Stability Matrix

Stability Matrix の概要や使い方を紹介しています

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Stable Diffusion の各種 Web UI を、簡単な操作でインストール / 起動 / 管理 できるようにする!「Stability Matrix」。

Stability Matrix Stability Matrix
3.22 / 564 票)
制作者 Lykos AI
対応 -
バージョン 2.12.2
更新日時 2024-10-10
ファイルサイズ 121 MB

Stability Matrix

Stable Diffusion の各種 Web UI を、簡単な操作でインストール / 起動 / 管理 できるようにするソフト。
WebUI reForgeAUTOMATIC1111FooocusSD.NextInvokeAIComfyUIVoltaML といった Stable Diffusion の各種 GUI を、簡単な操作でインストール / アップデート / 起動 できるようにしてくれます。
LoRA / LyCORIS / ControlNet 等の追加学習ファイルを管理する機能や、Civitai で公開されているモデルを内蔵ブラウザから直接検索&インストールする 機能なども付いています。

Stability Matrixは、クロスプラットフォーム対応の Stable Diffusion パッケージマネージャーです。

  • Stable Diffusion WebUI reForge
  • Stable Diffusion WebUI Forge
  • AUTOMATIC1111
  • Fooocus
  • Fooocus-ControlNet
  • RuinedFooocus
  • SD.Next Web UI
  • Stable Diffusion Web UI-UX
  • InvokeAI
  • ComfyUI
  • VoltaML
  • kohya_ss
といった Stable Diffusion の 各種 Web UI を、ワンクリックでインストール / アンインストール したり、ワンクリックで起動 / アップデート できるようにしたりするパッケージマネージャーで、Stable Diffusion の 各種 GUI を簡単なクリック操作のみでインストール&管理 できるようにしてくれます。
完全なポータブル仕様にできるところも大きな特徴で、インストール後は「Stability Matrix」フォルダを丸ごとコピーするだけで、Stable Diffusion 環境をコピーできるようになります。
(Git や Python をシステムにインストールする必要もなし)
普段、 Stable Diffusion で絵を生成している人におすすめです。
その他、Checkpoint / LoRA / LyCORIS / ControlNet / VAE 等のファイルをドラッグ&ドロップでインストールできるようにする機能や、Civitai で配布されているファイルを内蔵ブラウザで直接検索&インストールする機能 なども付いていたりします※1
1 インストールした各種モデルは、すべての Web UI 上で共通して使用できる。

使い方は以下の通り。

使用バージョン : Stability Matrix 2.7.6
Web UI をインストールする
  1. 「StabilityMatrix.exe」を実行します。
  2. 初回起動時に「さぁ、始めよう」という画面が表示されるので、右下にある「次の約款を読み、同意します」にチェック →「続ける」ボタンをクリックします。
    さぁ、始めよう
  3. データの保存先フォルダ設定画面が表示されます。
    データの保存先フォルダ設定画面
    デフォルトでは、
    C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\StabilityMatrix
    以下がデータフォルダとして設定されていますが、これは右端の フォルダ ボタンから変更することもできます。
    Stable Diffusion 環境を構築するには数十 GB ほどのディスク容量が必要になるので、余裕のあるドライブ内のフォルダを指定しておくと良いでしょう。
    尚、「Portable モード」にチェックを入れると、「StabilityMatrix.exe」と同じフォルダ内に「Data」という名前のフォルダが生成され、その中にデータが保存されるようになります。
  4. 続いて「Stability Matrix へようこそ!」という画面が表示されます。
    Stability Matrix へようこそ!
    インストール可能な Web UI が右側に一覧表示されているので、この中から使用したい Web UI を選択 → 画面下部にある「インストール」ボタンをクリックします。
  5. 選択した Web UI のインストールが実行されます。
    Web UI のインストール中...
    結構な時間がかかるので、そのままじっくりと待ちます。
  6. Web UI のインストールが完了すると、「" Launch " をクリックして始めよう!」というポップアップが表示されます。
    「Launch」をクリックして始めよう!
    このポップアップが指し示す「Launch」ボタンからインストールした Web UI を起動することができますが、このページでは先にモデルのインストールを行う方法を紹介します。
  7. 別の Web UI をインストールしたい時は、画面左側にある フォルダ ボタンをクリック → 下部にある「パッケージの追加」ボタンからインストールを行います。
    Package
    Stable Diffusion Web UI のインストール
    インストールするバージョンを指定することもできる
  8. ちなみに、画面左上にある メニュー ボタンをクリックすることにより、メニュー名の表示を ON / OFF と切り替えることができます。
    メニュー名を表示することもできる
    このページでは、メニュー名を表示させた状態での操作方法を紹介します。
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内蔵ブラウザを使ってモデルを検索&インストール する
  1. 左メニュー内の「Model Browser」を選択します。
    Model Browser
  2. 画面上部の検索バーにキーワードを入力 → 右端にある「検索」ボタンをクリックします。
    (キーワードを入力せずに「検索」ボタンを押しても OK です)
  3. 入力したキーワードと一致するモデルが、サムネイル一覧で表示されます※2
    入力したキーワードと一致するモデルが、サムネイル一覧で表示される
    2 各サムネイルの左上に、モデルのタイプとベースモデルのラベルが表示される。
    サムネイルの左上に、モデルのタイプとベースモデルのラベルが表示される
    サムネイルの右下にあるメニューボタンをクリックしたり、サムネイルを右クリックしたりすることで、モデルの配布ページを既定のブラウザで開くこともできる。
    モデルの配布ページを既定のブラウザで開くこともできる

