Rufus

Rufus の概要や使い方を紹介しています

Rufus を紹介しているページです

様々な OS のブート USB を、素早く作成する!「Rufus」。

Rufus Rufus
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制作者 Pete Batard/Akeo
対応 8/8.1/10/11
バージョン 4.5
更新日時 2024-05-22
ファイルサイズ 1.4 MB
公式
BETA 込みのバージョン
ポータブル版

Rufus

様々な OS のディスクイメージを元にして、ブータブルな USB ドライブを高速作成することができるソフト。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、ブータブルな USB ドライブを高速作成できるようにしてくれます。
作成する USB ドライブのパーティションスタイル(MBR / GPT) / ファイルシステム を指定する機能や、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能 等も付いています。

Rufusは、各種ディスクイメージを元にブート USB ドライブを作成することができるソフトです。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション(Ubuntu、Fedora、Gentoo など)、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、起動可能なブータブル USB ドライブを作成することができる... というブート USB 作成ツールで、イメージの焼き込み速度が非常に速くスピーディに使えるところが最大の特徴。
書き込み元のディスクイメージによっては、他のツールの 2 倍程度速く書き込めたりするので、比較的ストレスなく使うことができます。
また、作成する USB の

  • パーティションスタイル(MBP / GPT)
  • 起動モード(UEFI / BIOS)
  • ファイルシステム(FAT32 / NTFS)
  • クラスターサイズ
  • ボリュームラベル
  • システム要件チェックの有無(Windows 11)
を設定できるなど、まずまずカスタマイズ性が高いところもポイントの一つ。
色々とオプションを設定できる一方、基本的には書き込むイメージファイルを選択するだけなので、操作は非常に簡単です。
その他、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能も付いていたりします※1
1 Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイル入手支援ソフト「Fido」が組み込まれている。

