Voicemeeter Banana

Voicemeeter Banana の概要や使い方を紹介しています

Voicemeeter Banana を紹介しているページです

高機能なオーディオミキサー&音声ルーティングツール!「Voicemeeter Banana」。

Voicemeeter Banana
3.23 / 5219 票)
制作者 Vincent Burel
対応 XP/Vista/7/8/8.1/10/11
バージョン 2.1.1.1
更新日時 2024-02-29
ファイルサイズ 45.9 MB

Voicemeeter Banana

録音を行う
  1. 「Voicemeeter Banana」には録音機能が付いており、
    • 「HARDWARE INPUT 1~3」「VIRTUAL INPUTS」に入力される音声
    • 「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」のいずれかから出力される音声
    のどちらかを録音することができます。
    この録音機能を利用したい場合、画面右上にあるカセットの画像を右クリックします。
    カセット画像を右クリックする
  2. 「Recorder Options」という画面が表示されます。
    Recorder Options
    「HARDWARE INPUT 1~3」と「VoiceMeeter VAIO」「VoiceMeeter AUX」に入力される音声を録音したい場合は、左上の「PRE-FADER INPUTS」を選択 → 録音対象とする音源を選択します。
    (複数選択可)
    「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」から出力される音声を録音したい場合は、「POST-FADER OUTPUTS」を選択 → 録音対象とするバスを選択します。
    (複数選択不可
    「A1」「A2」「A3」「B1」「B2」から出力される音声を録音したい場合は、「POST-FADER OUTPUTS」を選択
  3. 下部の欄で、
    • Target Directory - 録音されたファイルの出力先フォルダ
    • Prefix Name - 保存するファイル名に付けるプレフィックス(接頭辞)※12
      Prefix Name
      12 プレフィックスを入力した後、Enter キーを押す。
    • File Type - ファイルの保存先フォーマット
      File Type
    • Sample Rate - サンプルレート
      Sample Rate
    • Bit Resolution - ビット深度
      Bit Resolution
    • Channels - チャンネル数
      Channels
    • MULTITRACK OPTION - 各チャンネルを、別々のファイルとして出力する
    • Stop Record After Duration - 一定時間後に録音を自動で停止する※13
      Stop Record After Duration
      13 録音終了までの時間は、時間:分:秒 形式で入力する。
      例) 1分30秒後に終了 → 00:01:30
      終了までの時間を入力したら、Enter キーを押す。
    といったオプションを設定し、「Recorder Options」画面を閉じます。
  4. あとは、録音を開始したい時に 録音 ボタンを押し、録音を終了したい時に 停止 ボタンを押せば OK です。
    Stop Record After Duration
    Stop Record After Duration
  5. ちなみに、カセット画像を左クリックすることで、任意の音声ファイルを読み込むこともできたりします。
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LAN 内の別 PC に音を送信する
  1. 画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックします。
    画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックする
  2. 「VB-Audio Network Configuration」という画面が表示されます。
    VB-Audio Network Configuration
    まず、画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックし、「VBAN is ON」に切り替えます。
    画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックする
    「VBAN is ON」に切り替わった
  3. この時、ファイアウォールの警告が表示されることがあります。
    ファイアウォールの警告が表示された場合、適宜アクセスを許可する
    このような警告が表示された場合、「プライベートネットワーク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」にチェックを入れて「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
  4. 画面下部の「Outgoing Streams」欄の一番上の行で、
    • Source - どのバスの音声を送信するのか
      Source
    • Stream Name※14 - 送信する音声の名前(そのままでもよい)
      Stream Name
      14 音声の名前を入力し、Enter キーを押す。
    • IP Address To※15 - 送信先の IP アドレス
      IP Address To
      15 現在使用している PC の IP アドレスは、画面上部の「IP」欄に表示されている。
      IP Address To
      ただし、ここに表示されている IP アドレスは、共有対象の PC とは異なるネットワーク内の IP アドレスである場合もある。
      そのため、一応「設定」アプリで IP アドレスを確認しておくのがよい。
      IP アドレスは、「設定」アプリを起動 →「ネットワークとインターネット」を選択し、使用しているネットワークの「プロパティ」ボタンをクリック → 表示された画面を一番下までスクロールすることで確認することができる。
      Windows 10 を使用している場合
      「ネットワークとインターネット」画面で「プロパティ」ボタンをクリックする
      表示された画面を一番下までスクロールすると、IP アドレスを確認することができる
      Windows 11 を使用している場合 「ネットワークとインターネット」画面で「プロパティ」ボタンをクリックする
      表示された画面を一番下までスクロールすると、IP アドレスを確認することができる
    • SampleRate - 送信する音声のサンプルレート
      SampleRate
    • Ch - 送信する音声のチャンネル数
      Ch
    • Format - 送信する音声のフォーマット
      Format
