TCPEye

TCPEye の概要や使い方を紹介しています

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現在通信中のアプリケーションを、リアルタイムにリスト表示!「TCPEye」。

TCPEye
制作者 Francesco Bucci
対応 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
ミラー : US

TCPEye

通信中のプロセス&プロセスの通信状態を、リアルタイムにリスト表示してくれるソフト。
通信中のプロセス / 通信元のアドレス : ポート番号 / 通信先のアドレス : ポート番号 / プロトコルの種類 / 通信の状態 / 通信先の国 / プロセスのパス... 等の情報を、リアルタイムにリスト表示してくれます。
リモートアドレスをホスト名で表示する機能や、指定したプロセスを 「VirusTotal」 でウイルスチェックする機能、ドメイン情報をWhois で確認する機能、解析情報をtxt ファイルに書き出す機能 等が付いています。

「TCPEye」は、TCP / IP、UDP 通信モニタリングツールです。
現在TCP / IP、UDP で通信しているアプリケーション、およびその通信状態を一覧表示し、コンピュータのネットワーク通信をリアルタイムに監視&管理できるようにします。
表示できる情報は、通信中のプロセス、通信元 / 通信先 のアドレス&ポート番号、通信の状態、リモートサーバーのある国、プロトコルの種類... 等々。
(表示されたプロセスは、これらの情報ごとにソートできるようになっています)
不審な通信があればシャットアウトさせることもでき、またプロセスを「VirusTotal」でウイルスチェックすることもできたりします※1
1 通信だけでなく、プロセスそのものを終了させることもできる。
「VirusTotal」とは、数多くのアンチウイルスに対応したオンラインスキャンサービス。

さらに、情報をテキストファイルに書き出す機能や、任意の情報をクリップボードにコピーする機能 等も付いています。

「TCPEye.exe」を実行すると、現在通信状態にあるプロセスが

  • Process - プロセス名
  • Local Adress - ローカルアドレス : ポート番号
  • Remote Adress - リモートアドレス : ポート番号
  • State - 通信の状態※2
  • Protocol - プロトコルの種類
  • Country - リモートサーバーが設置されている国
  • Process Path - プロセスのパス
  • Product Name - アプリケーション名
  • Company Name - ベンダー名
  • File Description - ファイルの説明
  • File Version - ファイルのバージョン
といった情報ごとにカラム分けして表示されます※3
2 通信状態の意味は、ここ が参考になる。
3 表示させるカラムは、メニューバー上の「View」→「Choose Columns」から変更することもできる。
プロセスは各カラムごとにソート(並べ替え)できるほか、キー入力で任意のプロセスにジャンプできるようになっています※4
4 プロセス名の先頭文字を、キー入力すればよい。
さらに、プロセスを右クリックすることで、
  • Resolve Adress - アドレスを解決(ホスト名に変換)
  • Close Connection - 通信をシャットアウトさせる
  • End Process - プロセスを終了させる
  • Check With VirusTotal - プロセスを「VirusTotal」にアップロードする
  • Properties - プロセスの「プロパティ」を表示
  • Copy Item - 情報をクリップボードにコピー
  • Copy Remote IP - リモートアドレスをコピー
  • Whois IP - ドメイン情報を、Whois で調べる
  • GeoIP Tool - サーバーの場所を、Google マップで表示
といった機能を利用できるようにもなっています。
尚、通信の状況は、デフォルトで1 秒ごとに更新されるようになっていますが、これはメニューバー上の「Options」→「Pausing Interval」から調整できるようになっています。
また、新しい通信が発生するたびに、画面が下へ下へと自動でスクロールされていきます。
(新しい通信は、リストの最下部に追加されていく)
もしこの自動スクロールが気になる場合は、「Options」→「Auto Scroll」のチェックを外しておくとよいでしょう。

その他、通信が確立した時にバルーンチップを表示 / 音を鳴らす 機能や※5、分析結果をTXT ファイルに書き出す機能※6、タスクトレイに最小化、常に最前面に表示、ウインドウの透明化※7 等の機能も付いています。
5 バルーンチップを有効化する時は、メニューバー上の「Options」→「Established Notification」にチェック。
サウンドを有効化する時は、「Options」→「Established Sound」にチェック。

6 メニューバー上の「File」→「Save As...」から。
7 常に最前面に表示する時は、「View」→「Always On Top」にチェック。
半透明表示にする時は、「View」→「Transparency」にチェック。
(透明度は、画面最下部に表示されるスライダーを使って調整する)

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