TSR Watermark Image Software Free

TSR Watermark Image Software Free の概要や使い方を紹介しています

TSR Watermark Image Software Free を紹介しているページです

画像にウォーターマークを合成する!「TSR Watermark Image Software Free」。

TSR Watermark Image Software Free
制作者 TSR Software
対応 -
バージョン 3.7.2.3
更新日時 2022-05-08
ファイルサイズ 13.9 MB
Free version

TSR Watermark Image Software Free

画像に、様々なタイプのウォーターマークを合成することができるソフト。
ドラッグ&ドロップで登録した画像ファイルに、テキスト / 画像 / ボーダー / 全面バツ印 タイプのウォーターマークを合成することができます。
ウォーターマークの合成位置 / 透明度 / サイズ を設定する機能や、ファイルの名前 / 現在の日時 / Exif 情報(撮影日時など)/ 連番 をウォーターマークとして合成する機能... 等々が付いています。

「TSR Watermark Image Software Free」は、高機能なウォーターマーク合成ツールです。
BMP / JPEG / GIF / PNG / TIFF といった画像ファイルに、様々なタイプのウォーターマーク(すかし)を合成することができるソフトで、合成するウォーターマークのパラメータをそこそこ詳細にカスタマイズできるところが大きな特徴。
合成するウォーターマークは、

  • 画像
  • テキスト※1
  • ボーダー
    ボーダー
  • 全面バツ印
    全面バツ印
の中から選ぶことができ、それぞれ透明度やサイズ、合成位置 などを設定できるようになっています。
1 日本語のテキストは文字化けしてしまう模様...
ちなみに、現在の日時やファイルの名前、連番、あるいは Exif 情報内の撮影日時 / 著作権情報 / カメラモデル などを、ウォーターマークテキストとして合成することもできる。

普段、自作の画像や写真を、ネットに公開したりすることがある人におすすめです。
その他、設定内容をリアルタイムにプレビュー表示する機能や、画像をBMP / JPEG / GIF / PNG / TIFF に変換してから出力する機能、画像をリサイズして出力する機能 等々も付いています。

遣い方は以下のとおり、

ダウンロード方法
  1. ダウンロード先のページでは、ページの下部にある
    • TSR Watermark Image Software - Free version
    • Portable TSR Watermark Image Software - Free version
    のどちらかをダウンロードして下さい。
    「Free version」というリンクをクリック
    (「Free version」というリンクをクリックする)
    ポータブル版の方では、日本語化が行えない?ようでした。
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日本語化
    一部は英語表記のままになります。
  1. 「WatermarkImage.exe」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    TSR Watermark Image Software Free
    メニューバー上の「Select language」をクリックし、「日本(Japanese)」を選択します。
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処理するファイルの登録
  1. 最初に、画面左側にある「Images and Directories with images to add watermark to」欄に、ウォーターマークの合成を行いたいファイルをドラッグ&ドロップで追加します。
    (画像の入ったフォルダをドロップしてもよい)
  2. ファイルを間違えて追加してしまった時は、リスト上で該当のファイルを選択 → 画面中央にある「除去」ボタンをクリックします。
    リスト上のファイルをすべてクリアしたい時は、「除去」ボタンの下にある「Clear List/Remove all」ボタンをクリックします。
  3. リストに登録した画像のうち、プレビュー画面内に表示させておきたいものを選択しておきます。
    (これから行う設定の内容は、リアルタイムにプレビュー表示される)
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ウォーターマークの設定
  1. 画面上部のタブを、「Watermark(s) configuration」に切り替えます。
    「Watermark(s) configuration」タブ
  2. まず、画面左上の「Watermark / Effect」欄で、ウォーターマークとして合成するオブジェクトを選択します。
    Watermark / Effect
    合成するオブジェクトは、
    • 画像を使用 - 任意の画像(BMP / JPEG / GIF / PNG / TIFF)
    • テキストを使用 - テキスト
    • Effect - 色付きのボーダー
      色付きのボーダー
    • Cross Effect - 色付きのバツ印
      色付きのバツ印
    の中から選ぶことができます。
    (「Use 3D Text」は、有償版のみの機能になります)
  3. すぐ下の「透過率」欄で、合成する画像 / テキスト / バツ印 の透明度を指定することもできます※2
    2 0 ~ 100% の間で指定する。
    (数値が高いほど、透明度が高い)

    色付きのボーダーをウォーターマークとして合成する場合、透明度は別項目で設定します。
  4. 画像やテキストを合成する時は、画面左下の「透かしの位置」欄で、ウォーターマークの合成位置を指定します※3
    3 右側の「相対オフセット」欄にある「水平」「垂直」欄で、合成位置を微調整することも可能。
    「水平」欄では、画面の右端から離す距離を指定することができ、「垂直」欄では、画面の上端から離す距離を指定することができる。
    (マイナスの値を指定することもできる)

