Autorun Organizer

Autorun Organizer の概要や使い方を紹介しています

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Windows のスタートアップを、最適化する!「Autorun Organizer」。

Autorun Organizer
3.43 / 563 票)
制作者 Chemtable Software
日本語言語ファイル制作者 tilt
対応 7/8/8.1/10/11
バージョン 5.39
更新日時 2023-11-16
ファイルサイズ 20.9 MB

Autorun Organizer

Windows のスタートアップを、最適化することができるソフト。
Windows 起動時に自動で起動するアプリケーション / サービス / ドライバー を、削除 / 一時的に無効化 / 指定した秒数だけ遅らせてから起動 するようにし、システム起動時の負荷を軽減できるようにします。
Windows が起動完了するまでにかかった時間を測定する機能や、登録アイテムの安全性を VirusTotal で評価する機能、任意のファイルをスタートアップに登録する機能... 等も付いています。

「Autorun Organizer」は、スタートアップ時に起動するアイテムを最適化することができるソフトです。
スタートアップ※1 に登録されているアプリケーションや、サービスアプリケーション / ドライバー を、

  • 指定した秒数だけ遅らせてから起動するように設定
  • 一時的に無効化
  • 削除
したりすることにより、Windows の起動をスムーズに行えるようにする... というスタートアップ最適化ツールです※2
1 レジストリ、スタートアップフォルダ、タスクスケジューラ。
2 通常、スタートアップに登録されているアプリケーションは同時に起動するので、システムに負荷がかかりやすい。
その結果、システムが停滞し、起動が完了するまでに時間がかかってしまう。

登録されているアイテムを個別に管理できるのはもちろん、複数のアイテムをまとめて操作したりすることも可能となっています。
普段、“ Windows の起動に、時間がかかりすぎている ” と感じている人や、Windows 起動時に余計なソフトが起動していたりする人におすすめです。
その他、
  • スタートアップに登録されているアイテムの安全性を、VirusTotal でチェックする機能
  • スタートアップへのアイテム登録を監視する機能
  • 一度削除したファイルの再登録を、自動でブロックする機能※3
  • 任意のファイルを、スタートアップに登録する機能※4
... なども付いていたりします。
3 ブロックは、手動で解除することもできる。
4 スタートアップフォルダには登録できない模様。
(レジストリ内にしか登録できない)

使い方は以下の通り。

使用バージョン : Autorun Organizer 5.12
インストール時の注意
  1. バージョンによっては、インストールの際に外部ツールのインストールを促す画面が表示されることがあります。
    (「ソフトウェアの特典」という画面)
    Bonus Software
    このような画面が表示されたら、“ インストールしない ” 方を選択してください。
    (「 ~ をインストール」のチェックを外す等)
  2. また、インストール完了の画面で「データ転送に必要な機能を有効化」にチェックを入れておくと、スタートアップアイテムの安全性チェック機能を ON にすることができます。
    インストール完了の画面
    安全性のチェックは、スタートアップアイテムの情報を VirusTotal に送信することで行われますが、これは自動で行われるようになっています。
    ファイルの情報が勝手に送信されるのが嫌な場合は、このオプションのチェックを外しておくとよいでしょう。
    (安全性チェック機能は、後から有効化することもできます)
    逆に、インストールした後に安全性チェック機能を無効化する時は、メイン画面の右上にあるメニューボタンをクリック →「VirusTotal オンラインスキャン」のチェックを外して下さい。
    メニューボタンをクリック →「VirusTotal オンラインスキャン」のチェックを外す
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日本語化
  1. 「AutorunOrganizer.exe」を実行します。
  2. 最初に「非公式の日本語翻訳を利用可能です。有効にしますか?」というダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
    非公式の日本語翻訳を利用可能です。有効にしますか?
  3. 続いて、「非公式に作成された翻訳が有効になります」というダイアログが表示されます。
    非公式に作成された翻訳が有効になります
    ここはそのまま「OK」ボタンをクリックします。
  4. メイン画面が表示され、スタートアップに登録されているアプリケーションがリスト表示されます。
    Autorun Organizer
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スタートアップに登録されているアイテムを、無効化 / 削除 / 遅延起動 する
  1. リスト上で任意のアプリケーションを選択すると、下部の欄で該当アプリの
    • パス
    • 名前
    • Virustotal による調査結果(アプリの安全性) - 機能を有効化している場合のみ
    を確認することができます。
    アプリのパス / 名前 / 安全性 を確認できる
    ここでは、選択しているアプリの自動起動を一時的に無効化したり、30 秒後に読み込むようにしたり※5、スタートアップから除去したりすることが可能となっています。
    5 任意の秒数後に読み込むようにしたい場合は、右クリックメニューの「遅延読み込み対象」から遅延秒数を指定する。
    アプリケーション遅延読み込みの秒数

