AviUtl ExEdit2

AviUtl ExEdit2 の概要や使い方を紹介しています

AviUtl2 を紹介しているページです

64bit に対応、“ 拡張編集プラグイン ” を統合した AviUtl!「AviUtl ExEdit2」。

AviUtl ExEdit2 AviUtl ExEdit2
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制作者 KENくん
対応 -
バージョン beta2
更新日時 2025-07-12
ファイルサイズ 2.3 MB

AviUtl ExEdit2

AviUtl ” の後継となる高機能動画編集ソフト。
動画をトリミング / クロップ / リサイズ したり、動画の明るさ / コントラスト / 彩度 などを調整したり、動画にシャープ / ぼかし / ノイズ除去 / モザイク / フェード 等のフィルタをかけたりすることができます。
複数の動画を一つに結合する機能や、動画の上に別の動画や画像を合成する機能、動画にテキストを合成する機能、動画内の特定色を透明化する機能、動画の再生速度を調整する機能... 等々も付いています。

AviUtl ExEdit2は、高機能な動画編集ソフトです。
定番の動画編集ソフト “ AviUtl ” に拡張編集 Plugin を統合した 64 bit 版のビデオエディターで、大抵のことは何でもできるのに軽快に動作してくれるところが大きな特徴。
機能は一例として下記のようなものがあり、ちょっとした編集から長編動画の編集までこなせるようになっています。

  • 動画をトリミング
  • 動画をクロッピング
  • 動画をリサイズ
  • 動画の明るさ / コントラスト / 色相 / 輝度 / 彩度 / 透明度 / 再生速度 / 音量 などを調整
  • 動画に、シャープ / ぼかし / ノイズ除去 / インターレース解除 / モザイク などのフィルタをかける
  • 動画や画像内の特定色を透明化する(クロマキー)
  • 動画に、フェード / ワイプ / 弾んで登場 / 点滅して登場 などの切り替え効果を付加
  • 動画に、震える / 振り子 / 弾む / 反復移動 / 砕け散る / 点滅 等のアニメーション効果を付加
  • 動画の上に、別の動画 / 画像 を重ねて合成する
  • 動画に音声を合成する
  • 動画にテキストを合成する
  • 動画を H.264 / H.265 で圧縮する(要プラグイン)
これまで AviUtl を使ってきた人にはもちろん、“ まずは無料で動画編集を始めたい ” と思っていたりする人にもおすすめです。