    をそれぞれ設定します。
    (「SampleRate」「Ch」「Format」は任意)
    ストリームの送信設定
  5. 入力した行の先頭にある「On」スイッチをクリックし、点灯させます。
    スイッチを ON にする
  6. これで準備完了です。
    指定したバスから再生される音が、指定しておいた PC に送信されるようになります。
    尚、音源送信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯します。
    音源送信中は、「IP Address To」欄に緑色のランプが点灯する
    また、接続が有効になっている PC の「Info」欄には i アイコンが点灯し、これを右クリックすることで、接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできます。
    接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできる
  7. 送信したい音声が他にもある場合、または、別の PC に音声を送信したい時は、「Outgoing Streams」欄の二行目以降に登録処理を行っていきます。
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LAN 内の別 PC から音を受信する
  1. 画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックします。
    画面右上にある「VBAN」ボタンをクリックする
  2. 「VB-Audio Network Configuration」という画面が表示されます。
    VB-Audio Network Configuration
    まず、画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックし、「VBAN is ON」に切り替えます。
    画面左上にある「VBAN is OFF」ボタンをクリックする
    「VBAN is ON」に切り替わった
  3. この時、ファイアウォールの警告が表示されることがあります。
    ファイアウォールの警告が表示された場合、適宜アクセスを許可する
    このような警告が表示された場合、「プライベートネットワーク(ホームネットワークや社内ネットワークなど)」にチェックを入れて「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
  4. 次に、画面上部の「Incoming Streams」欄の一番上の行で、
    • Stream Name - 受信する音源の名前
    • IP Address From※15 - 音源の送信元 IP アドレス
      IP Address From
    • Destination - 受信先の場所(どの INPUT に受信するか)
      Destination
    を設定します。
    音源の送信元 IP アドレスなどを設定する
  5. 入力した行の先頭にある「On」スイッチをクリックし、点灯させます。
    スイッチを ON にする
  6. 以降、指定した IP アドレスから送信された音を、指定しておいた INPUT で受信できるようになっています。
    尚、音源受信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯します。
    音源受信中は、「IP Address From」欄に緑色のランプが点灯する
    また、接続が有効になっている PC の「Info」欄には i アイコンが点灯し、これを右クリックすることで、接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできます。
    接続先 PC のホスト名や IP アドレスを確認することもできる
  7. 画面右上にある「Save Config」ボタンをクリックすることにより、現在の設定内容を XML ファイルに保存することも可能となっています。
    (保存した XML ファイルは、「Load Config」ボタンから読み込むことができる)
    Destination
    また、「Reset Config」ボタンをクリックすることで、設定内容をリセットすることもできたりします。
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その他の設定
  1. 画面右上にある「Menu」ボタンをクリックすることにより、下記のようなオプションの ON / OFF を切り替えることができます。
    • Eject Cassette (release audio file)
      カセットに読み込み中の音声ファイルを解放する
    • Load Settings
      設定ファイル(XML ファイル)を読み込む
    • Load Settings on Startup
      指定した XML ファイルを、「Voicemeeter Banana」起動時に自動で読み込む
    • Save Settings
      現在のミキサー設定を、XML ファイルに保存する
    • System Tray
      ウインドウを閉じた時に、タスクトレイに格納する
    • Run on Windows Startup
      Windows 起動時に自動で起動する
    • Show App On Startup
      起動時にメイン画面を自動で表示する
    • Set as Always Visible
      常に最前面に表示する
    • Lock Graphic User Interface
      ユーザーインターフェースをロックし、操作を行えないようにする
    Menu
    また、同「Menu」内の「Shortcut Key (Hook)...」から、
    • Hook Volume Keys (For Level Output A1)
      キーボードの音量キーで、「A1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Volume Keys (For Level Input #1)
      キーボードの音量キーで、「HARDWARE INPUT 1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Ctrl+F10,F11,F12 (For Level Output A1)
      F10 F11 F12 キーで、「A1」の音量を調整できるようにする
    • Hook Ctrl+F10,F11,F12 (For Level Input #1)
      F10 F11 F12 キーで、「HARDWARE INPUT 1」の音量を調整できるようにする
    • Hook F5,F6 and F8 (For PLAY, STOP and REC)
      F5 F6 F8 キーで、カセットの再生 / 停止 / 録音 を行えるようにする
    といった機能の ON / OFF を切り替えることもできたりします。
    Shortcut Key (Hook)

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