    この時、検索バーの下部にある「モデルタイプ」欄のメニューをクリックすることで、検索対象のモデルタイプを変更することもできます。
    検索対象のモデルタイプを変更することもできる
    また、その右側にある「ベースモデル」欄で、検索対象とするモデルのベースモデルを指定することも可能となっています。
    検索するモデルのベースモデルを指定することも可能
    加えて、「並び替え」欄のメニューをクリックすることにより、検索結果のアイテムを
    • HighestRated - 評価順
    • MostDownloaded - ダウンロード数順
    • Newest - 新しい順
    に並び替えたり、
    • Installed※3 - インストール済み
    • Favorites - お気に入りに登録済み
    のモデルでフィルタリングすることもできたりします。
    検索結果アイテムの並び替え
    3 「Installed」を選択した場合、入力したキーワードに関わらずインストール済みのモデルのみが一覧表示される模様。
    (「モデルタイプ」のみ、フィルタ条件が反映される)

    さらに、「期間」欄のメニューをクリックすることで、最終更新日時が
    • AllTime - 指定なし
    • Year - 一年以内
    • Month - 一か月以内
    • Week - 一週間以内
    • Day - 一日以内
    のモデルのみを絞り込み表示することができます。
    最終更新日時で絞り込み
  4. 目当てのモデルが見つかったら、該当モデルのサムネイルを左クリックします。
  5. 選択したモデルのインストール画面が表示されるので、下部の「インポート」ボタンをクリックします。
    (インストールするバージョンを選択できるモデルもあります)
    過去のバージョンをインストールすることもできる
  6. 選択したモデルのダウンロード&インストール が実行されるので、しばらく待ちます。
    ダウンロード&インストール中...
  7. 少し待ち、サムネイルの上部に「Installed」というラベルが表示されたらインストール完了です。
    サムネイルの上部に「Installed」というラベルが表示されたらインストール完了
    冒頭でも述べた通り、サイズの大きいモデルはダウンロードに失敗することがよくあるようです。
    インストールしたはずなのに「Installed」ラベルが表示されない場合、左メニューの下部にある「ダウンロード」をクリックし、ダウンロードが失敗していないか確認してみることをおすすめします※4
    (サイズの大きいファイルは、ブラウザでダウンロードした方が確実かもしれません)
    4 ダウンロードが「Failed」になっていたら、右上にある「Clear Finished」ボタンをクリックしてダウンロードをクリアするとよい。
    (その後、インポートを再実行する)
    ダウンロードが「Failed」になっていたら、右上にある「Clear Finished」ボタンをクリックしてダウンロードをクリアする
  8. インストールしたモデルは、左メニューの「Checkpoints」から管理できるようになります。
    Checkpoints
    デフォルトでは、「Lora」「LyCORIS」「StableDiffusion(Checkpoints)」といった 3 つのカテゴリーのみが表示されているので、必要に応じて画面上部にある「カテゴリ」というプルダウンメニューをクリック → 表示するカテゴリーにチェックを入れておきます。
    表示するカテゴリーにチェックを入れる
    画面右上にあるメニューボタンをクリック →「モデルの見出し画像を表示」スイッチを ON にしておくと、モデルがサムネイル付きで表示されるようになったりもします。
    画面右上にあるメニューボタンをクリック →「モデルの見出し画像を表示」スイッチを ON にする
    モデルがサムネイル付きで表示されるようになった
    ここでは、各モデルを右クリックすることにより、名前変更 / Civitai で開く / Copy Trigger Words(トリガーワードをコピー)/ 削除 といったコマンドを実行することできます。
    (「Civitai で開く」コマンドは、Civitai からインストールしたモデルのみ実行可)
    モデルの右クリックメニュー
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手持ちのモデルをインストールする
  1. 左メニュー内の「Checkpoints」を選択します。
    Checkpoints
