MyPaint

MyPaint の概要や使い方を紹介しています

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魅力的なブラシを豊富に揃えたお絵かきソフト!「MyPaint」。

MyPaint
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制作者 Martin Renold
対応 -
バージョン 2.0.1
更新日時 2020-05-29
ファイルサイズ 37 MB
安定板
α版を含む全バージョン
ポータブル版

MyPaint

ユニークで高品質なブラシを多数揃えたお絵かきソフト。
鉛筆、ペン、G ペン、ボールペン、マーカー、クレヨン、乾いたブラシ、エアブラシ、絵筆、水彩筆、油彩筆、木炭、スポンジ、ナイフ、スプレー... 等々、標準で百種類以上ものブラシを備えた高性能ペイントツールです。
任意のテクスチャを下地として設定する機能や、メモのようにして使うことができる “ スクラッチパッド ”、画像のズームイン / アウト、回転 / 反転、レイヤー... 等の機能も付いています。

「MyPaint」は、高品質なブラシを多数備えたお絵かきツールです。
フリーハンドで絵を描いていくタイプのアナログ的なグラフィックツールで、多彩でユニークなブラシを数多く取り揃えているところが最大の特徴。
鉛筆、クレヨン、乾いたブラシ、ナイフ、ペン、絵筆、マーカー、エアブラシ、水彩筆、油彩筆 等々のブラシが最初から百種類以上も用意されているため、特に下準備なしでも本格的なタッチの絵を描くことができます。
また、様々な質感を持ったテクスチャを下地として使うこともできるので、より現物っぽい感じの絵を作成することができたりします。
高度な画像編集機能は付いていないものの、他のツールでは真似できない表現を出すことができると思います。
尚、ブラシのパラメータはカスタマイズすることもでき、たとえば

  • サイズ
  • 透明度
  • シャープさ
  • ゲイン
  • スムース
などの値を調整できるようになっています。
(ブラシを新規に作成することもできる)
対応しているフォーマットは、ORA / PNG / JPEG。
一応、画像のズームイン / アウト、回転 / 反転、レイヤー... といった機能も付いていたりします。

基本的な使い方は、

  1. メニューバー上の「レイヤー」 → 「背景の選択」から、画像の下地を設定。
    (必要な場合のみ)
    画像の下地を設定
  2. ブラシを選択※1
    ブラシを選択
  3. 色を選択※2
    色を選択
  4. キャンバスに、絵を描いていく
だけです。
1 画面右上にある List of brush groups ボタンをクリック → 任意のブラシグループを選択すると、該当グループ内のブラシがサイドバー上に表示される。
任意のブラシグループを選択
ブラシは、Classic / Deevad / Dieterle / Experimental / Kaerhon / Ramon / Tanda というグループに分けられている。

2 画面右上にある Available Color adjusters をクリック → 任意のカラーピッカーを選択すると、該当のカラーピッカーがサイドバー上に表示される。
使用するカラーピッカーを選択
使用できるカラーピッカーには、HCY ホイール / HSV ホイール / カラーバレット / HSV 正万形 / HSV キュープ / 色成分スライダー / 十字とボウル / リキッドウォッシュ / 同心円 がある。

画像のサイズは可変となっていて、“ 描画した部分のサイズ ” がそのまま出力画像のサイズとなるようです※3
3 後述のフレームツールを使うことで、画像のサイズを設定することもできる。

ちなみに、画面右上にあるツールボタンのうち、 List of brush groups Available Color adjusters 以外のボタンは次のような機能となっています。

  • Toggle the Tool Options dockpanel  - 選択しているツールのオプションパネルを呼び出す※4
    オプションパネル
    4 ブラシのパラメータは、メニューバー上の「ブラシ」 → 「ブラシ設定エディター」から詳細にカスタマイズすることもできる。
    Brush Settings Editor
    元のブラシのパラメータを上書きしないように、右上の「コピーを新規作成」ボタンを押して設定を行うとよい。
    (新規作成したブラシは、「新規」というブラシグループ内に保存される)
  • Toggle the Layers dockpanel  - レイヤーパネルを呼び出す
    レイヤーパネル
  • Toggle the Scratchpad dockpanel  - スクラッチパッドパネルを呼び出す※5
    スクラッチパッド
    5 ノートのようなもの。
    スクラッチパッド上でも、ORA / PNG / JPEG ファイルを読み込むことができる。
  • Toggle the Preview dockpanel  - プレビューパネルを呼び出す
    プレビューパネル
  • Toggle the History dockpanel  - (選択した色 / ブラシの)履歴パネルを呼び出す
    履歴パネル
  • フルスクリーンモード  - フルスクリーンモードに切り替え

その他、画面上部のツールボタンは、下記のような意味になっています。

  • Erase  - 消しゴムモードの ON / OFF 選択中の描画ツールを使い、“ 消す ” アクションを行う。
  • Freehand  - フリーハンドブラシ
  • Lines and Curves  - 直線&曲線ツール マウスドラッグで直線を引くことができる。
    直線を引いた後に「Shift」キーを押しながらクリック or ドラッグ すると、最後に引いた直線を曲げることができる。
  • Connected Lines  - 連続線 最後に描画された部分と、マウスクリックした地点を直線で結んでいくツール。
    直線を引いた後に「Shift」キーを押しながらクリック or ドラッグ すると、最後に引いた直線を曲げることができる。
  • Ellipses and Circles  - 楕円 マウスドラッグで円を描くことができる。
  • Inking  - アンカーポイント(支点のようなもの)付きのフリーハンド線を引くことができる アンカーポイントは、マウスドラッグでグニャリと動かすことができる。
  • Pick Color  - スポイトツール
  • Flood Fill  - 塗りつぶしツール 線で囲まれた部分を、塗りつぶすことができる。
  • Reposition Layer  - レイヤー移動ツール アクティブなレイヤーの内容を、移動させることができる。
  • Edit Frame  - フレームツール 画像の縦 / 横 サイズを決め打ちすることができる。
    選択すると画像の周囲にフレームが表示されるので、これをドラッグして適当な大きさに調整する。
    (ツールオプションを使い、具体的な数値を設定してもよい)
  • Edit Painting Symmetry  - シンメトリーライン設定ツール 選択するとシンメトリーラインが表示されるので、これをドラッグして適当な場所に配置する。
    その後、シンメトリーラインを中心線として、自動でシンメトリー(左右対称)な描画が行われる。
    シンメトリーな描画
  • Pan View  - パンツール キャンバス上で右ドラッグすることでも、パンを行うことはできる。
  • Zoom View  - ズームツール マウスドラッグでズームイン / アウト を行うことができる。
  • Rotate View  - 回転ツール マウスドラッグで回転を行うことができる。
  • Flip the view  - 左右反転ツール
  • Reset  - 拡大・縮小、回転をリセットするツール
  • Switch  - 絵を描画領域内にフィットさせる
となっています。

画像の作成が終わったら、メニューバー上の「ファイル」 → 「名前を付けて保存」から保存を行います。
画像を ora 形式で保存しておくと、現在の作業内容をそのまま保存することができます。
(作業が途中の時などは、ora 形式で保存しておくとよい)

 追加できるブラシ
MyPaint Wiki
メニューバー上の「ブラシ」から「Import Brushes」を選択し、ダウンロードしたZIP ファイルを選択する。
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