ImgBurn

ImgBurn の概要や使い方を紹介しています

ImgBurn を紹介しているページです

高機能なライティングソフト!「ImgBurn」。

ImgBurn ImgBurn
3.50 / 51331 票)
制作者 LIGHTNING UK!
日本語化パッチ 制作者 katgum
対応 98/2000/XP/Vista/7/8
バージョン 2.5.8.0
更新日時 2013-06-16
ファイルサイズ 3.8 MB
公式 : Mirror 7
ミラー
ポータブル版

ImgBurn

多機能かつ使いやすいライティングソフト。
データディスク / DVD・Blu-ray ビデオ / 音楽 CD / ブータブルディスク の作成に対応しています。
ISO / BIN / IMG / MDS / NRG / CDI / WAV+CUE などの イメージファイル 焼き、ファイルやフォルダを元にしたイメージファイル作成、書き込み内容のベリファイ、ディスクコピー、RW ディスクの内容消去、ディスクROM 化、オーバーバーン、音楽 CD 用の CUE シート作成... 等々の機能を備えています。

ImgBurnは、高機能なライティングソフトです。
“ 豊富に取り揃えたライティング機能 ” と “ 洗練された使いやすいインターフェース ” が特徴的なデータ書き込みソフトで、有料のソフトにも負けないくらい完成度が高く、そしてなによりも実用性が高いところが最大のポイント。
対応している機能には次のようなものがあり、ライティングに関する機能はほぼ全て備えていると言えます。

  • データディスク作成
  • DVD / Blu-ray ビデオ作成※1
    1 あらかじめ、DVD 互換データ / Blu-ray 互換データ を作成しておく必要がある。
    動画をDVD データに変換
    動画をBlu-ray(ブルーレイ)に変換
  • 音楽 CD 作成※2
    2 音楽 CD の素材にできるファイルは、システムにインストールされているコーデック / DirectShow Filter に依存。
    LAV Filters」をインストールしておけば、大抵のものは焼けるようになるはず...
  • イメージファイル作成
  • ブータブルディスク作成
  • イメージファイル焼き※3
    3 BIN / CCD / CDI / CDR / CUE / DI / DVD / GCM / GI / IBQ / IMG / ISO / LST / MDS / NRG / PDI / UDI 形式のイメージファイルに対応。
  • 作成するディスク / イメージ のファイルシステム設定※4
    4 ファイルシステムは、ISO9660 / ISO9660 + Joliet / ISO9660 + Joliet + UDF / ISO9660 + UDF / UDF の中から選ぶことができる。
    (UDF のリビジョンは、1.02 / 1.50 / 2.00 / 2.01 / 2.50 / 2.60 の中から選択することができる)
加えて、指定したディスクの内容を、イメージファイル※5 として丸ごとコピーすることもできたりします。
5 ディスクは、ISO / IMG / BIN 形式のイメージファイルとしてコピーすることができる。
音楽 CD は、WAVE + CUE としてコピーすることも可能。
WAVE + CUE のCUE シートは、「foobar2000」 「AIMP」 「XMPlay」 「VLC media player」 などで読み込むことができる。