    尚、「Autorun Organizer」によって “ 遅延起動させても問題ない ” と認識されているアプリケーションが検出された場合、画面下部に
    • いくつかのスタートアップアプリケーション(数字)を遅延読み込みすることで、システムのブート時間を短縮できます
    という通知が表示されます。
    〇 つのスタートアップを遅延読み込みにすることで、システム起動時間を短縮できます
    この通知内にある「詳細を表示」ボタンをクリックすることで、該当のアイテムを最適な時間後に遅延起動させることが可能となります。
    (「最適化を実行」ボタンを押せばよい)
    最適化を実行
    完了! 1 つのアプリケーションを最適化
  2. また、下部のパネル内にある「システム読み込み時間」タブを選択 → 「各システムの読み込み時間を測定」のスイッチを ON にしておくと、システムが起動完了するまでにかかった時間を毎回測定できるようになります。
    (今すぐに再起動して起動時間を測定したい場合は、「再起動して測定」ボタンを押す)
    「システム読み込み時間」タブ
    システム読み込み時間の測定中...
    システムの読み込み 〇〇 秒
    最近のシステムロード時間
  3. デフォルトでは、
    • レジストリ
    • スタートアップフォルダ
    • タスクスケジューラ
    に登録されているアイテムのみが表示されますが、必要に応じてサービスアプリケーションやドライバーを表示することも可能です。
    サービスアプリケーションやドライバーも表示させたい時は、画面上部にある「カスタム」ボタンをクリックし、表示させたいアイテムにチェックを入れます。
    「カスタム」をクリックする
    隣の「すべて」ボタンを選択することで、システムアプリケーションを除くすべてのスタートアップアイテムを表示させることもできたりします。
    システムアプリケーションを除くすべてのスタートアップアイテムを表示させることもできる
  4. リスト上でアイテムを右クリックすることにより、
    • スタートアップエントリの場所(=登録先の場所)を表示
    • このファイルのプロパティを表示
    • ファイル場所を開く
    • オンライン検索※6
      6 英語のキーワードで検索が実行されるので、あまり実用的ではないかも?
    • 無効
    • 30 秒間の遅延読み込み
    • 遅延読み込み対象 - 任意の秒数後に読み込む
    • 除去
    • 除去と再表示の阻止 - 除去&再登録をブロックする
    といったコマンドを実行することも可能となっています。
    右クリックメニュー
  5. 画面右上にあるメニューボタンをクリック →「エントリの一括変更」にチェックを入れると、複数のアイテムを一括して無効化 / 有効化 できるようになります。
    「エントリの一括変更」にチェックを入れる
    操作は、「エントリの一括変更」にチェック → アイテム名の前にチェックボックスが表示されるので、無効化したいアイテムのチェックを外せば OK です。
    実行コマンドを選択
  6. ちなみに、右クリックメニューから「除去と再表示の阻止」したアイテムがスタートアップに再登録されると、該当アイテムの登録がブロックされます。
    ブロックされたアイテムを正常に登録したい時は、画面左上に表示された いくつかのアプリケーションのスタートアップをブロック マークをクリック →「ブロックされたアプリケーション」という画面が表示されるので、再登録したいアイテムにチェックを入れて「アプリケーションを復帰」ボタンをクリックします。
    赤いビックリマークをクリック
    ブロックされたアプリケーション
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スタートアップを監視する
  1. スタートアップに何らかのアイテムが登録された時に、通知を表示する機能も付いています。
    この機能を利用する場合は、画面上部にある「通知」というスイッチを ON にします。
    「通知」というスイッチを ON にする
  2. 「通知」機能が有効になっていると、スタートアップにアイテムが登録された時に「新たなスタートアップ」という通知が表示されるようになります。
    「新たなスタートアップ」という通知
    この通知をクリックすると「Autorun Organizer」が起動し、「新しいエントリ」という欄で登録されたアイテムの情報を確認&各種操作を行えるようになります。
    「新しいエントリ」欄で、登録されたアイテムの情報を確認&各種操作を行えるようになる
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任意のアイテムを、スタートアップに登録する
  1. スタートアップリスト上で右クリックし、「スタートアップに追加」を選択します。
    スタートアップリスト上で右クリックし、「スタートアップに追加」を選択する
  2. 「新規スタートアップエントリの追加」という画面が表示されます。
    新規スタートアップエントリの追加
    ここで、右上にある ... ボタンをクリックし、Windows 起動時に自動で起動させたいファイルを選択します。
  3. ファイルを選択すると、「名前」欄にも選択ファイルの名前が自動で入力されます。
    ファイルを選択すると、「名前」欄にも選択ファイルの名前が自動で入力される
    必要であれば、ここの名前も変更して「次へ」ボタンをクリック。
  4. 「ファイルへのパスを指定」という画面が表示されます。
    ファイルへのパスを指定
    ここで、アイテムの登録先パスを選択します。
    登録先は、下記の中から選ぶことができます。
    • HKEY_CURRENT_USER\...\Run
      現在のユーザーのスタートアップ
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\...\Run
      すべてのユーザーのスタートアップ
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\...\RunOnceEx
      すべてのユーザーのスタートアップ(一度限りのみ有効)
    • HKEY_CURRENT_USER\...\RunOnce
      現在のユーザーのスタートアップ(一度限りのみ有効)
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\...\RunOnce
      すべてのユーザーのスタートアップ(一度限りのみ有効)
  5. 選択していたアイテムが、スタートアップに登録されます。
    登録したいファイルが他にも存在する場合は、同様の手順で登録処理を行います。

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