ビジュアル的なマウスジェスチャーツール。
マウスの右ボタンを押したまま特定の動作を行うことで、様々なコマンドを実行できるようにしてくれます。
60 以上のジェスチャーアクションを認識することができ、30 種類近いコマンドを実行することができます。
ジェスチャー時に、マウスの軌跡が残るという視覚的なソフトです。
「StrokeIt」 は、視覚的に操作できるマウスジェスチャーツールです。
マウスを右クリックしながら “ 特定の文字や数字 ” を画面に描くことで、それに関連付けられたコマンドを
実行できるようにする... という一種のランチャーツールです。
右クリックしながら画面に文字や数字を描くと、その軌跡が残るところが最大の特徴。
“ 特定の文字や数字 ” を描くことで実行できるようになるコマンドには、次のようなものがあります。
- 任意のプログラムを実行
- 特定のWeb サイトを開く
- ウインドウを最小化 / 最大化
- 任意のホットキーをエミュレート
- モニタをスタンバイ状態にする
- etc...
「StrokeIt」 起動後、タスクトレイ上に表示されたアイコンをクリックすると、「StrokeIt - コマンドエディタ」 と
いう編集画面が立ち上がります。
ここで、ジェスチャーアクションやコマンドを確認したり、アクションを追加 / 変更 したりすることができます.
アクションやコマンドは、デフォルトでいくつか登録されています。
たとえば、 [全般] ※1 の
をクリックすると、
“ Close Window [C] ”、“ Copy [Up] ”、“ Paste [Down] ”
“ Minimize [/ Down] ”、“ New [N] ”、“ Save [S] ” などの項目が表示されます。
※1
「全般」 のツリー以下にあるコマンドは 「全てのアプリケーションに共通する」 コマンドで、
「Chat Programs」 や 「Explorer」、「Outlook Express」 などは、各アプリ固有のコマンド。
各項目名は、 実行するコマンド [アクション内容 (右クリックしながら " ○ " を描く) ] を意味しています。
一例を挙げると、
| Close Window [C] |
マウスの右ボタンを押したまま C を描くと、アクティブなウインドウを閉じる。 |
| Minimize [/ Down] |
マウスの右ボタンを押したまま / を上から下へ描くと、アクティブウインドウを
最小化する。 |
| New [N] |
マウスの右ボタンを押したまま N を描くと、新規ウインドウを立ち上げる。 |
といった具合です。
コマンドは、自由に追加することができます。
このページでは、使い方も兼ねて
- マウスの右ボタンを押したまま 2 を描いた時に、「Win」 キーをエミュレートする
- マウスの右ボタンを押したまま G を描いた時に、Google のトップページを開く
という三つのコマンド作成例を紹介します。
マウスの右ボタンを押したまま 3 を描いた時に、「foobar2000」 を起動
- まず、 「全般」 の左にある
をクリック。
- 次に、「全般」 上で右クリックし、「新規アクション」を選択します。
- 右側の 「このアクションを実行するジェスチャー」 欄下にあるプルダウンメニューをクリックし、
「3」 を選択 → 「ジェスチャー追加」 ボタンをクリックします。
- 左のツリービューに戻り、追加された 「新規アクション」 を右クリック → 「新規コマンド」 を選択。
- 右上に表示された 「以下のコマンドを設定します」 欄で、「起動 - プログラムの起動」 を選択。
- 画面右側の中段にある 「参照」 ボタンをクリックします。
- 「ファイルを開く」 ダイアログが表示されるので、「foobar2000.exe」 を選択します。
- 再度左のツリービューに戻り、「新規アクション」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し、
アクション名を foobar2000[3] とでもしておきます。
- 同じように、「新規コマンド」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し 「foobar2000」 とでもリネーム
しておくと良いでしょう。
- これで設定完了。
「StrokeIt」 のウインドウは閉じてOK です。
あとは、マウスの右ボタンを押しながら 3 を描き、「foobar2000」 が起動するかどうか確認して
みます。
マウスの右ボタンを押したまま 2 を描いた時に、「Win」 キーをエミュレート
- まず、 「全般」 ツリーを展開します。
- 次に、「全般」 上で右クリックし、「新規アクション」を選択します。
- 右側の 「このアクションを実行するジェスチャー」 欄下にあるプルダウンメニューをクリックし、
「2」 を選択 → 「ジェスチャー追加」 ボタンをクリックします。
- 左のツリービューに戻り、追加された 「新規アクション」 を右クリック → 「新規コマンド」 を選択。
- 右上に表示された 「以下のコマンドを設定します」 欄で、「キー - ホットキー」 を選択。
- その下にある 「ホットキー」 欄をクリックし、「Win」 キーを押してみます。
- すると、「WIN」 というコマンドが入力されます。