できることは多く、またマニアックな設定も行えるようになっていますが、インターフェースがシンプルなので割りと簡単に行えると思います。

基本的な使い方は以下のとおり。

インストール時の注意
  1. インストール途中の「Choose Components」という画面で、インストールするコンポーネントを選択できるようになっています。
    Choose Components
    通常はそのままで OK ですが、「Uniblue Desktop Shortcuts」にはチェックを入れないように気をつけて下さい。
    (バージョンによっては、同梱されていないことがあります)
    • Icons and Shortcuts
      デスクトップやスタートメニュー内に、ショートカットを作成する
    • Install for All Users
      全てのユーザーにインストールする
    のチェックは任意です。
  2. 続いて、外部ソフトのインストールを促す画面が表示されます。
    外部ソフトのインストールを促す画面
    (二回くらい表示される)
    これらのソフトをインストールするメリットは特にないので、選択項目があれば「カスタムインストール」などを選択し、全てのチェックを外しておいて下さい。
    チェックを外す
    チェックを外す
    もしくは、「承諾しない」等、インストールしない方を選択しておきます。
    インストールしない方を選択
  3. 最後に、
      Would you like ImgBurn to periodically check if a newer version is available?
      ImgBurn 起動時に、新しいバージョンがないか定期的にチェックしますか?
    というダイアログが表示されますが、これは「はい」でも「いいえ」でもどちらでも OK。
    Would you like ImgBurn to periodically check if ~
  4. インストールが完了したら日本語化を行うので、「Run ImgBurn」のチェックを外しておきます。
    (バージョンによっては、このオプションがない場合もあります)
    インストール完了画面
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日本語化
  1. 日本語化工房-KUP さんのページから、日本語ランゲージファイルをダウンロードしてきます。
  2. 入手した ZIP ファイルを 解凍 し、中に入っていた「Japanese.lng」を「ImgBurn」のインストールフォルダ内にある「Languages」フォルダ内にコピーします。
    「Japanese.lng」を、「Languages」フォルダ内にコピーする
  3. 「ImgBurn.exe」を実行します。
  4. 通常、これで日本語化は完了していると思います。
    日本語化が完了した
    もし、画面が英語のままである場合は、メニューバー上の「Tools」から「Settings」を選択します。
    メニューバー上の「Tools」から「Settings」を選択する
  5. 設定画面が表示されます。
    下の方にある「Language」欄で、「System Default」を選択する
    そのまま、下の方にある「Language」欄で「System Default」を選択します。
  6. 右下の「OK」ボタンをクリックし、設定画面を閉じます。
  7. すると、「ImgBurn」のインターフェースが日本語表示になります。
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効果音の設定
  1. デフォルトでは、処理完了時 / エラー発生時 に音が鳴るようになっています。
    音を鳴らさないようにしたい場合は、メニューバー上の「ツール」から「設定」を選択します。
    メニューバー上の「ツール」から「設定」を選択する
  2. 設定画面が表示されます。
    設定画面(「サウンド」タブ)
    そのまま「サウンド」タブを開いて
    • 作業成功時にサウンドファイルを再生する
    • エラー時にサウンドファイルを再生する
    のチェックを外しておきます。
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イメージファイルの書き込み(書き込みに関する基本操作も含む)
  1. メニュバー上の「モード」から「書き込み」を選択します。
  2. 画面上部の「入力元」欄の右側にある ボタンをクリックし、焼きたいイメージファイルを選択します。
    イメージファイル焼き込み画面
  3. 画面左下の「出力先」欄で、書き込み先のディスクが入っているドライブを選択します。
  4. 必要であれば、「ベリファイ」にチェックを入れておきます※6
    6 データが、エラーすることなく書き込まれているかどうかをチェックする機能。
    エラーチェックを行う分時間がかかるが、重要なディスクを作成する場合はチェック推奨。

    ただし、ノート PC を使用している場合、ベリファイの際に “ トレイを手動で閉じる ” という操作が必要になることもあります。
  5. 準備が整ったら、画面左下にある大きなディスクアイコンをクリックします。
  6. ライティング処理が開始されます。
    書き込み先が RW ディスク、かつ、ディスクが空でない場合、
    • This disc needs to be erased before you can write to it.
      Would you like to erase it now ?
    というダイアログが表示されるので、「はい」をクリックしてディスクの消去を行います。
    (ディスクの消去が行われた後、自動でライティング処理が開始される)
    Would you like to erase it now ?
  7. ベリファイを行うようにしていた場合、書き込み終了後にディスクが一旦取り出し&再挿入 され※7、それから検証処理が開始されます。
    7 ノートパソコン等、スリムタイプのドライブを使用している場合、ディスク取り出しの際に「All attempts to automatically close the drive tray have failed!」というダイアログが表示される。
    All attempts to automatically close the drive ~
    このダイアログが表示されたら、「OK」ボタンを押し、トレイを手動で閉じてやる必要がある。

