ShareX

ShareX の概要や使い方を紹介しています

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多機能なスクリーンキャプチャー&ファイルアップロードツール!「ShareX」。

ShareX
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制作者 ShareX Developers
対応 -
バージョン 16.0.1
更新日時 2024-03-17
ファイルサイズ 38.61 MB
公式
Microsoft Store
ポータブル版

ShareX

多機能なスクリーンキャプチャー&ファイルアップロードツール。
画面内の特定領域を静止画 / 動画 としてキャプチャーしたり、ドラッグ&ドロップしたファイルを Imgur / Google Drive / Dropbox / Twitter / Pastebin / FTP 等々にアップロードしたりすることができます。
縦に長い画面をスクロールしてキャプチャーする機能や、クリップボード内のファイル / ウェブ上のファイル を直接アップロードする機能、強力な画像編集機能、画像結合 / 分割 機能 なども付いています。

「ShareX」は、多機能なスクリーンキャプチャー&ファイルアップロードツールです。
画面内の特定領域をキャプチャーしたり、ドラッグ&ドロップで放り込んだファイルを各種ウェブサービスにアップロードしたりすることができるソフトで、キャプチャー / アップロード ともに、それぞれ専用ツール並みの機能を備えているところが大きな特徴。
キャプチャーに関しては、

  • フルスクリーン(すべてのモニター)
  • 指定したモニター
  • 指定したウインドウ
  • マウスドラッグで指定した矩形領域
  • スクロールが必要な縦長コンテンツ
をキャプチャーすることができるほか、指定した矩形領域内の動作風景を動画(MP4、または GIF)としてキャプチャーすることも可能となっています。
アップロードに関しては、画像 / テキスト / ファイル ごとに異なるアップロード先を指定することができ、またアップロードしたファイルの URL を自動でクリップボードにコピーしたり、アップロードしたファイルを Twitter / Facebook 等で共有することもできたりします。
アップロード先として指定可能なウェブサービスには下記のようなものがあり、必要に応じてアップロード先のアカウントを登録することもできます。
  • Imgur
  • Twitter
  • Google フォト
  • Google ドライブ
  • OneDrive
  • Dropbox
  • YouTube
  • Box
  • Flickr
  • ImageShack
  • Amazon S3
  • Azure
  • Pastebin
  • 任意の FTP サーバー
その他、クリップボード内のファイルやウェブ上のファイル(URL)を直接アップロードする機能や、
  • 指定した秒数後にキャプチャーを実行する遅延キャプチャー
  • 全画面、もしくは特定領域を、指定した秒数ごとにキャプチャーする「自動キャプチャー
  • マウスカーソル直下の色情報を取得することができる「カラーピッカー
  • マウスドラッグした領域のサイズを計測することができる「定規
  • 画像に、図形 / 直線 / 矢印 / テキスト 等を合成したりすることができる「画像エディター
  • 複数枚の画像を、一つに結合する機能
  • 画像を、縦横指定した個数に分割する機能
  • 動画変換機能
  • DNS チェンジャー
等々の機能も付いていたりします。

