Vista / 7 / 8 / 10 の便利な音量調整機能
Vista / 7 / 8 / 10 には、
- 各種アプリケーションの音量を、一元的に管理&調整 することができる「音量ミキサ」
これは、ボリュームコントロールの親玉みたいなソフトで、
- 現在実行しているアプリケーションの音量を、一つの画面内でまとめて管理することができる
- 各アプリケーションの “ デフォルト音量値 ” を記憶させることができる
1 アプリケーションに付いているボリューム機能を直接弄るのではなく、アプリケーションの音量をシステム側で調整している。

▲ インターフェースは非常にシンプルで、直感的に使うことができる
この「音量ミキサ」を使うと、たとえば
- “ Windows 標準の効果音 ” 、そして “ アプリケーションA ” のボリュームはそのままに、 “ アプリケーションB ” のボリュームのみを上げる。
- Windows のシステム音量は “ 50 ” 、
- Google Chrome のボリュームは “ 30 ” 、
- Firefox のボリュームは “ 0 ” ( = ミュート ) 、
- Media Player Classic - Homecinema のボリュームは “ 45 ” を 初期値とする。
それぞれのプログラムに “ 独立した音量値 ” を設定することができるので、
- システムの効果音は丁度良い音量だけれど、ブラウザから鳴る音が大きすぎて困る
- ブラウザで鳴る音の大きさと、メディプレイヤーで再生される音の大きさに差がありすぎる
アプリが使用する再生デバイスと録音デバイスを固定する方法(Windows 10)
使い方は以下の通り。
- タスクトレイ上のボリュームアイコンを右クリックし、「ミキサ」を選択※2。
2 Windows 7 / 8 / 10 では、「音量ミキサーを開く」。
タスクトレイ上にボリュームアイコンが表示されていない場合は、タスクトレイ上で右クリック → 「プロパティ」を開き、「システムアイコン」欄の「ボリューム」にチェックを入れておく。
( Windows 7 / 8 / 10 では、「音量」を「オン」にしておく)
「Win」+「R」で “ ファイル名を指定して実行 ” を呼び出し、そこに sndvol と入力 →「OK」をクリックしても同じです。 - 音量調整を行いたいアプリケーションを実行し、なんらかの音を鳴らしてみます。
- すると、「音量ミキサ」に
- 該当アプリのアイコンと、
- 該当アプリの音量を表すスライダー
- あとは、該当アプリの欄に表示されているスライダーを、上下にドラッグして音量を調整するだけ。
(ここで調整した音量値は、リアルタイムに反映されます) - 納得いく音量値になったら、そのまま「×」ボタンを押して「音量ミキサ」を閉じます。
- これで設定完了です。
以後、該当アプリの音量が、先ほど設定した音量値を「デフォルト」にして起動するようになります。
尚、「音量ミキサ」は一応単体のプログラムなので、ランチャー
に登録したり、ショートカットを作成しておいたりしても便利に使えるかと思います※3。
3
「C:¥Windows¥system32」フォルダ内にある「SndVol.exe」が「音量ミキサ」。
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