モダンなインターフェースのファイルマネージャー!「Files」。
Files
タブ切り替え機能&二画面表示機能 などを備えたモダンなインターフェースのファイルマネージャー。
エクスプローラをモダンにしたような感じのファイルマネージャーで、パソコン内のファイルをタブや二画面表示機能で効率よく管理できるようにしてくれます。
よく使うフォルダをサイドバーに固定して表示する機能や、右クリックで選択したアイテムのパスをコピーする機能、表示中のフォルダをカレントにしてターミナルアプリを開く機能 等が付いています。
「Files」は、タブ切り替え型のファイラーです。
Fluent Design を採用したモダンなインターフェースのファイルエクスプローラで、シンプルさと機能面のバランスが程良く取れた使いやすいファイル管理ソフトです。
基本的な操作感はエクスプローラと同じですが、独自の機能として
- 複数のフォルダを、タブ形式で表示する機能
- フォルダを左右に並べて表示する二画面表示機能
- よく使うフォルダを、サイドバーに固定して表示する機能(クイックアクセス風の機能)
- 右クリックで選択したアイテムのパスをコピーする機能
- 表示中のフォルダをカレントディレクトリにした状態で、ターミナルアプリ( CMD など)を開く機能
- ファイルのタイムスタンプを、独自のフォーマット(yyyy年mm月dd日)で表示する機能
- ファイルとフォルダを一まとめにソートする機能
一方、
- サイドバーに、フォルダツリーを表示できない
- ファイルのプロパティ画面内に、「共有」「以前のバージョン」タブがない
- ツールバーが、エクスプローラのリボンに比べるとかなりシンプル
(戻る / 進む / 一つ上の階層へ / 更新 / 検索 / 新規作成 / 切り取り などのボタンはある)
1 バージョン 2.0.33 時点。
開発は積極的に行われているようなので、各種機能が後々追加されていく可能性はある。
基本的な使い方はエクスプローラと同じなので、独自機能の部分についてのみ紹介します。
使用バージョン : Files 2.0.33
- 複数のフォルダを、タブ形式で開く
- 二つのフォルダを左右に並べて、二画面表示にする
- よく使うフォルダを、サイドバーに固定して表示する
- 右クリックで選択したファイルのパスをコピーする
- 現在表示中のフォルダをカレントにし、ターミナルアプリを開く
- その他留意事項
- オプション設定
複数のフォルダを、タブ形式で開く
- 新しいタブで開きたいフォルダを右クリックし、「新しいタブで開く」を選択します。
もしくは、アクティブなタブの右側にある + ボタンをクリックします。
(ホットキー “ Ctrl + T ” を押しても同じ) - 新しいタブが表示され、フォルダを選択していた場合は該当フォルダの内容が表示されます。
このタブを右クリックすることで、
- 新しいタブを開く
- タブを複製する
- 新しいウインドウにタブを移動する
二つのフォルダを左右に並べて、二画面表示にする
- まず、画面右上にある歯車アイコンをクリックします。
- 設定画面が表示されます。 そのまま、左メニュー内の「マルチタスク」を開き、「デュアルペインビューを有効に」のスイッチをオンにします。
- 設定画面を閉じます。
- 現在表示しているフォルダの右側に並べて表示したいフォルダを右クリックし、「セカンダリペインで開く」を選択します。
もしくは、ツールバーの右端にある
ボタンをクリックして「新しいペイン」を選択します。
(ホットキー “ Alt + Shift + + ” を押しても同じ) - 右側にペインが追加され、フォルダを選択していた場合は該当フォルダの内容が表示されます。
これで、左右のフォルダ間でファイルをやり取りできるようになります。
(ドラッグ&ドロップにも対応)
二画面表示を解除したい時は、左右ペインの中央にあるボーダーをドラッグします。
よく使うフォルダを、サイドバーに固定して表示する
- サイドバーに固定したいフォルダを右クリックし、「よくやり取りする連絡先に固定」を選択します。
- 選択していたフォルダが、サイドバーに固定されます。
サイドバーの固定を解除したい時は、目的のフォルダを右クリックして「お気に入りから固定解除」を選択します。