- 再度左のツリービューに戻り、「新規アクション」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し、
アクション名を スタートメニュー[2] とでもしておきます。
- 同じように、「新規コマンド」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し 「スタートメニュー」 とでも
リネームしておくと良いでしょう。
- これで設定完了。
マウスの右ボタンを押したまま G を描いた時に、Google を開く
- 「全般」 ツリーを展開します。
- 「全般」 上で右クリックし、「新規アクション」を選択します。
- 右側の 「このアクションを実行するジェスチャー」 欄下にあるプルダウンメニューをクリックし、
「G」 を選択 → 「ジェスチャー追加」 ボタンをクリックします。
- 左のツリービューに戻り、追加された 「新規アクション」 を右クリック → 「新規コマンド」 を選択。
- 右上に表示された 「以下のコマンドを設定します」 欄で、「インターネット - ウェブサイトを開く」 を
選択。
- その下にある 「ウェブサイト」 欄に、 http://www.google.co.jp/ と入力します。
- 再度左のツリービューに戻り、「新規アクション」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し、
アクション名を Google[G] とでもしておきます。
- 同じように、「新規コマンド」 を右クリック → 「名前の変更」 を選択し 「Google」 とでもリネームして
おくと良いでしょう。
- これで設定完了。
作成したコマンドやアクションは、後から編集することももちろん可能です。
(最初から登録されているコマンドやアクションも、同様に編集することができる)
ちなみに、「このアクションを実行するジェスチャー」 欄では、文字や数字以外に 「Right」 や 「Left」 なども
選択できるようになっていますが、これは “ マウスで 「Right」 や 「Left」 を描く ” という意味ではなく、
- (右ボタンを押しながら) マウスを指定方向へと動かし、(右ボタンを) 放す
ということを意味しています。
「Left-Up」 などは、
「
左に動かしてから →
上へ動かし → 右ボタンを放す」
という感じです。
ついでに、「Reversed」 が付いているものは、“ 逆の書き順 ” を意味しています
※2。
※2
たとえば、「A」 と 「A Reversed」 の違いは、左から右に向かって三角を描くか、右から左へ
向かって三角を描くか... の違い。
また、「StrokeIt」 には、学習機能が付いています。
たとえば、“ 右ボタンを押しながら 「2」 を描いた時に、「検索」 を実行するように設定した ” のに、
「2」 を描いても
「StrokeIt - ジェスチャーを認識できません」
というダイアログが表示されてしまうことが
あります。
そんな時は、「ジェスチャーを認識できません」 ダイアログ内の 「保存」 下にあるプルダウンメニューを
クリックし、「2」 を選択 → 左下の 「学習」 ボタンをクリックします。
すると、次回からその筆跡を 「2」 であると認識し、上手く 「検索」 を実行できるようになります。
尚、メニューバー上の 「編集」 → 「ジェスチャーの学習」 から、筆跡をあらかじめ学習させておくことも
できたりします※3。
※3
自分の筆跡を 「StrokeIt」 がきちんと読み取ってくれるか、確認の意味でも最初に使ってみると
いいかもしれません。
その他、機能を一時的に無効化させる機能や※4、ジャスチャー時に残る軌跡の色 / 幅 を変更する機能、
ジェスチャーの受付時間を変更する機能 なども付いています。
※4
タスクトレイアイコンを右クリックする。
(機能が無効化されると、アイコンが赤くなる)
指定したキーを押している間、ジェスチャーを無効にする機能もある。
デフォルトでは 「Ctrl」 キー。
現在、「StrokeIt」 の最新版は " 9.7 " で
日本語の翻訳パック
は " 9.4 " となっていますが、問題なく
日本語化することができます※5。
(翻訳パックは、「StrokeIt」 が起動していない時にあてて下さい)
※5
翻訳パックをあてたあと、「StrokeIt」 を実行 → タスクトレイ上のアイコンをクリック → 「Edit」 →
「Preferences」 → 「Files」 タブの 「Default interface language」 から 「Japanese」 を選択 →
「StrokeIt」 再起動。

StrokeIt 解説ページ
■ カウンターストライク新兵訓練所
この 「StrokeIt」 は、個人利用の場合にのみ無料で使えるようになっています。
インストール途中の 「Personal Use Only」 という確認画面では、
「
I am installing this software on my home computer for personal use.」
の方を選択するように
しましょう。
また、OS がVista / 7 の場合は、「StrokeIt」 のインストーラーを
管理者として実行
し、インストール先を
「
C:¥Program Files¥StrokeIt」
にするようにして下さい。