指定したパーティション / ディスク を、イメージバックアップ!「Macrium Reflect Free Edition」。
Macrium Reflect Free Edition
Macrium Reflect Free Edition
指定したディスク or パーティション を、丸ごと完全にバックアップしてくれるソフト。
指定したディスク / パーティション を一つの
イメージファイル
としてバックアップし、後から完全な状態で復元できるようにしてくれます。
イメージを圧縮して保存する機能や、作成したイメージを仮想ドライブとしてマウントする機能、スケジュールバックアップ機能、Windows の起動前に起動して復元を行う機能... などが付いています。
「Macrium Reflect Free Edition」は、無料で使えるディスクバックアップソフトです。
指定したディスク / パーティション を一つのイメージファイルとしてバックアップし、後からその時の状態を “ そっくりそのまま完全に ” 復元できるようにする... というフルバックアップツールです。
処理の際には、“ Microsoft Volume Shadow copy Service ” という特殊な技術が使われるようになっていて、これにより稼働中のファイルでも普通にバックアップできるようになっています。
(そのため、システムドライブを丸ごとバックアップすることもできる!)
システムドライブをバックアップしたい時にはもちろん、ハードディスクを引越しさせたい時 などにも便利。
その他、
- Windows 10 のブートメニュー内に、「Macrium Reflect」を起動可能な Windows 回復環境(Windows RE) を組み込む機能
- Windows 回復環境(Windows RE)を起動可能な ブート USB / CD / DVD を作成する機能
- 指定した周期ごとに自動でバックアップを行う “ スケジュールバックアップ ”
- バックアップイメージを “ VHD ” 形式のイメージファイルに変換する機能
使い方は以下の通り。
- ダウンロード&インストール
- バックアップの実行
- Windows 回復環境(Windows RE)の作成
- イメージの復元( Windows 回復環境を使わない場合)
- イメージの復元( Windows 回復環境を使う場合)
- 作成したイメージのマウント(読み取り)
- 不要になったバックアップイメージを削除
- スケジュールバックアップ
ダウンロード&インストール
- ファイルダウンロード時には E メールの登録を促す画面が表示されますが、E メールの登録は必須ではありません。 E メールの登録を行いたくない場合は、右下にある「Continue」ボタンをクリックしてください。
- 「Macrium Reflect」のインストーラーは、Web ダウンローダー経由で入手することになっています。
Web ダウンローダーを実行すると、最初に「Macrium Reflect Download Agent」という画面が表示されるので、中段の「Save to folder」欄でインストーラーの保存先フォルダを選択 → それから右下の「Download」ボタンをクリックしてください※1。
(保存先フォルダは、右端のボタンをクリックして指定する)
- インストールの途中で「License key」という画面が表示されたら、「Home」にチェック → 「Next」ボタンを押してください。
- 続いて「Registration」という画面が表示されますが、登録は必須ではありません。
バックアップの実行
- 「Reflect.exe」を実行します。
- バージョンによっては、起動時に E メールの登録を促すダイアログが表示されることがあります。
- メイン画面が表示されます。
画面右側に、ディスク / パーティション の構成を表す画像が表示されていると思います。
バックアップしたいディスク or パーティション にチェックを入れ、ディスク構成図の下にある「Image this disk」というリンクをクリックします。
パソコンに複数のハードディスクを接続させている場合、右側の画面でスクロールバーをスクロールさせ、バックアップ対象のディスク or パーティション にチェック → その下に表示された「Image this disk」をクリックして下さい。
システムドライブのみをバックアップしたい時は、メニューバー上の「Backup」から「Backup Windows」を選択します。 - 「Select Source Drive(s) and Image Destination」というウィザードが表示されます。
この画面の下部にある「Destination」欄で、作成されたイメージファイルの出力先を設定します。
出力先は、次のうちどちらかにすることができます。- Folder - 任意のフォルダ内※2
- CD / DVD Burner - CD / DVD メディア
