あらゆるアプリケーション上で動作するオーディオイコライザー!「Equalizer APO」。
Equalizer APO
Equalizer APO
あらゆるアプリケーション上で動作するオーディオイコライザー。
プリアンプ / ディレイ / ピーキング・フィルタ / ローパス・フィルタ / ハイパス・フィルタ / バンドパス・フィルタ / ローシェルフ・フィルタ / ハイシェルフ・フィルタ / ノッチフィルタ / 15 バンドイコライザー / 31 バンドイコライザー...
等々のフィルタを、指定した再生デバイス / 録音デバイス に直接かけることができます。
「Equalizer APO」は、あらゆるアプリケーション上で動作するオーディオイコライザーです。
指定したオーディオデバイス(録音デバイスも含む)から鳴る音に、様々なフィルタをかけられるようにするオーディオイコライザーで、アプリケーションを問わずにシステム全体で使えるところが最大の特徴※1。
1
ただし、サウンドカードドライバーが対応していないと使うことはできない。
利用できるフィルタには、
- プリアンプ
- ピーキング・フィルタ
- ローパス・フィルタ
- ハイパス・フィルタ
- バンドパス・フィルタ
- 15 バンドイコライザー※2
- 31 バンドイコライザー※2
2 この二つと可変バンドイコライザーを使用していると、時折ノイズが乗ることがあるようなので注意。
(動画や音楽を停止する時に、ハウリングのようなノイズが発生した)
フィルタを何も登録していなくても、ノイズが乗ることがある?模様。
「Configurator.exe」でデバイスへの適用をOFF にすると解消した。
3 設定したフィルタの内容は、プリセットとして保存することもできる。
イコライザーのないアプリケーション上で音楽を聞く時にはもちろん、録音の場面でも役立ってくれると思います。
ちなみに、特定のチャンネルにのみフィルタをかける機能や、デバイスごとに異なるフィルタを適用する機能 なども付いています。
使い方は以下の通り。
インストール時の注意点
- インストールの途中で、「Configurator」という画面が表示されます。
ここで、「Equalizer APO」によるイコライザー効果を適用したいデバイスにチェックを入れておきます。
「Playback devices」タブ内のアイテムは再生デバイスで、「Capture devices」タブ内のアイテムは録音デバイスになります。 - “ このオプションは、後から変更することもできます ” というダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします※4。
- インストールが完了すると、システムの再起動を促す画面が表示されます。
再起動を後で行いたい時は、「In want to manually reboot later」にチェックを入れてから「Finish」ボタンをクリックして下さい。
フィルタの設定
- システムを再起動させたら、インストールフォルダ内にある「Editor.exe」を実行します。
- 「Equalizer APO Configuration Editor」というウインドウが表示されます。
ここで、画面左端にある
ボタンをクリックし、利用するフィルタを選択&パラメータを設定していきます。
を押して削除してもOK ですし※5、そのまま利用してもOK です。
5ボタンが見えない時は、
をクリックする。
実際に実際に利用できるフィルタには、下記のようなものがあります。- Comment - コメントを挿入
- Control
- Include※6 - ほかの設定ファイル(作成済みのプリセット)を読み込む
- Device - フィルタを適用するデバイスを指定する
- Channnel - フィルタを適当するチャンネルを指定する
- Stage - フィルタをかけるタイミングを指定する(ミックス前 / 後、録音時)
ボタンをクリックし、ロードする設定ファイルを選択する。
ボタンを押すことで、選択ファイルの内容を新規タブで確認することも可能。
- Include※6 - ほかの設定ファイル(作成済みのプリセット)を読み込む
- Basic filters
- Preamp - 音量にゲインをかける “ プリアンプ ”
- Delay - ディレイ
- Copy※7 - チャンネルデータのコピー
左チャンネルの内容を右チャンネルにコピーしたいとすると、緑色のL ボタンを赤いR ボタンに向かってドラッグ&ドロップする。 - Preamp - 音量にゲインをかける “ プリアンプ ”
- Parametric filters
- Peaking filter - ピーキング・フィルタ
- Low-pass filter - ローパス・フィルタ
- High-pass filter - ハイパス・フィルタ
- Band-pass filter - バンドパス・フィルタ
- Low-shelf filter - ローシェルフ・フィルタ
- High-shelf filter - ハイシェルフ・フィルタ
- Notch filter - ノッチフィルタ
- All-pass filter - オールパスフィルタ
- Graphic equalizers※8
- 15-band graphic equalizer - 15 バンド・グラフィックイコライザー
- 31-band graphic equalizer - 31 バンド・グラフィックイコライザー
- Graphic equalizer with variable bands※9 - 可変バンド・グラフィックイコライザー
画面右端にあるボタンを押すことで、設定内容をCSV ファイルに書き出すことも可能。
(CSV ファイルを読み込む時は、ボタンを押す)
設定内容をリセットしたい時は、ボタンを押す。
9 調整する周波数ポイントを、自分で指定することができる。
任意の部分をダブルクリックすると、該当の箇所にポイントが作成される。 - Advanced filters
- Convolution - コンボルバ
ボタンをクリックすることで、該当のフィルタをOFF にすることも可能となっています。
- 「Equalizer APO Configuration Editor」で設定したフィルタの内容は、リアルタイムに適用されるようになっています。
そのため、何らかのアプリケーション上で適当な音声を再生し、音がどのように変化するのか確認しながら設定を行うとよいでしょう。
また、設定した内容が音をどのように変化させるのかは、画面下部の「Analysis panel」欄で確認することができます※10。
10 ここのグラフは、マウスホイールの回転で拡大・縮小 させることができる。
たとえば、「Preamp」で音量を上げると、グラフは下記のように変化します。
(赤い部分が、増幅された箇所) 一方、「High-pass filter」で低域の周波数帯をカットすると、下記のようになります。 - 登録したフィルタは、上から順に適用されていくようになっています。
フィルタの適用順を変更したい時は、フィルタをドラッグ&ドロップして順位調整を行います。 - 設定したフィルタの内容は、ファイルに書き出してプリセット化することもできます。
設定内容をファイルに書き出す時は、メニューバー上の「File」から「Save as」を選択 → 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、ファイルの保存先フォルダ&ファイル名 を指定すればOK です。
保存した設定ファイルを読み込む時は、「Include」フィルタを使ってロードします※11。
11 「config.txt」をベースに読み込み、その後下記のようにプリセットを読み込ませるかたちになる。 プリセットの編集を行いたい時は、メニューバー上の「File」 → 「Open」から目的のファイルを選択するか、「Include」でロードしてからボタンを押す。
- フィルタを設定したら、エディタウインドウは閉じてしまってOK です。
以後、指定しておいたデバイスから鳴る音に、設定しておいたフィルタが適用されるようになります。 - フィルタを無効化させたい時は、「Configurator.exe」を使うとよいでしょう。
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