    尚、書き込み中に表示される画面の右上にある欄で、
    • (ディスクの) 取り出し
    • ベリファイ
    • イメージ削除
    • プログラム終了
    • シャットダウン
    といったオプションを指定することもできたりします。
    (いずれも、書き込み終了後に実行させるアクション)
    書き込み中に表示される画面
  8. しばらく待ち、「Operation Successfully Completed!」というダイアログが表示されたら書き込み完了です。
    「Operation Successfully Completed!」
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データの書き込み & イメージファイルの構築
  1. メニュバー上の「モード」から「構築」を選択します。
  2. 画面左上のリストに、焼きたいファイル / フォルダ、または、イメージ化したいファイルをドラッグ&ドロップします。
    データ焼き & イメージ構築
    画面右下にある計算機ボタンをクリックすることで、追加したファイルの総容量、および、ディスクの空き容量に対するファイルの総容量 を確認できたりもします。
  3. ファイルをそのまま焼く場合は、メニューバー上の「出力」から「デバイス」を選択 → 画面左下にある「出力先」欄で、書き込み先のディスクが入っているドライブを指定します。
    (必要に応じて、「ベリファイ」にもチェックを入れておく)
    メニューバー上の「出力」から「デバイス」を選択する
    データ焼き & イメージ構築
    ファイルをイメージ化する場合は、メニューバー上の「出力」から「イメージファイル」を選択 → 左下の「出力先」欄で、イメージファイルの保存先フォルダ & ファイル名を指定します。
    ボタンをクリックし、イメージの出力先フォルダ&ファイル名 を指定する)
    データ焼き & イメージ構築
  4. 作成するディスク / イメージ のファイルシステムを設定したい場合、および、システムファイルや隠しファイルをライティングしたい場合は、右側のパネル内にある「オプション」タブを開き、適宜設定を行っておきます※8
    「オプション」タブ
    8 DVD ビデオを作成する場合、ファイルシステムは「ISO9660 + UDF」、UDF リビジョンは「1.02」を選択する。
    Blu-ray ビデオを作成する場合、ファイルシステムは「UDF」、UDF リビジョンは「2.50」or「2.60」。
    ( BD-RE なら「UDF 2.50」、BD-R なら「UDF 2.60」)
  5. 必要であれば、「ラベル」タブでディスク / イメージ のボリュームラベルを設定したりしておきます。
    「ラベル」タブ
  6. ちなみに、「拡張」タブ内にある「ブータブルディスク」タブで、ブートイメージを指定することもできたりします。
    「ブータブルディスク」タブ
  7. データディスクを作成する場合、通常自動でファイナライズ※9 が行われます。
    9 データを追記できないように、ディスクを閉じる処理のこと。
    一応、メニューバー上の「ツール」→「設定」→ 「書き込み」タブの「書き込みタイプ」欄で、データを追記可能な状態で焼く「Incremental」「TAO」にすることもできるようになっています。
    (私の環境では、これらのモードでもなぜかファイナライズされました...)
    「書き込み」タブ
    しかし、「ImgBurn」は元々マルチセッションディスクの作成には向いていない?ようなので、追記可能なディスクを作成したい場合は、他のソフトを使うと良い思います。
  8. 準備が整ったら、画面左下にある大きなフォルダアイコンをクリックします。
  9. ボリュームラベルを設定しておかなかった場合、
      イメージファイルのボリュームラベルが指定されていません。
      自動的にボリュームラベルを作成しました。
      このボリュームラベルを使用しますか?
    というようなダイアログが表示されるので、「はい」を選択します。
    このボリュームラベルを使用しますか?
    (ここでボリュームラベルを編集することもできる)
  10. 少し待つと、焼き込むファイルに関する情報ダイアログが表示されます。
    焼き込むファイルに関する情報ダイアログ
    ここで「OK」ボタンをクリックすると、ライティング / イメージの作成 が開始されます。
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音楽 CD を作成する
  1. まず最初に、音楽 CD 用の CUE シート(トラックリスト)を作成します※10
    10 「Exact Audio Copy(EAC)」 等で作成した CUE シートがあれば、この作業は不要。
    メニューバー上の「モード」から「書き込み」を選択し、イメージファイルに付属している CUE シートをライティングすればよい。