使い方は以下の通りです。

使用バージョン : Rufus 4.5

Windows のインストールディスクからディスクイメージを作成する時は、 「ImgBurn」 を使うと簡単です。
(「ディスクからイメージファイルを作成」機能を使う)
  1. まず、ブート USB として使用する USB ドライブを、パソコンに接続させます。
    (この USB ドライブ内のデータは、すべて消去されるので注意)
  2. 「Rufus」を実行します。
  3. 初回起動時に、「アップデートチェックを自動で行いますか?」という内容のダイアログが表示されるので、適宜「はい」か「いいえ」を選択しておきます※2
    アップデートチェックを自動で行いますか?
    2 Windows 8.1 ~ 11 のイメージダウンロード機能を利用する場合、アップデートチェックを有効化しておく必要がある。
    アップデートチェックの ON / OFF は、メイン画面の左下にある アプリケーションの設定を表示します からいつでも変更することができます。
    アップデートポリシーと設定
  4. メイン画面が表示されます。
    Rufus
    最初に、一番上の「デバイス」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、ブート USB として使用するデバイスを選択します。
    「デバイス」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、ブート USB として使用するデバイスを選択する
  5. 次に、画面右上にある「選択」ボタンをクリックし、USB ドライブに焼き込むイメージファイルを選択します。
    選択」ボタンをクリックし、USB ドライブに焼き込むイメージファイルを選択する
    Microsoft のサーバーから Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイルをダウンロードし、そのイメージファイルを元にブート USB を作成する場合は、下記のような操作を行います。
    1. まず、「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択します。
      「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択する
    2. そのまま、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
      「ダウンロード」ボタンをクリックする
    3. 「ISO イメージのダウンロード」というダイアログが表示されます。
      ISO イメージのダウンロード
      まず最初に、「バージョン」欄のプルダウンメニューをクリックし、ダウンロードする OS を選択 →「続ける」ボタンをクリックします。
      ダウンロードする OS を選択し、「続ける」ボタンをクリックする
    4. 「リリース」というメニューが表示されるので、ダウンロードする Windows のバージョンを選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      「リリース」というメニューが表示される
      ダウンロードする Windows のバージョンを選択して「続ける」ボタンをクリックする
      ちなみに、右下にある「戻る」ボタンを押すことにより、一つ前のメニューに戻ることも可能となっています。
      右下にある「戻る」ボタンを押すことで、一つ前のメニューに戻ることもできる
    5. 続いて、「エディション」というメニューが表示されます。
      「エディション」というメニューが表示される
      ここで、ダウンロードする Windows のエディションを選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      (Windows のバージョンによって、ダウンロードできるエディションは異なります)
      ダウンロードする Windows のエディションを選択して「続ける」ボタンをクリックする
    6. 「言語」というメニューが表示されるので、「日本語」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      「言語」というメニューが表示される
      「日本語」を選択して「続ける」ボタンをクリックする
    7. 最後に、「アーキテクチャ」というメニューが表示されます。
      「アーキテクチャ」というメニューが表示される
      ここで、x64(64bit 版)と x86(32bit 版)のどちらかを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックします。
      x64(64bit 版)と x86(32bit 版)のどちらかを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックする
    8. 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、ISO イメージファイルの保存先フォルダとファイル名を指定します。
    9. ISO イメージファイルの保存先フォルダとファイル名を指定する
    10. 選択した ISO イメージファイルのダウンロードが開始されます。
      ダウンロード中...
      そのまま、下部の「状態」欄にあるメーターがいっぱいになるまで待ちます。
    11. ISO イメージファイルのダウンロードが完了すると、自動的に該当のイメージを選択した状態になります。
      イメージファイルのダウンロードが完了すると、自動的に該当のイメージを選択した状態になる
  6. 続いて、画面中段にある
    • パーティション構成
    • ターゲットシステム
    欄で、作成する USB ドライブのパーティションスタイルと起動モードを選択します。
    作成する USB ドライブのパーティション構成と起動モードを選択
    作成した USB ドライブを最近のパソコンで使うのであれば、「パーティション構成」を「GPT」、「ターゲットシステム」を「UEFI」にしておきます。
    作成した USB ドライブを UEFI 非対応の古いパソコンで使う場合は、「パーティション構成」を「MBR」、「ターゲットシステム」を「BIOS (または UEFI-CSM)」にしておきます。
  7. 画面中段の「ボリュームラベル」欄に、作成するブート USB のボリュームラベルを入力します。
    「ボリュームラベル」欄に、作成するブート USB のボリュームラベルを入力する
  8. 「ファイルシステム」「クラスターサイズ」に関しては、最適なものが自動設定されるので、通常はそのままで OK です。
  9. 基本的にはこれで設定完了です。
    必要に応じて、下部にある「詳細なフォーマットオプションを表示」をクリックし、
    • 機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成
    • 不良ブロックを検出
    などのオプションを設定しても OK です。
    画面下部にある「詳細なフォーマットオプションを表示」をクリックする
    オプション設定
    機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成」にチェックを入れると、作成された USB ドライブのアイコンが「Rufus」のものになります。
    USB ドライブのアイコンが「Rufus」のものになる
  10. 準備が整ったら、画面右下にある「スタート」ボタンをクリックします。
    画面右下にある「スタート」ボタンをクリックする
  11. Windows 11 のイメージファイルを書き込む時には、「Windows ユーザーエクスペリエンス」というダイアログが表示されます。
    Windows ユーザーエクスペリエンス
    ここでは、
    • 4GB 以上の RAM、セキュアブート及び TPM 2.0 の要件を削除
      Windows 11 のインストール要件を回避
    • オンラインアカウントの要件を削除※3
      Microsoft アカウントの要件チェックを回避し、ローカルアカウントを作成可能にする
    • ローカルアカウントを次の名前で作成
    • 地域設定をこのユーザーと同じものに設定
    • データ収集を無効化(プライバシーの質問をスキップする)
    • BitLocker 自動デバイス暗号化を無効化します。
    といったオプションの ON / OFF を切り替えることができます。
    (Windows 11 を普通にインストールする場合は、すべてのチェックを外す)
    3 ローカルアカウントを作成可能にするには、インストールをオフラインで行う必要がある模様。
    また、イメージファイルによっては、「ISOHybrid イメージの検出」というダイアログが表示されることがあります。
    ISOHybrid イメージの検出
    通常は ISO イメージモードで書き込みを行いますが、USB 起動時にエラーが発生する場合は、DD イメージモードで作り直してみます。
  12. 最後に、「選択した USB ドライブ内のデータは、すべて削除されます」というような内容のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
    選択したUSB ドライブ内のデータは、すべて削除されます
    選択したUSB ドライブ内のデータは、すべて削除されます
  13. イメージファイルの書き込みが実行されるので、しばらく待ちます。
    イメージファイル書き込み中...
  14. 画面下部のメーターがいっぱいになり、ステータスバー上に「準備完了」と表示されたら処理完了です。
    準備完了

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