    ちなみに、ここで「Tiled Vertically」にチェックを入れると、ウォーターマークを横方向に並べて表示させることができます。
    ウォーターマークを横方向に並べる
    同様に、「Tiled Horizontally」にチェックを入れると、ウォーターマークを縦方向に並べて表示させることができます。
    ウォーターマークを縦方向に並べる
    (縦横の両方向に並べることも可能)
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画像を合成する場合
  1. 画面上部の「透かしに使用する画像を選択」欄にある「参照」ボタンをクリックし、ウォーターマークとして合成する画像を選択します。
    画像を合成する場合のオプション
  2. 必要に応じて、
    • Use as a 3D depth map - 型押し加工風なエフェクトをかける
    • Watermark size - ウォーターマークの表示サイズ
      • In % original image - 表示サイズをパーセンテージで指定する
      • In pixels - 表示サイズをピクセル単位で指定する
    といったオプションの設定も行っておきます。
    (「Convert to grayscale」は、有償版のみの機能になります)
    表示サイズに関しては、元の大きさ以上のサイズを指定することはできない?ようです。
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テキストを合成する場合
  1. 上部の「フォント」欄で、合成するテキストのフォントを選択します。
    テキストを合成する場合のオプション
    必要であれば、
    • Italic - 斜体
    • Bold - 太字
    • Antialise text - アンチエイリアスをかける(テキストを滑らかに表示する)
    • EXIF の "著作権" の情報にテキストを追加
      合成するテキストを、Exif 情報の「Copyright(著作権)」項目に書き込む
    といったオプションも設定しておきます。
  2. その下にある「透かしに使用するテキストを入力」欄に、ウォーターマークとして合成するテキストを入力します。
    尚、右端にある「Insert info」ボタンをクリックすることで、現在の日時やファイルの名前、Exif 情報(撮影日時など) を表す変数を、一発挿入することも可能となっています。
    操作方法は、大体次のような感じです。
    1. 「Insert info」ボタンをクリック。
    2. 「Insert File or EXIF Information tags」という画面が表示されます。
      Insert File or EXIF Information tags
      現在の日時やファイルの名前をウォーターマークテキストとする場合は、上部の「File tags」欄のプルダウンメニューをクリックし、合成する情報を選択 → 「Insert」ボタンをクリックします※4
      File tags
      4 「Current Date + Time」=現在の日時、「Original File Name」=元のファイルの名前。 Exif 情報をウォーターマークテキストとする場合は、下部の「EXIF tags」欄のプルダウンメニューをクリックし、合成する情報を選択 → 「Insert」ボタンをクリックします※5
      EXIF tags
      5 「EXIF Date + Time OR File Creation Date + Time」=撮影日時 or ファイルの作成日時、「EXIF Copyright notice」=著作権情報。
    3. 選択した情報を表す変数が、「透かしに使用するテキストを入力」欄に入力されます。
      変数が入力される
      必要であれば、この変数を適当に並べ替えたりしておきます。
  3. 下部の欄で、その他のオプションを設定します。
    テキストを合成する場合のオプション
    ここでは、
    • テキスト色 - 文字の色
    • 角度 - アングル
    • Watermark size - ウォーターマークのサイズ
      • in % - パーセンテージで指定
      • in pt - ポイント単位で指定
    • エンボステキスト - エンボス加工する
    • チーゼルテキスト - 彫刻風に加工する
    • 枠を追加 - テキストに輪郭を付ける
      • Border width - 輪郭の太さ
      • 境界色 - 輪郭の色
    • Counter setup※6 - 連番設定
      • Counter value - 連番の初期値
      • Increment - 画像一枚につき増やしていく値
      • Keep / save new counter value
        連番最後の数字を、次回使用時のために記憶しておくかどうか
    といったオプションを設定することができます。
    6 連番をウォーターマークテキストとして合成したい時は、「Insert counter tag」ボタンをクリックし、連番を表す変数(%COUNTER%)を「Enter Text used for watermaking」欄内に入力する。
    (入力された変数は、適当に並べ替えたりしておくとよい)
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ボーダーを合成する場合
  1. 画面上部の「Add border to the image」欄内にある「Color」ボタンをクリックし、合成するボーダーの色を選択します。
    Add border to the image
  2. 続いて、
    • Border with - ボーダーの太さ
    • Distance from edge - 縁から離す距離
    • ○ Transparency - 透明度
    を設定します。
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全面バツ印を合成する場合
  1. 画面上部の「Cross line width」欄で、バツ印の太さを指定します。
    Cross line width
  2. その下にある「Cross Color」ボタンをクリックし、バツ印の色を選択します。
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出力設定
  1. 画面上部のタブを、「Save Watermarked pictures as」に切り替えます。
    「Save Watermarked pictures as」タブ
  2. まず、画面左上の「出力先」欄にある「参照」ボタンをクリックし、ファイルの出力先フォルダを選択します。
  3. 必要であれば、
    • 上書き、または同様のファイル名を省 - 同名ファイルがあった時の対処方法
      • 上書き
      • スキップ
    といったオプションも設定しておきます。
    (「Rename files "TSR Watermark - jpg"」は、有償版のみの機能)
  4. 次に、中段の「画像形式」欄で、
    • Save as input / original format - 入力フォーマットと同じ形式で出力する
    • 画像形式 - ファイルの出力形式
    • EXIF 情報を保持
    • 出力品質 - 画像の品質
    • EXIF データの情報に基づいて画像を回転
    • Set to source DPI - 解像度(DPI)を変更しない
    • Set DPI to 72 - 解像度を72 DPI に設定する
    といったオプションの設定を行います。
    (「Grayscale image」は、有償版のみの機能)
  5. リサイズを行う場合は、画面左下の「リサイズ画像」欄で、「リサイズ画像」にチェック →
    • 横幅 x 高さ
    • アスペクト比を維持※8
    • Before watermaking - リサイズしてからウォーターマークを合成する
    • After watermaking - ウォーターマークを合成してからリサイズする
    といったオプションの設定を行います。
    7 元のサイズより大きいサイズを指定しても、拡大はされない模様。
    8 アスペクト比を維持する場合、横長の画像であれば「Width」欄のサイズでリサイズされ、縦長の画像であれば「Height」欄のサイズでリサイズされる。
    (もう一方の値は、最適な値に自動設定される)
  6. 設定が完了したら、画面右下にある「スタート」ボタンをクリック。
  7. ウォーターマークの合成処理が開始されるので、しばらく待ちます。
  8. しばらく待ち、画面中央の進捗メーターがいっぱいになったら処理完了。
    設定しておいたフォルダ内に、ウォーターマークが合成されたファイルが出力されています。

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