様々な OS のブート USB を、素早く作成する!「Rufus」。
Rufus
Rufus
様々な OS のディスクイメージを元にして、ブータブルな USB を高速作成することができるソフト。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、ブータブルな USB ドライブを高速作成できるようにしてくれます。
作成する USB ドライブのパーティションスタイル(MBR / GPT) / ファイルシステム を指定する機能や、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能 等も付いています。
「Rufus」は、各種ディスクイメージを元にブート USB ドライブを作成することができるソフトです。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション(Ubuntu、Fedora、Gentoo など)、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、起動可能なブータブル USB ドライブを作成することができる... というブート USB 作成ツールで、イメージの焼き込み速度が非常に速くスピーディに使えるところが最大の特徴。
(速度比較表)
書き込み元のディスクイメージによっては、他のツールの 2 倍程度速く書き込めたりするので、比較的ストレスなく使うことができます。
また、作成する USB の
- パーティションスタイル(MBP / GPT)
- 起動モード(UEFI / BIOS)
- ファイルシステム(FAT32 / NTFS)
- クラスターサイズ
- ボリュームラベル
- システム要件チェックの有無(Windows 11)
色々とオプションを設定できる一方、基本的には書き込むイメージファイルを選択するだけなので、操作は非常に簡単です。
その他、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能も付いていたりします※1。
1 Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイル入手支援ソフト「Fido」が組み込まれている。
使い方は以下の通りです。
使用バージョン : Rufus 3.19
Windows のインストールディスクからディスクイメージを作成する時は、 「ImgBurn」 を使うと簡単です。
(「ディスクからイメージファイルを作成」機能を使う)
- まず、ブート USB として使用する USB ドライブを、パソコンに接続させます。
(この USB ドライブ内のデータは、すべて消去されるので注意) - 「Rufus」を実行します。
- 初回起動時に、「アップデートチェックを自動で行いますか?」という内容のダイアログが表示されるので、適宜「はい」か「いいえ」を選択しておきます※2。
アップデートチェックの ON / OFF は、メイン画面の左下にあるからいつでも変更することができます。
- メイン画面が表示されます。
- 次に、画面右上にある「選択」ボタンをクリックし、USB ドライブに焼き込むイメージファイルを選択します。
Microsoft のサーバーから Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイルをダウンロードし、そのイメージファイルを元にブート USB を作成する場合は、下記のような操作を行います。- まず、「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択します。
- そのまま、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
- 「ISO イメージのダウンロード」というダイアログが表示されます。
- 「リリース」というメニューが表示されるので、ダウンロードする Windows のバージョンを選択して「続ける」ボタンをクリックします。
- 続いて、「エディション」というメニューが表示されます。
- 「言語」というメニューが表示されるので、「日本語」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。
- 最後に、「アーキテクチャ」というメニューが表示されます。
- 選択した ISO イメージファイルのダウンロードが開始されます。 あとは、ファイルの保存先フォルダ&ファイル名 を指定すれば OK です。
- ISO イメージファイルのダウンロードが完了すると、自動的に該当のイメージを選択した状態になります。
- まず、「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択します。
- 続いて、画面中段にある
- パーティション構成
- ターゲットシステム
UEFI に対応しているパソコンを使用している場合で、OS を UEFI モードでインストールしたい場合は、「パーティション構成」を「GPT」、「ターゲットシステム」を「UEFI」にしておきます。 - 「ファイルシステム」「クラスターサイズ」に関しては、最適なものが自動設定されるので、通常はそのままで OK です。
- 画面中段の「ボリュームラベル」欄に、作成するブート USB のボリュームラベルを入力します。
- 基本的にはこれで設定完了です。
必要に応じて、- 機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成
- 不良ブロックを検出
「機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成」にチェックを入れると、作成された USB ドライブのアイコンが「Rufus」のものになります。 - 準備が整ったら、画面右下にある「スタート」ボタンをクリックします。
- Windows 11 のイメージファイルを書き込むときには、「Windows User Experience」というダイアログが表示されます。
- Remove requirement for Secure Boot and TPM 2.0
セキュアブート / TPM 2.0 の要件チェックを回避する - Remove requirement for 4GB+ RAM and 64GB+ disk
メモリ 4GB 以上 / ディスク 64GB 以上 の要件チェックを回避する - Remove requirement for an online Microsoft account※4
Microsoft アカウントの要件チェックを回避し、ローカルアカウントを作成可能にする - Disable data collection (Skip privacy questions)
データ収集を無効にする(プライバシーの質問をスキップする)
(Windows 11 を普通にインストールする場合は、すべてのチェックを外す)
4 ローカルアカウントを作成可能にするには、インストールをオフラインで行う必要がある模様。
また、イメージファイルによっては、「ISOHybrid イメージの検出」というダイアログが表示されることがあります。
ついでに、書き込むイメージによっては「ダウンロードが必要です」というダイアログが表示されるので、適宜「はい」を選択して必要なコンポーネントのダウンロードを行っておきます。 - Remove requirement for Secure Boot and TPM 2.0
- 最後に、「選択した USB ドライブ内のデータは、すべて削除されます」というような内容のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
- イメージファイルの書き込みが実行されるので、しばらく待ちます。
- 画面下部のメーターがいっぱいになり、ステータスバー上に「準備完了」と表示されたら処理完了です。
Rufus TOPへ |
おすすめフリーソフト
スポンサードリンク