Free Audio Extractor

Free Audio Extractor の概要や使い方を紹介しています

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動画の音声を抜き出す!「Free Audio Extractor」。

Free Audio Extractor
制作者 KastorSoft
対応 98/2000/XP/Vista/7
バージョン 1.5
更新日時 2011-10-18
ファイルサイズ 2.3 MB

Free Audio Extractor

各種動画ファイルの音声を、MP3 / WAVE / OGG / FLAC / 無劣化 で抽出してくれるソフト。
AVI / FLV / MP4 / WMV / ASF / MOV といった動画内で使われている音声を、MP3 / WAVE / OGG / FLAC に変換して出力したり、そのままのフォーマットで取り出したりすることができます。
出力する場面を指定する機能、複数のファイルをまとめて処理する機能、出力音声の品質を細かく設定する機能、AAC / M4A / MP3 / MP2 / WMA / WAVE ファイルの読み込み... 等の機能が付いています。

「Free Audio Extractor」は、動画から音声を抜き出してきてくれるソフトです。
AVI / FLV / MP4 / WMV / ASF / MOV といった動画ファイルの音声を、MP3 / WAVE / OGG / FLAC、あるいはオリジナルのフォーマット(無劣化)で取り出してきてくれます※1
1 WMV の音声は、無劣化で取り出せないことがある模様。
最大の特徴は、取り出す場面を指定できるところ。
音声データをグラフ化した “ 波形 ” を見ながら、必要な場面のみを切り出せるようになっています。
(もちろん、場面指定を行わなくても使える)
出力する音声の品質はそこそこ細かく指定することができ、たとえばMP3 で出力する場合なら

  • エンコード方式( CBR / VBR )
  • ビットレート
  • チャンネル数
  • 最大ビットレート(VBR でエンコードする場合のみ)
  • 周波数(VBR でエンコードする場合のみ)
  • 品質(VBR でエンコードする場合のみ)
  • VBR の品質(VBR でエンコードする場合のみ)
を指定できるようになっています※2
(「Lame_Enc.dll」 が使われている)
2 VBR エンコードのMP3 で出力する場合、再生時間がおかしくなるプレイヤーもある。
(これは「Free Audio Extractor」の仕様ではなく、MP3 VBR の仕様...)

その他、複数のファイルをまとめて処理することもできたりします。

使い方は以下のとおり。

  1. 「FreeAudioExtractor.exe」を実行します。
  2. 初回起動時に言語設定ダイアログが表示されるので、「English」を選択して「OK」ボタンをクリックします。
    言語設定ダイアログ
  3. メイン画面が表示されます。
    Free Audio Extractor
    まず、音声抽出を行いたいファイルを、画面中央のリストにドラッグ&ドロップします。
    (対応しているファイルでも、なぜかエラーが表示されることがある...)

  4. 出力音声の設定
  5. ツールバー上の「Parameters」ボタンをクリックします。
  6. 「Parameters」という画面が表示されます。
    Parameters
    最初に「General」タブをクリックし、「Output Path」欄でファイルの出力先フォルダを設定します。
    ... ボタンをクリックし、フォルダを選択する)
    上の「Save in the file's directory」にチェックを入れると、音声を元のファイルと同じフォルダ内に出力することができます。
  7. その他、Mp3 / Ogg / Flac というタブがあるので、目的のフォーマットとするタブを開き、音声の品質設定を行っておきます。
    (オリジナルのフォーマット / WAVE / FLAC で出力する場合は設定不要)
    MP3 で出力する場合は、大体次のような設定で良いと思います※3
    3 動画の音声がMP3 の場合、特に理由がなければMP3 でエンコードする必要はないので注意。
    (品質が劣化する)
    • Bitrate → 32※4
    • Channel - Joint - Stereo
    • VBR enabled → チェックを入れる※2
    • Method → New
    • VBR Quality → 0
    • Max Bitrate → 320
    • Frequency → 元のファイルと同じものか、441000
    • Quality → High
    • Write VBR Hearder → チェックを入れる
    4 VBR でエンコードを行わない場合、320 にしておくとよい。
    「Mp3」タブ
    「VBR Quality」は、数値が小さいほど高品質&大容量 になります。
    OGG で出力する場合は、左下の「Quality」を 8 ~ 10 にしておけばよいでしょう。
    (OGG の場合、数値が高いほど高品質&大容量 になる)
    「Ogg」タブ

  8. 出力する場面の指定(必要な場合のみ)
  9. 特定場面の音声のみを出力したい場合は、下のような手順で範囲設定を行っておきます。
  10. リスト上で、範囲指定を行うファイルを選択します。
  11. 画面下部に、該当ファイルの音声データを表す波形が表示されます。
    Free Audio Extractor
    波形ウインドウの上部には、再生 / 一時停止 / 停止 ボタン ( ...... ) があるので、これを使って切り出したい場面の先頭位置を探します。
    ちなみに、波形を直接クリックすることで、クリックした地点から再生を行うこともできたりします。
  12. 切り出し開始地点を決めたら、少しだけ戻ってまた再生ボタンを押します。
  13. 切り出し開始地点に来たら、波形ウインドウのツールバー上にある ... ボタンをクリック。
    (もしくは、ホットキー “「Ctrl」+「Q」” を押す)
  14. 同じような感じで、切り出したい場面の末尾を探します。
  15. 末尾を決めたら、少しだけ戻ってまた再生ボタンを押します。
  16. 切り出し終了地点に来たら、波形ウインドウのツールバー上にある ... ボタンをクリック。
    (もしくは、ホットキー “「Ctrl」+「W」” を押す)
  17. これで範囲指定が完了しました。
    尚、波形の左上&右下 にある ボタンをドラッグし、切り出す場面を囲ってもOK です。

  18. 出力設定
  19. ツールバー上の「Save」ボタンの横にある ▼ をクリックし、出力先のフォーマットを選択します。
    (音声をそのままのフォーマットで出力したい場合は、「Same format as original」を選択)
  20. あとは、「Save」ボタン、あるいは「Save as ~ 」ボタンをクリックすればOK。
    音声の抽出&変換処理 が実行されます。

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