Rufus

Rufus の概要や使い方を紹介しています

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様々な OS のブート USB を、素早く作成する!「Rufus」。

Rufus
3.34 / 5259 票)
制作者 Pete Batard/Akeo
対応 8/8.1/10/11
バージョン 4.4
更新日時 2024-01-17
ファイルサイズ 1.4 MB
公式
BETA 込みのバージョン
ポータブル版

Rufus

様々な OS のディスクイメージを元にして、ブータブルな USB を高速作成することができるソフト。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、ブータブルな USB ドライブを高速作成できるようにしてくれます。
作成する USB ドライブのパーティションスタイル(MBR / GPT) / ファイルシステム を指定する機能や、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能 等も付いています。

「Rufus」は、各種ディスクイメージを元にブート USB ドライブを作成することができるソフトです。
Windows、BartPE、Linux ディストリビューション(Ubuntu、Fedora、Gentoo など)、FreeDOS 等々のイメージファイルを元にして、起動可能なブータブル USB ドライブを作成することができる... というブート USB 作成ツールで、イメージの焼き込み速度が非常に速くスピーディに使えるところが最大の特徴。
速度比較表
書き込み元のディスクイメージによっては、他のツールの 2 倍程度速く書き込めたりするので、比較的ストレスなく使うことができます。
また、作成する USB の

  • パーティションスタイル(MBP / GPT)
  • 起動モード(UEFI / BIOS)
  • ファイルシステム(FAT32 / NTFS)
  • クラスターサイズ
  • ボリュームラベル
  • システム要件チェックの有無(Windows 11)
を設定できるなど、まずまずカスタマイズ性が高いところもポイントの一つ。
色々とオプションを設定できる一方、基本的には書き込むイメージファイルを選択するだけなので、操作は非常に簡単です。
その他、Windows 8.1 / 10 / 11 の ISO イメージファイルをダウンロードする機能も付いていたりします※1
1 Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイル入手支援ソフト「Fido」が組み込まれている。

使い方は以下の通りです。

使用バージョン : Rufus 3.19

Windows のインストールディスクからディスクイメージを作成する時は、 「ImgBurn」 を使うと簡単です。
(「ディスクからイメージファイルを作成」機能を使う)
  1. まず、ブート USB として使用する USB ドライブを、パソコンに接続させます。
    (この USB ドライブ内のデータは、すべて消去されるので注意)
  2. 「Rufus」を実行します。
  3. 初回起動時に、「アップデートチェックを自動で行いますか?」という内容のダイアログが表示されるので、適宜「はい」か「いいえ」を選択しておきます※2
    アップデートチェックを自動で行いますか?
    2 Windows 7 ~ 11 のイメージダウンロード機能を利用する場合、アップデートチェックを有効化しておく必要がある。
    アップデートチェックの ON / OFF は、メイン画面の左下にある アプリケーションの設定を表示します からいつでも変更することができます。
    アップデートポリシーと設定
  4. メイン画面が表示されます。
    Rufus
    最初に、一番上の「デバイス」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、ブート USB として使用するデバイスを選択します。
  5. 次に、画面右上にある「選択」ボタンをクリックし、USB ドライブに焼き込むイメージファイルを選択します。
    Microsoft のサーバーから Windows 8.1 ~ 11 の ISO イメージファイルをダウンロードし、そのイメージファイルを元にブート USB を作成する場合は、下記のような操作を行います。
    1. まず、「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択します。
      「選択」ボタンの右側にある ▼ をクリックして「ダウンロード」を選択する
    2. そのまま、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
      「ダウンロード」ボタンをクリックする
    3. 「ISO イメージのダウンロード」というダイアログが表示されます。
      ISO イメージのダウンロード
      まず最初に、「バージョン」欄のプルダウンメニューをクリックし、ダウンロードする OS を選択 →「続ける」ボタンをクリックします。
      ダウンロードする OS を選択し、「続ける」ボタンをクリックする
    4. 「リリース」というメニューが表示されるので、ダウンロードする Windows のバージョンを選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      「リリース」というメニューが表示される
      ダウンロードする Windows のバージョンを選択して「続ける」ボタンをクリックする
      ちなみに、右下にある「戻る」ボタンを押すことにより、一つ前のメニューに戻ることも可能となっています。
      右下にある「戻る」ボタンを押すことで、一つ前のメニューに戻ることもできる
    5. 続いて、「エディション」というメニューが表示されます。
      「エディション」というメニューが表示される
      ここで、ダウンロードする Windows のエディションを選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      ダウンロードする Windows のエディションを選択して「続ける」ボタンをクリックする
    6. 「言語」というメニューが表示されるので、「日本語」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。
      「言語」というメニューが表示される
      「日本語」を選択して「続ける」ボタンをクリックする
    7. 最後に、「アーキテクチャ」というメニューが表示されます。
      「アーキテクチャ」というメニューが表示される
      ここで、x64(64bit 版)と x86(32bit 版)のどちらかを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックします。
      x64(64bit 版)と x86(32bit 版)のどちらかを選択して「ダウンロード」ボタンをクリックする
    8. 選択した ISO イメージファイルのダウンロードが開始されます。
      選択した Windows 10 / Windows 8.1 の ISO イメージファイルのダウンロードが開始される
      あとは、ファイルの保存先フォルダ&ファイル名 を指定すれば OK です。
    9. ISO イメージファイルのダウンロードが完了すると、自動的に該当のイメージを選択した状態になります。
      イメージファイルのダウンロードが完了すると、自動的に該当のイメージを選択した状態になる
  6. 続いて、画面中段にある
    • パーティション構成
    • ターゲットシステム
    欄で、作成する USB ドライブのパーティションスタイルと起動モードを選択します。
    作成する USB ドライブのパーティション構成と起動モードを選択
    よくわからない場合、「パーティション構成」は「MBR」、「ターゲットシステム」は「BIOS (または UEFI-CSM)」を選択すれば OK です。
    UEFI に対応しているパソコンを使用している場合で、OS を UEFI モードでインストールしたい場合は、「パーティション構成」を「GPT」、「ターゲットシステム」を「UEFI」にしておきます。
  7. 「ファイルシステム」「クラスターサイズ」に関しては、最適なものが自動設定されるので、通常はそのままで OK です。
  8. 画面中段の「ボリュームラベル」欄に、作成するブート USB のボリュームラベルを入力します。
  9. 基本的にはこれで設定完了です。
    必要に応じて、
    • 機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成
    • 不良ブロックを検出
    などのオプションを設定しても OK です※3
    オプション設定
    3 これらのオプションは、画面下部にある「詳細なフォーマットオプションを表示」をクリックすると表示される。
    画面下部にある「詳細なフォーマットオプションを表示」をクリックする

