Windows Media エンコーダ

Windows Media エンコーダ の概要や使い方を紹介しています

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WMV / WMA への変換、ビデオ / オーディオキャプチャ を行える!「Windows Media エンコーダ」。

Windows Media エンコーダ
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対応 XP(64 bit)
バージョン 9.0
更新日時 2007-01-25
ファイルサイズ 12.6 MB

Windows Media エンコーダ

高品質な Windows Media ファイルを作成できる動画変換&キャプチャソフト。
メディアファイルを Windows Media 形式のファイル(wmv、wma)に変換したり、キャプチャデバイスから取り込んだ映像 / 音声 を、保存したりストリーミング配信したりすることができます。
出力ファイルの品質(エンコード方式 / ビットレート / 解像度 / フレームレート... 等)を設定する機能や、映像をトリミングして出力させる機能 などが付いています。

「Windows Media エンコーダ」は、ユニークな機能を揃えた動画変換&キャプチャソフト です。
動画&音声ファイル の変換をはじめ、指定したデバイスからの映像&音声 キャプチャ、キャプチャ内容のブロードキャスト配信、デスクトップ画面の動作風景キャプチャ... 等の機能を備えた多機能ソフトで、所謂 “ エンコーダー ” とは一線を画す特徴を備えているところが大きなポイント※1
1 変換 or キャプチャされたファイル は、WMV / WMA 形式で出力される。
ファイル変換を行う場合、対応する コーデック / DirectShow Splitter 等がインストールされていれば、大抵のものは読み込める模様。

いずれの操作もウィザードに沿って進めていくことができ、また全ての設定を手動で行うこともできるようになっています。

使い方は以下のとおり。
このページでは、ウィザードを使わない方法を紹介しています。

    メディアファイルを、Windows Media 形式に変換
  1. 「Windows Media エンコーダ」(「wmenc.exe」)を実行します。
  2. 「新しいセッション」というウインドウが表示されるので、「ユーザー設定のセッション」アイコンを選択して「OK」ボタンをクリック。
    新しいセッション
  3. 「セッションのプロパティ」という画面が表示されます。
    セッションのプロパティ
    ここの「入力ソース」欄で「ファイル」を選択し、右の「参照」ボタンをクリック → 変換したいファイルを選択します※2
    2 FLV / MP4 等を選択する時は、「ファイルの種類」を「すべてのファイル (*.*) 」に切り替える。
  4. 次に「出力」タブを開き、「エンコーダからプル」のチェックを外します。
    「出力」タブ
  5. 下の「ファイルにエンコード」にチェックを入れ、右側にある「参照」ボタンをクリック → 変換したファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
  6. 「圧縮」タブを開き、右上にある「編集」ボタンをクリック。
    「圧縮」タブ
  7. 「独自のエンコード設定」というダイアログが表示されます。
    独自のエンコード設定
    ここで、映像や音声の圧縮設定を行います。
    設定は、画面中段にある「メディアの種類」欄でエンコードモード※3使用するコーデック を選択し、右下にある「非正方形のピクセル出力を許可する」にチェック → 上の「全般」ではない方のタブをクリック → 音声品質、ビデオサイズ(解像度)、フレームレート、キーフレームの間隔、ビットレート or ビデオ品質 等を設定すればOK です。
    「品質ベース」タブ
    3 エンコードモードは、CBR / VBR のどちらかにすることができる。
    CBR とは、全ての場面に同一のビットレートを割り当てるシンプルなエンコード方式。
    VBR とは、場面に応じてビットレートを最適に割り振るエンコード方式。
    VBR でエンコードする場合、品質をビットレート or 100 段階の品質レベル で指定することができる。
    (ピークビットレートを指定するモードもある)

    設定が済んだら、右下の「OK」ボタンをクリックし、「独自のエンコード設定」画面を閉じます。
  8. 動画をリサイズして出力するようにした場合、「ビデオ サイズ」タブを開き、「ピクセル縦横比」欄で出力する動画の ピクセルアスペクト比 を設定します※4
    4 ピクセルアスペクト比は、ピクセルアスペクト比計算機 を使うと一発で計算できる。
    必要であれば、上の「トリミング」欄でトリミングの設定も行っておきます。
  9. 画面下部にある「適用」ボタンをクリック。
  10. あとは、ツールバー上にある「エンコードの開始」ボタンをクリックすればOK。
    メディアファイルの変換処理が開始されます。
エンコード中はプレビュー画面が表示され※5、終了すると「エンコードの結果」というダイアログが表示されます。
5 プレビュー画面上部にある「表示」欄のプルダウンメニューをクリックすることで、プレビュー内容を切り替えることもできる。

    キャプチャデバイスの映像 / 音声 を保存
  1. 「wmenc.exe」を実行します。
  2. 「新しいセッション」ウインドウが表示されるので、「ユーザー設定のセッション」アイコンを選択して「OK」ボタンをクリックします。
  3. 「セッションのプロパティ」という画面が表示されます。
    セッションのプロパティ
    ここの「入力ソース」欄で「デバイス」を選択し、「ビデオ」「オーディオ」欄で、キャプチャ元のデバイスをそれぞれ選択します。
  4. 次に「出力」タブを開き、「エンコーダからプル」のチェックを外します。
    「出力」タブ
  5. 下の「ファイルにエンコード」にチェックを入れ、右側にある「参照」をクリック → キャプチャしたファイルの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。
  6. 「圧縮」タブを開き、右上にある「編集」ボタンをクリック。
    「圧縮」タブ
  7. 「独自のエンコード設定」というダイアログが表示されます。
    独自のエンコード設定
    「品質ベース」タブ
    ここで、映像や音声の圧縮設定を行います。
  8. 「ビデオ サイズ」タブを開き、「ピクセル縦横比」欄で出力する動画のピクセルアスペクト比を設定します。
    必要であれば、上の「トリミング」欄でトリミングの設定も行っておきます。
  9. 画面下部にある「適用」ボタンをクリック。
  10. キャプチャデバイスの準備が整ったら、ツールバー上にある「エンコード開始」ボタンをクリック。
    デバイスからのキャプチャが開始されます。
    デバイスからのキャプチャが開始される

尚、動画キャプチャを行う場合は、「アマレココ」 等の専用ツールを使うことをおすすめします。

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