YUMI

YUMI (Your Universal Multiboot Installer) の概要や使い方を紹介しています

YUMI を紹介しているページです

マルチブート可能な USB ドライブを作成する!「YUMI (Your Universal Multiboot Installer) 」。

YUMI
3.91 / 522 票)
制作者 Pen Drive Linux
対応 7/8/10/11
バージョン 1.0.2.5 / 0.0.4.6 / 2.0.9.4
更新日時 2024-01-25
ファイルサイズ 1.63 MB ~ 19.2 MB

YUMI

複数のディスクイメージが収納された “ マルチブート ” なライブ USB ドライブを作成できるソフト。
Windows のインストールイメージ、Ubuntu / Linux Mint / CentOS Live / Debian Live / Fedora / OpenSUSE / Arch Linux / Antergos / DPup Exprimo 等の Linux ディストリビューション、Android-x86、アンチウイルス系ソフトのレスキューイメージ... 等々、複数のディスクイメージがインストールされた “ マルチブート ” な USB ドライブを、超簡単な操作で作成できるようにしてくれます。

「YUMI」は、マルチブートな USB ドライブを作成することができるソフトです。

  • Windows Vista / 7 / 8 / 10 / 11 のインストールイメージ
  • 各種 Linux ディストリビューション
  • アンチウイルス系ツールのレスキューイメージ
等々を、ブート可能な状態にして USB に書き込むことができる... というライブ USB 作成ソフトで、複数のイメージファイルを “ 一つの USB ドライブ内 ” に格納できるところが最大の特徴。
(どのイメージを起動するのかは、最初のブート画面 で選択することができる)
操作はウィザードに沿って進めていくことができ、基本的に
  1. 書き込み先の USB ドライブ
  2. 書きこむイメージファイル
を指定するだけで使えるようになっています。
ちなみに、この「YUMI」には 3 つのバリエーションがあり、それぞれ特徴は下記のようになっています。
  • YUMI exFAT - USB ドライブを exFAT でフォーマット& BIOS / UEFI モードでブート
  • YUMI UEFI - USB ドライブを FAT32 でフォーマット& UEFI モードでブート
  • YUMI Legacy - USB ドライブを NTFS / FAT32 でフォーマット& BIOS モードでブート