基本的な使い方は以下の通り。

使用バージョン : AviUtl ExEdit2 beta2
編集した動画を、H.264 / H.265 圧縮の MP4 / MKV で出力できるようにする
  1. rigaya さんのサイト で、必要なプラグインを入手しておきます。
    (通常は「x264guiEx」があれば OK)
    • x264guiEx
      H.264 な MP4 / MKV を出力可能にするプラグイン
    • x265guiEx
      H.265 な MP4 / MKV を出力可能にするプラグイン
    • MKVtoolnix(「mkvmerge.exe」)
      「x264guiEx」「x265guiEx」で、MKV 出力する際に必要なツール
    • Aviutl_NVEnc
      Nvidia の NVENC を使用して高速エンコードを行えるようにするプラグイン
    • Aviutl_QSVEnc
      Intel Quick Sync Video を使用して高速エンコードを行えるようにするプラグイン
    • Aviutl_VCEEnc
      AMD の VCE を使用して高速エンコードを行えるようにするプラグイン
    • ffmpegOut
      FLV / WebM / WMV 等での出力を可能にするプラグイン
  2. x264guiEx」「x265guiEx」については、入手したインストーラー(「AviUtl2_x264guiEx_〇.〇〇_install.exe」など)を実行するだけで OK です。
    インストーラー実行時に「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示された場合、左側にある「詳細情報」というリンクをクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
    Windows によって PC が保護されました
    x264guiEx をインストールしますか?
    x264guiEx を使用する準備が完了しました
    「exe_files」フォルダを「aviutl2.exe」と同じフォルダ内にコピーする
    インストーラーがないプラグインについては、解凍 して出てきた「exe_files」フォルダを「aviutl2.exe」と同じフォルダ内にコピーします。
    「exe_files」フォルダを「aviutl2.exe」と同じフォルダ内にコピーする
    次に、「plugins」フォルダの中身を、
    C:\ProgramData\aviutl2\Plugin
    フォルダ内にコピーします。
    「plugins」フォルダの中身を、「C:\ProgramData\aviutl2\Plugin」フォルダ内にコピーする
    この時、「宛先には同じ名前のファイルが 〇〇 個存在します」というダイアログが表示された場合、「ファイルを置き換える」を選択します。
    宛先には同じ名前のファイルが 〇〇 個存在します
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MKV / VOB / M4A / FLAC などを読み込めるようにする
  1. 「aviutl2.exe」を実行します。
  2. 「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示された場合、左側にある「詳細情報」というリンクをクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
    Windows によって PC が保護されました
    右下の「実行」ボタンをクリックする
  3. メイン画面が表示されるので、メニューバー上の「設定」→「入力プラグインの設定」を選択します。
    AviUtl ExEdit2
    メニューバー上の「設定」→「入力プラグインの設定」を選択する
  4. 「入力プラグインの設定」という画面が表示されます。
    入力プラグインの設定
    あとは、「Media Foundation file reader」欄の「mp4,mpg,wav,mp3」という部分をクリックし、読み込み可能にするフォーマットをカンマ区切りで入力すれば OK です。
    「Media Foundation file reader」欄に、読み込み可能にするフォーマットをカンマ区切りで入力する
    たとえば、MKV / VOB / M4A / FLAC を読み込めるようにしたいとすると、
    mp4,mpg,wav,mp3,mkv,vob,m4a,flac
    のように記述します。
    尚、ここに入力したからと言って、何でもかんでも読み込めるようになる訳ではないので注意。
    読み込めるのは、Media Foundation で対応しているフォーマットのみになります。
    上記例で言うと、MKV / VOB を読み込めるようにするには「MPEG-2 ビデオ拡張機能」のインストールが必要な場合があります。
  5. 右下の「OK」ボタンをクリックし、「入力プラグインの設定」画面を閉じます。
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作成する動画の解像度 / フレームレート / サンプリングレート を設定する
  1. 画面左下の「シーンリスト」欄にある「Root」を右クリックし、「シーンの設定」を選択します。
    「Root」を右クリックし、「シーンの設定」を選択する
  2. 「シーンの設定」という画面が表示されるので、動画の解像度(横幅 x 高さ)、フレームレート、サンプリングレート を設定して「OK」ボタンをクリックします。
    シーンの設定
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オブジェクト(動画 / 画像 / 音声ファイル)を読み込む
  1. 画面左側にあるメディアエクスプローラーから、編集したい動画 / 画像 / 音声 ファイルを、「Layer 1」の行にドラッグ&ドロップします。
    メディアエクスプローラーから、編集したい動画 / 画像 / 音声 ファイルを、「Layer 1」の行にドラッグ&ドロップする
    エクスプローラーから直接ドラッグ&ドロップしても OK です。
    エクスプローラーから直接ドラッグ&ドロップしても OK
    レイヤーは、「Layer 1」のほかに「Layer 2」「Layer 3」... と複数個ありますが、これは “ 動画(または画像)の上に、別の動画 / 画像 / 音声 を合成したい時 ” に使用するものになります。
    複数のオブジェクトを合成する手順は後述します。