  2. デフォルトでは、「Lora」「LyCORIS」「StableDiffusion(Checkpoints)」といった 3 つのカテゴリーのみが表示されています。
    「Lora」「LyCORIS」「StableDiffusion」以外のアイテムをインストールしたい時は、画面右上にある「カテゴリ」というプルダウンメニューをクリックし、表示するカテゴリーにチェックを入れておきます。
    (逆に、表示しないカテゴリーのチェックを外しておく)
    表示するカテゴリーにチェックを入れる
  3. あとは、インストールしたいモデルファイルを、対応するカテゴリーの欄にドラッグ&ドロップすれば OK... ですが、あらかじめ画面右上にあるメニューボタンをクリック →「インポート時にメタデータを自動検索」にチェックを入れておくとよいでしょう。
    インストールしたいモデルファイルを、対応するカテゴリーの欄にドラッグ&ドロップする
    「インポート時にメタデータを自動検索」スイッチを ON にしておく
    インポート時にメタデータを自動検索」にチェックを入れておくと、インストールしたモデル名の上にマウスカーソルを乗せた時に、モデルのサムネイルがポップアップ表示されるようになります。
    雲 マークが付いているモデルが、メタデータ取得済みのモデル)
    インストールしたモデル名の上にマウスカーソルを乗せた時に、モデルのサムネイルがポップアップ表示されるようになる
    また、画面右上にあるメニューボタンをクリック →「モデルの見出し画像を表示」にチェックを入れておくと、モデルがサムネイル付きで表示されるようになったりもします。
    「モデルの見出し画像を表示」にチェックを入れておく
    モデルがサムネイル付きで表示されるようになった
  4. インストールしたモデルを削除するときは、目的のモデルを右クリックして「削除」を選択します。
    モデルを右クリックして「削除」を選択する
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Web UI を起動する
  1. 左メニュー内の「Launch」を選択します。
    Launch
  2. 画面上部にあるプルダウンメニューをクリックし、起動する Web UI を選択 → 左側にある「Launch」ボタンをクリックします※5
    起動する Web UI を選択 → 左側にあ「Launch」ボタンをクリックする
    5 「Launch」ボタンの右隣にある 表示するカテゴリーにチェックを入れる ボタンをクリックすることにより、起動オプションを指定することもできる。
    (指定可能なオプションは、選択中の Web UI によって異なる)
    起動オプション
    起動オプション
  3. 選択した Web UI の起動処理が開始されるので、しばらく待ちます。
    (初回起動時は時間がかかるので注意)
    Web UI の起動中...
  4. 少し待つと、選択した Web UI が既定のブラウザで表示されます。
    選択した Web UI が、既定のブラウザで表示される
    Web UI によっては、下部に表示される「Web UI を開く」ボタンから開くこともできたりします。
    下部の「Web UI を開く」ボタンから Web UI を開くことも可能
    一方、自動で表示されたり、「Web UI を開く」ボタンが表示されたりしない Web UI もあるようです。
    このような場合、ログ内に表示される
    Local URL: http://127.0.0.1:〇〇〇〇/
    という行の http://127.0.0.1:〇〇〇〇/ の部分をクリックします。
    (すると、Web UI が既定のブラウザで表示される)
    http://127.0.0.1:〇〇〇〇/ をクリックする
  5. Web UI を終了する時は、左上の「ストップ」ボタンをクリックします。
    (その後、ブラウザで開いているタブを閉じる)
    左上の「ストップ」ボタンをクリックする
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Web UI のアップデートとアンインストール
  1. 左メニュー内の「Packages」を選択します。
  2. インストール済みのパッケージが一覧表示されます。
    Packages
    各パッケージの右上にある メニュー をクリックすることで、
    • アップデートを確認
    • (インストール先フォルダを)エクスプローラで開く
    • アンインストール
    することができます。
    操作メニュー

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