使い方は以下の通り。

使用バージョン : YUMI exFAT 1.0.1.0
マルチブートな USB ドライブを作成する
  1. あらかじめ、USB ドライブに書き込むディスクイメージを入手しておきます。
  2. ブート USB 化する USB ドライブを、パソコンに接続します。
  3. 「YUMI」を実行します。
  4. 最初に 「License Agreement」という画面が表示されるので、右下の「I Agree」ボタンをクリックします。
    License Agreement
  5. メイン画面が表示されます。
    YUMI
    まず、左上の「Step 1」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、イメージの書き込み先とする USB ドライブを選択します。
    「Step 1」欄で、イメージの書き込み先とする USB ドライブを選択する
  6. YUMI UEFI」「YUMI Legacy」を使用している場合で、選択した USB ドライブが適切なファイルシステムでフォーマットされていない場合、下記のようなダイアログが表示されます。
    「Step 1」欄で、イメージの書き込み先とする USB ドライブを選択する
    これが表示された場合、「YUMI UEFI」の場合は右上にある
    • Wipe (Disk 〇) and Fat32 Format 〇:
      〇 ドライブを消去& Fat32 でフォーマットする
    に、「YUMI Legacy」の場合は
    • NTFS Format 〇:
      〇 ドライブを、NTFS でフォーマットする
    • Fat32 Format 〇:
      〇 ドライブを、Fat32 でフォーマットする
    のどちらかにチェックを入れておきます。
    YUMI UEFI
    「Wipe (Disk 〇) and Fat32 Format 〇:」にチェックを入れる
    YUMI Legacy
    「NTFS Format 〇:」「Fat32 Format 〇:」のどちらかにチェックを入れる
    一方、「YUMI exFAT」を使用している場合は、「Do you want YUMI to prepare and format it?」というダイアログが表示されます。
    Do you want YUMI to prepare and format it?
    これが表示されたら、「はい」を選択 → 「YUMI2USB」というアプリが立ち上がるので、上部の「Devices」欄にあるプルダウンメニューをクリック → ブート USB 化する USB ドライブを選択し、左下にある「Install」ボタンをクリックします。
    左下にある「Install」ボタンをクリックする
    「選択した USB ドライブはフォーマットされます」というダイアログが 2 回続けて表示されるので(ダブルチェック)、どちらも「はい」を選択します。
    選択した USB ドライブはフォーマットされます
    選択した USB ドライブはフォーマットされます
    選択された USB ドライブ内に、必要なコンポーネントがインストールされます。
    USB ドライブ内に、必要なコンポーネントがインストールされる
    少し待ち、「Congratulations!」というダイアログが表示されたら準備完了です。
    Congratulations!
  7. 次に、「Step 2」欄にあるプルダウンメニューをクリック → USB ドライブに書き込むディスクイメージの種類を選択します。
    「Step 2」欄で、これから書き込むディスクイメージの種類を選択する
  8. 続いて、「Step 3」欄の右端にある「Browse」ボタンをクリックし、書き込むイメージファイルを選択します※3
    「Step 3」欄で、欄の右端にある「Browse」ボタンをクリックし、書き込むイメージファイルを選択する
    3 イメージ選択後、ファイル名が緑色で表示されていることを確認する。
    イメージ選択後、ファイル名が緑色で表示されていることを確認する
  9. 画面右下にある「Create」ボタンをクリックします。
  10. YUMI UEFI」「YUMI Legacy」を使用している場合、ここで「YUMI is Ready to perform the following actions」というダイアログが表示されます。
    YUMI is Ready to perform the following actions
    そのまま「はい」を選択します。
  11. YUMI UEFI」「YUMI Legacy」を使用している場合で、USB ドライブをフォーマットするようにしていた場合、続けて「YUMI is Ready to Wipe ~」というダイアログが表示されるので、「はい」を選択します。
    YUMI is Ready to Wipe ~
  12. ディスクイメージの書き込み処理が行われるので、じっくりと待ちます。
    ディスクイメージ書き込み中...
  13. 中央のメーターがいっぱいになったら、右下の「Next > 」ボタンをクリックします。
    書き込み完了
  14. 「Would you like to add more ISOs/Distros Now?」というダイアログが表示されます。
    Would you like to add more ISOs/Distros Now?
    他のイメージを続けて書き込む場合は、「はい」を選択します。
  15. メイン画面が表示されます。
    YUMI
    先程と同じように、
    • Step 1」 書き込み先の USB ドライブ
    • Step 2」 書き込むディスクイメージの種類
    • Step 3」 書き込むイメージファイル
    を選択したりし、右下の「Create」ボタンをクリックします。
  16. イメージの書き込み処理が行われます。
    ディスクイメージ書き込み中...
    またまたじっくりと待ちます。
  17. 書き込み処理が完了すると、「Would you like to add more ISOs/Distros Now?」ダイアログが表示されます。
    Would you like to add more ISOs/Distros Now?
    さらに他のイメージを書き込む場合は、「はい」を選択して同じように操作を行っていきます。
    イメージをこれ以上書き込まない場合は、「いいえ」を選択します。
  18. イメージ書き込み後に「いいえ」を選択すると、「Thanks for using YUMI」という画面が表示されます。
    Thanks for using YUMI
    ここで、右下の「Finish」ボタンをクリックすれば、ブート USB ドライブの作成作業は完了です。
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作成した USB ドライブから起動を行う
  1. USB ドライブからブートを行うと、最初に YUMI のブートマネージャーが表示されます。
    YUMI のブートマネージャー
    ここで、キーボードの キーを使って今から起動する OS の種類を選択し※4Enter キーを押します。
    4 Linux ディストリビューションなら「Linux-ISOs」、Windows のインストールイメージなら「Windows-Installers」や「Other OS and Tools」を選択する。
    USB ブートをやめる場合は、F5 キーを押す → メニューが一覧表示されるので、キーボードの キーを使って「Power」を選択して Enter キーを押す → シャットダウンメニューが表示されるので、「Halt」を選択して Enter キーを押します。
    (シャットダウンが行われます)
    YUMI のブートマネージャー
    「Halt (H)」を選択する
  2. 先ほど選択した種類の OS がリスト表示されます。
    起動 OS 選択画面
    あとは、方向キーを使って起動したい OS や ISO イメージファイルの名前を選択 →「Boot in normal mode」を選択して Enter キーを押せば OK です。
    「Boot in normal mode」を選択する
    Linux Mint が起動した
    Linux Mint

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