     複数のオブジェクトを重ねて合成する
  2. ドロップしたオブジェクトをやっぱり削除したい時は、レイヤー上のオブジェクトを右クリックして「削除」を選択します。
    (オブジェクトを選択 → Delete キーを押しても OK)
    オブジェクトの右クリックメニュー
    尚、オブジェクトは、同右クリックメニューから
    • 切り取り
    • コピー
    • 貼り付け
    することもできます。
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オブジェクトのサイズや配置を変更する
  1. サイズや配置の変更を行いたいオブジェクトを、プレビュー画面かレイヤー上でクリックします。
    サイズや配置の変更を行いたいオブジェクトを、プレビュー画面かレイヤー上でクリックする
    プレビュー画面上に目的のオブジェクトが表示されていない時は、タイムラインカーソルをオブジェクトの存在する位置までドラッグします。
    タイムラインカーソルを、オブジェクトの存在する位置までドラッグする
  2. オブジェクトのサイズを変更したい時は、オブジェクトの四隅にある を外方向、または内方向にドラッグすれば OK です。
    拡大したい時は、□ を外方向にドラッグする
    拡大したい時は、オブジェクトの四隅にある □ を外方向にドラッグする
    縮小したい時は、□ を内方向にドラッグする
    縮小したい時は、オブジェクトの四隅にある □ を内方向にドラッグする
    画面右側にある「拡大率」欄の数値の部分にマウスカーソルを合わせて、左右にドラッグしても OK です。
    Shift キーを押しながらドラッグすると、数値を細かく調整することができます)
    「拡大率」欄の数値の部分にマウスカーソルを乗せて、左右にドラッグする
    オブジェクトの配置を変更したい時は、プレビュー画面上で目的のオブジェクトを直接ドラッグ&ドロップすれば OK です。
    プレビュー画面上で、目的のオブジェクトを直接ドラッグ&ドロップする
  3. ちなみに、画面右側の「X」「Y」「Z」ボタンをクリック → 移動方法を選択することにより、オブジェクトが段々と移動していくような効果を再現することもできたりします。
    (「X」は横方向の位置、「Y」は縦方向の位置、「Z」は奥行きの位置)
    画面右側の「X」「Y」「Z」ボタンをクリック → 移動方法を選択する
    「X」「Y」「Z」ボタンをクリックして移動方法を選択すると、パラメータの数値ボックスが一つ増えて “ オブジェクト表示開始時の位置(左側の値)オブジェクト表示終了時の位置(右側の値) ” を指定できるようになります。
    (数値を変更すると、プレビュー画面上に移動先の場所がオレンジ色の点線で表示されます)
    “ オブジェクト表示開始時の位置(左側の値)とオブジェクト表示終了時の位置(右側の値) ” を指定できるようになる
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オブジェクトをトリミングする
  1. オブジェクトは、先頭、または末尾から、一定時間をカットして切り捨てることができます。
    オブジェクトの先頭から一定時間をカットしたい時は、目的とするオブジェクトの左端にマウスカーソルを合わせて、そのまま右方向にドラッグします。
    オブジェクトの左端にマウスカーソルを合わせて、そのまま右方向にドラッグする
    オブジェクトの末尾を削りたい時は、オブジェクトの右端にマウスカーソルを合わせて、左方向にドラッグします。
    オブジェクトの右端にマウスカーソルを合わせて、左方向にドラッグする
    末尾を削りたい時は、オブジェクトの右クリックメニュー「長さを変更」から、オブジェクトの長さ(秒数 / フレーム数)を指定しても OK です。
    (元の長さより長くすると、延ばした分は静止画になります)
    オブジェクトを右クリックし、「長さを変更」を選択する
    右端の部分を右方向にドラッグする
  2. ちなみに、タイムラインの左端にある ツマミ を左右にドラッグすることで、タイムラインを拡大 / 縮小 表示することができます。
    タイムラインを拡大 / 縮小 表示することも可能
    サイズの大きい動画を編集する時は、適宜タイムラインを縮小したりしながら操作するとよいでしょう。
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画像の再生時間を調整する
  1. 画像に関しては、右端の部分を右方向にドラッグ、または左端部分を左方向にドラッグすることで、再生時間を自由に調整することができます。
    右端の部分を右方向にドラッグする
    左端部分を左方向にドラッグする
  2. オブジェクトの右クリックメニュー「長さを変更」から、再生時間(秒数、またはフレーム数)を直接指定することも可能です。
    画像オブジェクトを右クリックし、「長さを変更」を選択する
    再生時間(秒数、またはフレーム数)を直接指定することも可能
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オブジェクトを分割する
  1. オブジェクトを分割したい時は、画面中央のシークバー、またはタイムラインカーソルをドラッグし、分割を行いたい場面に移動します。
    シークバーをドラッグし、分割を行いたい場面に移動する
    タイムラインカーソルをドラッグし、分割を行いたい場面に移動する
    シークバーの右側にある 前のフレームに移動 次のフレームに移動 ボタンをクリックし、分割地点をフレーム単位で探しても OK です。
  2. 分割したい場面に移動したら、メニューバー上の「編集」から「オブジェクトを分割」を選択します。
    メニューバー上の「編集」から「オブジェクトを分割」を選択する
    もしくは、オブジェクト上で分割したい地点を右クリックし、「分割」を選択します。
    オブジェクトを右クリックして「分割」を選択する
  3. オブジェクトが分割されました。
    オブジェクトが分割された
    分割されたオブジェクトは、左右にドラッグして切り離したり、別のレイヤーにドラッグしたりすることができます。
    分割されたオブジェクトは、左右にドラッグして切り離すことができる
    分割されたオブジェクトは、別のレイヤーに移動させることもできる
    どちらかが不要になった場合は、該当のオブジェクトを右クリックして「削除」を選択します。
    不要になったオブジェクトは、削除してよい

次のページでは、

を紹介します。

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