2ボタンをクリックし、出力先を設定する。
(ここで指定したフォルダの場所は、忘れないように注意する)
ちなみに、- パスに日本語が含まれているフォルダ
- バックアップ元と同じパーティション内にあるフォルダ
- 「Edit the Plan for this Backup」という画面が表示されます。
ここでバックアップのスケジュール設定を行うこともできますが、後からでも設定できるので、そのまま「Next」ボタンをクリックします。
スケジュールバックアップ - 「Imaging Summary」という画面が表示されます。
通常はこのまま右下の「Finish」ボタンを押して OK ですが、左下の「Advanced Options」というリンクをクリックすることで、詳細なバックアップ設定を行えるようにもなっています。
行えるバックアップ設定は、主に下記の二つ。
- compression - 圧縮レベル、コピー方法
- File Size - イメージファイルのサイズ
- 最後に、「Backup Save Options」という画面が表示されます。
3 下の「Enter a name for this backup definition」欄で、バックアップ定義ファイル(XML)の保存先フォルダ&ファイル名 を指定することもできる。
ここでも、出力先のパスに日本語が含まれていると、正常に処理することができない?模様。 - バックアップが実行されるので、そのままじっくりと待ちます。
- しばらく待ち、「Image Completed Successfully in ○○」というダイアログが表示されたらバックアップ完了です。
( Core i7-8700、メモリ 16 GB )
また、圧縮率はデフォルトの「Medium」で、作成されたイメージは 72 GB でした。
Windows 回復環境(Windows RE)の作成
- システムドライブの内容をバックアップし、作成されたバックアップイメージをシステムドライブに上書きする場合、その操作は Windows 回復環境(Windows RE)から実行する必要があります。
この Windows 回復環境は、Windows 10 のブートメニューから起動したり、USB ドライブ / CD / DVD から起動したりすることができます。
以下に、その Windows 回復環境の作成方法を紹介します※4。
4 バックアップイメージを C ドライブに上書きしないのであれば、Windows 回復環境は不要。
例えば、C ドライブのバックアップイメージを F ドライブ内に保存し、それを E ドライブに復元する時などは、Windows 回復環境を使わなくてもよい。 - Windows 回復環境を起動可能な USB ドライブ / CD / DVD を作成する場合は、空の USB ドライブ / CD / DVD をパソコンに挿入しておきます※5。
(この USB / CD / DVD の内容は、レスキューメディアの内容で上書き消去されます)
5 USB ドライブは、FAT32 でフォーマットされている必要がある。
Windows 回復環境を Windows 10 のブートメニュー内に組み込む場合、USB 等は必要ありません。 - 「Macrium Reflect Free Edition」を起動し、メニューバー上の「Other Tasks」から「Create Rescue Media」を選択します。
- 「Macrium Rescue Media Builder」という画面が立ち上がります。
- Windows Boot menu - Windows 10 のブートメニュー内に組み込む
- Removable USB Flash Drive - USB ドライブに書き込む
- CD / DVD Burner - CD / DVD に書き込む
(「ISO File」を選択することで、ISO イメージファイルとして保存することもできる) - Windows 回復環境の構築が開始されるので、しばらく待ちます。
(選択している USB ドライブの内容は、Windows 回復環境の内容で上書き消去されます) - 少し待ち、「Boot menu successfully added」、もしくは「Rescue media successfully created」というダイアログが表示されたら作業完了です。
(ブートメニューの表示方法は、次のページで紹介しています)
次のページでは、
- 作成したイメージファイルを、ディスクに復元する方法( Windows 回復環境を使わない場合)
- 作成したイメージファイルを、ディスクに復元する方法( Windows 回復環境を使う場合)
- 作成したイメージファイルを、マウントする(読み込む)方法
- 不要になったバックアップイメージを削除する方法
- スケジュールバックアップの設定方法
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