    メニューバー上の「ツール」から「CD CUE ファイルの作成」を選択します。
  2. 「CD CUE ファイルの作成」という画面が立ち上がります。
    「CD CUE ファイルの作成」
    この画面内に、音楽 CD として焼きたい音声ファイルをドラッグ&ドロップします。
    焼きたい音声ファイルをドラッグ&ドロップする
    この時、リストに追加されたファイルを選択 → 画面右側の
    • 選択項目を一番上に移動する - 一番上に移動
    • 選択項目を上に移動する - 一つ上に移動
    • 選択項目を下に移動する - 一つ下に移動
    • 選択項目を一番下に移動する - 一番下に移動
    ボタンを押すことで、ファイルの書き込み順を変更することもできたりします。
    タグのトラック番号ごとにソートする ボタンを押すことで、タグのトラック番号順に並び替えることもできる)
  3. 必要に応じて、下部の欄で
    • プリギャップ - 各トラックの前に挿入する無音時間
    • CD-TEXT - オーディオのディスプレイなどに表示されるテキスト※11
    の設定を行っておきます。
    11 ファイルにタグが書き込んであれば、「タグ」にチェックを入れるだけでよい。
    (タグの編集は 「Mp3tag」 がおすすめ)
    画面右下の「デフォルトCD-TEXT (ディスク / トラック) 」を両方とも「タグ」にしておくと、次回から自動で「タグ」が選択された状態になる。
    CD-TEXT を自分で書き込みたい場合は、「カスタム」を選択する。
  4. 画面右下の「OK」ボタンをクリックし、「CD CUE ファイルの作成」画面を閉じます。
  5. 「名前を付けて保存」ダイアログが立ち上がるので、CUE シートの保存先フォルダ&ファイル名 を指定します※12
    「名前を付けて保存」ダイアログ
    12 CUE シートを作成した後は、素材となるオーディオファイルを他のフォルダに移動したりリネームしたりしないようにする。
  6. あとの操作は、イメージ焼きの時と全く同じです。
    画面上部の「入力元」欄で作成した CUE シートを読み込み、普通にライティングを行うだけ。
    イメージ焼き

ディスクコピー
  1. コピーしたいディスクを、光学ドライブに挿入します。
  2. 「ImgBurn」を起動し、メニューバー上の「モード」から「読み込み」を選択します。
  3. 画面左上の「入力元」欄で、コピーしたいディスクが入っているドライブを選択します。
    ディスクコピー
  4. 下の「出力先」欄の右側にある ボタンをクリックし、コピーされたイメージの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
    音楽 CD を “ WAVE + CUE ” としてコピーする場合は、 をクリックした後「ファイルの種類」を「WAV Files (*.wav)」にしておきます。
    音楽 CD を “ WAVE + CUE ” としてコピーする場合は、「ファイルの種類」を「WAV Files (*.wav)」にしておく
  5. 最後に、画面下部にあるディスクのアイコンをクリックすればコピー開始です。

その他、エラーすることなく焼けるかどうかをテストする「テストモード」や、DVD+R / DVD+RW / DVD+R DL の規格を、DVD-ROM の規格に書き換えてくれる「ROM 化※13 」、RW ディスクの内容を消去する機能※14、トレイロック... などの機能も付いています。
13 DVD+R 等のディスクを、DVD-ROM にしか対応していないドライブでも再生できるようにする機能。
ただし、この機能は、Nu Tech、Plextor、RICOH、Samsung、BenQ、LG、LITE-ON、NEC 製のドライブでしか使うことができない。

14 ディスク挿入後、メニューバーの「モード」から「ベリファイ」以外を選択 → メニューバー上の「ツール」→「ドライブ」→「ディスクの消去」から「高速」か「完全」のどちらかを選択する。
(その後確認ダイアログが表示されるので、「はい」をクリック)

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