している
のかをHTML ファイルで確認できたりします。
(HTML ファイルは、既定のブラウザで表示される)
- デフラグが実行されます。
下部のメーターが「100%」になるまで、じっくりと待ちます。
尚、「UltraDefrag」には、OS 起動時に自動でデフラグを行う “ ブートタイムデフラグ ” という機能も
付いています※4。
※4
いわゆるオフラインデフラグ。
OS が起動している間は動かせないファイルも、デフラグすることができる。
これを実行する場合は、あらかじめ以下のような設定を行っておきます。
- まず、「UltraDefrag」を実行します。
- 画面下部にある「設定」ボタンをクリック。
- 設定画面が表示されます。
中段の「Windows 起動時にスキャン」欄にある「有効」にチェックを入れておきます。
- これで、Windows 起動時にブートタイムデフラグが行われるようになります。
- ブートタイムデフラグをON にすると、それ以降毎回ブートタイムデフラグが行われるように
なります。
これをOFF にしたい場合は、先程の「有効」のチェックを外します。
- Tips
ブートタイムデフラグは、
という画面が表示された際になんらかのキーを押すことで、キャンセルすることができます。
さらに、スケジュールデフラグ機能もあります。
その使い方を以下に。
- 「スタート」 → 「プログラム」 → 「UltraDefrag」 → 「Scheduler」を実行します。
(もしくは、インストールフォルダ内の「udefrag-scheduler.exe」を実行)
- 「UltraDefrag Scheduler」というウインドウが表示されます。
スケジュールは、
- 毎日 / 指定した時刻に
- 毎週○ 曜日 / 指定した時刻に
のどちらかで組むことができます。
(曜日は複数指定できる)
毎日デフラグを行う場合は、右上の欄で「Daily」を選択し、下の欄でデフラグを実行する時刻、
デフラグ対象のドライブ を指定しておきます。
デフラグを週間隔で行う場合は、右上の欄で「Weekly」を選択し、下の欄で時刻 / ドライブ を
設定 → さらに、左の欄でデフラグを行う曜日を指定しておきます。
- 設定が済んだら、右下の「OK」ボタンをクリックします。
- これでスケジュール登録完了です。
指定した時刻に、「udefrag.exe」というコマンドラインのデフラグツールが立ち上がるように
なります。
(デフラグが終了すると、「udefrag.exe」は自動的に終了する)
そのほか、ファイルやフォルダを右クリックメニューからデフラグできるようにする機能※5 や、
デフラグ終了後PC を自動でシャットダウンさせる機能※6 も付いています。
※5
操作は、デフラグしたいファイルやフォルダを右クリック → 「--- Ultra Defragmenter ---」を
選択するだけ。
コマンドプロントが立ち上がるので、そのままじっくりと待つ。
(「続行するには何かキーを押してください...」と表示されたらデフラグ終了)
デフラグをキャンセルする場合は、「Ctrl」キーを押しながら「C」を4 回押せばよい。
※6
メイン画面の左下にある「Shut down PC after a job」にチェックを入れておく。
「UltraDefrag」には、各種CPU に対応したバージョンが用意されています。
32 bit のOS を使用している場合は、基本的に「i386」をダウンロードすればOK です。
64 bit のOS を使用している場合は、それぞれのCPU に合ったものをダウンロードします。
(amd64 = AMD Athlon 等 | ia64 = Intel Itanium)
Vista / 7 を使用している場合、OS 起動時に「F8」キーを押してセーフモードの画面を呼び出し、
「ドライバ署名の強制を無効にする」を選択する必要があるそうです。
(が、私の環境では、Vista / 7 ともに特に何もせずに使えました)