    「機能拡張されたラベルとアイコンファイルを作成」にチェックを入れると、作成された USB ドライブのアイコンが「Rufus」のものになります。
    USB ドライブのアイコンが「Rufus」のものになる
  10. 準備が整ったら、画面右下にある「スタート」ボタンをクリックします。
  11. Windows 11 のイメージファイルを書き込むときには、「Windows User Experience」というダイアログが表示されます。
    Windows User Experience
    ここでは、
    • Remove requirement for Secure Boot and TPM 2.0
      セキュアブート / TPM 2.0 の要件チェックを回避する
    • Remove requirement for 4GB+ RAM and 64GB+ disk
      メモリ 4GB 以上 / ディスク 64GB 以上 の要件チェックを回避する
    • Remove requirement for an online Microsoft account※4
      Microsoft アカウントの要件チェックを回避し、ローカルアカウントを作成可能にする
    • Disable data collection (Skip privacy questions)
      データ収集を無効にする(プライバシーの質問をスキップする)
    といったオプションの ON / OFF を切り替えることができます。
    (Windows 11 を普通にインストールする場合は、すべてのチェックを外す)
    4 ローカルアカウントを作成可能にするには、インストールをオフラインで行う必要がある模様。
    また、イメージファイルによっては、「ISOHybrid イメージの検出」というダイアログが表示されることがあります。
    ISOHybrid イメージの検出
    通常は ISO イメージモードで書き込みを行いますが、USB 起動時にエラーが発生する場合は、DD イメージモードで作り直してみます。
    ついでに、書き込むイメージによっては「ダウンロードが必要です」というダイアログが表示されるので、適宜「はい」を選択して必要なコンポーネントのダウンロードを行っておきます。
    ダウンロードが必要です
  12. 最後に、「選択した USB ドライブ内のデータは、すべて削除されます」というような内容のダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
    選択したUSB ドライブ内のデータは、すべて削除されます
  13. イメージファイルの書き込みが実行されるので、しばらく待ちます。
  14. 画面下部のメーターがいっぱいになり、ステータスバー上に「準備完了」と表示されたら処理完了です。
    準備完了

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