右クリックで選択したファイルのパスをコピーする
- パスをコピーしたいファイルやフォルダを右クリックし、「場所をコピー」を選択すれば OK です。
現在表示中のフォルダをカレントにし、ターミナルアプリを開く
- カレントディレクトリとしたいフォルダの背景で右クリックし、「ターミナルで開く」を選択します。
- 表示していたフォルダをカレントディレクトリにした状態で、ターミナルアプリが表示されます。
デフォルトではコマンドプロンプトが表示されますが、「Windows Terminal」をインストールしている場合は「Windows Terminal」が起動するようです。
(設定により変更可)
その他留意事項
- デフォルトでは、右クリックメニュー内の一部コマンドが「その他」メニュー内に格納されている場合があります。
(設定画面の「外観」タブで、サブメニュー化しないように設定することも可能) また、「切り取り」「コピー」「貼り付け」などのコマンドが、右クリックメニューの上部にボタン形式で配置されているので、この点も注意が必要です。
(左から順に、切り取り / コピー / 貼り付け / 名前の変更 / 削除 / プロパティ) - 新しいフォルダを作成したい時は、ツールバーの左端にある「新規」ボタンをクリック →「フォルダ」を選択します。 もしくは、フォルダの背景で右クリック →「新規」から「フォルダ」を選択します。
- ツールバーの右側にある
ボタンをクリックすることにより、
- レイアウトモード(詳細 / タイル / 小さいアイコン など)の変更
- 隠しファイルの表示を ON / OFF 切り替え
- 拡張子の表示を ON / OFF 切り替え
オプション設定
- 画面右上にある歯車アイコンをクリックします。
- 設定画面が表示されます。
設定可能なオプションは
- 外観
- 起動時
- 個人用設定
- サイドバー
- マルチタスク
- ファイルとフォルダ
- 実験的機能
各カテゴリーでは、下記のようなオプションの設定を行うことができます。
外観- 色(テーマ)を選択
- システム設定の使用
- ライト
- ダーク
- オーバーフロー項目をサブメニューに移動
右クリックメニュー内の一部コマンドを、サブメニュー(「その他」)内に格納する
起動時- 起動時に表示するフォルダ
- 新しいタブ
- 最後の操作を続行
- 特定のページを開く
- フォルダーを開く時の設定
- 新しいタブでフォルダを開く
- 常に新しいインスタンスを開く
個人用設定- 言語
- ターミナルアプリケーション
- CMD
- PowerShell
- Windows Terminal(インストールしている場合のみ)
- 日付の形式
- アプリ
- システム
- ファイルやフォルダを削除するときに確認ダイアログを表示
- 新しいタブでフォルダを開く
サイドバー- お気に入りセクションを表示
- ごみ箱をお気に入りに固定
- ライブラリセクションを表示
- ドライブセクションを表示
- クラウドドライブセクションを表示
- ネットワークセクションを表示
- WSLセクションを表示
マルチタスク- タブのカスタマイズ
- タイトルバーに垂直タブフライアウトを表示
- デュアルペイン
- デュアルペイン表示を有効にする
- 常にデュアルペインで新しいタブを開く
新しいタブを開いたときに、いつも二画面モードにする
ファイルとフォルダ- すべてのファイルとフォルダーを表示する
- 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない
- 既知のファイルタイプの拡張子を表示する
- シングルクリックでアイテム(ファイル)を開く
- Open folders with a single click
シングルクリックでフォルダを開く - ファイルと一緒にディレクトリを一覧表示して並べ替える
- ファイルやフォルダを検索するときに、インデックス付けされていないアイテムを表示する
- ディレクトリのごとに設定を保存
実験的機能- ファイルタグを有効化※1
- ファイルタグを編集
- Set Files as default file explorer
「Files」をエクスプローラと置き換える
Files TOPへ |
おすすめフリーソフト
スポンサードリンク