使い方は以下のとおり。

使用バージョン : ShareX 14.1.0
画面内の特定領域を、静止画としてキャプチャーする
  1. 「ShareX」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    ShareX
    あらかじめ、左メニュー内にある「キャプチャー後のタスク」、もしくはタスクトレイアイコンの右クリックメニュー「キャプチャー後のタスク」から、キャプチャー実行後のアクションを選択しておきます。
    (複数選択可)
    「キャプチャー後のタスク」から、キャプチャ実行後のアクションを選択する
    「キャプチャー後のタスク」から、キャプチャ実行後のアクションを選択する
    キャプチャー実行後に実行可能なアクションには、一例として下記のようなものがあります。
    • 「キャプチャー後」ウィンドウを表示
      キャプチャー後
    • 画像エディタで開く
      ShareX - 画像エディター
    • 画像をクリップボードにコピー
    • 画像をファイルに保存※1
    • 名前を付けて画像を保存
    • ファイルをクリップボードにコピー
    • ファイルのパスをクリップボードにコピー
    • エクスプローラでファイルを表示
    • 画像をホストにアップロード(デフォルトは Imgur)
    1 画像は、デフォルトで「\ShareX のインストールフォルダ\ShareX\Screenshots\保存日時」内に保存される。
    保存先を変更したい時は、左メニュー内にある「アプリの設定」を選択 → 設定画面が表示されるので、左メニュー内の「パス」を開く → 右側にある「独自の画像保存フォルダーを使用する」にチェックを入れ、右側の「参照」ボタンを押して保存先のフォルダを指定する。
    「独自の画像保存フォルダーを使用する」にチェックを入れ、右側の「参照」ボタンを押して保存先のフォルダを指定する
  3. おそらく、デフォルトではキャプチャー実行後 / タスク実行後 に音が鳴るようになっています。
    これを回避したい場合は、左メニュー内にある「タスクの設定」を選択 →
    • キャプチャー後に音を鳴らす
    • タスク完了後に音を鳴らす
    のチェックを外しておきます。
    (必要に応じて、「タスク完了後に通知を表示する」のチェックも外しておく)
    左メニュー内にある「タスクの設定」を選択する
    「キャプチャー後に音を鳴らす」「タスク完了後に音を鳴らす」などのチェックを外す
  4. 続いて、左メニュー内にある「キャプチャー」、もしくはタスクトレイアイコンの右クリックメニュー「キャプチャー」から、キャプチャー対象の領域を指定します。
    キャプチャー対象の領域を指定する
    キャプチャー対象の領域を指定する
    キャプチャー対象とする領域は、
    • フルスクリーン - 全画面(すべてのモニター)
    • ウインドウ - 指定したウインドウ
    • モニター - 指定したモニター
    • 領域 - マウスドラッグで指定した矩形領域(ライト / 透過 は、領域選択時の背景色)
    • 最近使用した領域
    • スクロールキャプチャー
    • 自動キャプチャー - フルスクリーン / 特定領域 を、指定した秒数ごとにキャプチャー
      自動キャプチャー
    の中から選ぶことができます。
    尚、キャプチャー画像にマウスカーソルを含めたくない場合は、「キャプチャー」→「マウスカーソルを表示」のチェックを外しておきます。
    「キャプチャー」メニュー
    ついでに、指定した秒数後にキャプチャーを自動実行する遅延キャプチャを実行したい場合は、「キャプチャー」→「スクリーンショットを 0 秒後に起動する」から遅延時間(1 秒 ~ 5 秒後)を指定しておきます。
  5. キャプチャー対象の領域として
    • フルスクリーン
    • ウインドウ
    • モニター
    • 最近使用した領域
    を選択していた場合は、即座にキャプチャーが実行されます。
    領域」を選択していた場合、マウスカーソルがキャプチャーモードに切り替わるので、キャプチャーしたい領域を左ドラッグして囲みます。
    キャプチャーしたい領域を左ドラッグして囲む
    一方、「スクロールキャプチャー」を選択していた場合は、次のような操作を行います。
    1. マウスカーソルがキャプチャーモードに切り替わるので、キャプチャーしたい縦長コンテンツをクリックします。
      キャプチャーしたい領域をクリックする
    2. 「ShareX - スクロール キャプチャー」という画面が表示されます。
      画面下部にある「キャプチャー開始」ボタンをクリックする
      色々とオプションはありますが、通常はそのまま画面下部にある「キャプチャー開始」ボタンをクリックして OK です。
    3. 選択していた領域のスクロールキャプチャーが実行され、結果が「出力」タブに表示されます。
      スクロールキャプチャーが実行され、結果が「出力」タブに表示される
      あとは、画面右上にある「キャプチャー後の設定にしたがい、アップロード/保存を実行する」ボタンをクリックすれば OK です。
      (「ShareX - スクロール キャプチャー」画面は閉じてしまって OK)
  6. ちなみに、デフォルトでは下記のようなホットキーでキャプチャーを実行することも可能です。
    領域をキャプチャー Ctrl + PrintScreen
    すべてのスクリーンをキャプチャー※2 PrintScreen
    アクティブウィンドウをキャプチャー Alt + PrintScreen
    2 おそらく、デフォルトでは Windows 標準の「Snipping Tool」とホットキーが被っているので、ホットキーを変更する必要がある。
    ホットキーを新たに登録、または編集したい時は、左メニュー内にある「ホットキーの設定」から設定を行います。
    左メニュー内にある「ホットキーの設定」をクリックする
    ShareX - ホットキーの設定
  7. キャプチャーされた画像は、メイン画面上にサムネイルで一覧表示されます。
    キャプチャーされた画像は、メイン画面上にサムネイルで一覧表示される
    画像を保存するようにしていた場合、サムネイルを右クリックすることにより、次のようなコマンドを実行することもできたりします。
    • 開く
      • ファイル
      • フォルダー(保存先のフォルダを開く)
    • コピー
      • ファイル
      • 画像
      • 画像のサイズ
      • ファイルのパス
      • ファイル名
      • ファイル名と拡張子
      • フォルダー
    • アップロード
    • 画像編集
    • 画像エフェクトを追加
    • アクションを実行
    • 一覧からタスクを取り除く※3
    • ローカルファイルを削除
    • 文字認識(OCR)
    • 一覧を消去※3
    • リストビューに切り替え
    サムネイルの右クリックメニュー
    3 メイン画面上から消去するだけであり、ファイルそのものを削除してしまうわけではない。
    (ファイルそのものを削除する時は、「ローカルファイルを削除」を選択する)
目次へ戻る
指定した矩形領域内の動作風景を、動画としてキャプチャーする
  1. 左メニュー内にある「キャプチャー」をクリックし、「動画キャプチャー」または「動画キャプチャー (GIF)」を選択します。
    「キャプチャー」から「動画キャプチャー」または「動画キャプチャー (GIF)」を選択する
    もしくは、タスクトレイアイコンの右クリックメニュー「キャプチャー」から、「動画キャプチャー」または「動画キャプチャー (GIF)」を選択します。
    「キャプチャー」から「動画キャプチャー」または「動画キャプチャー (GIF)」を選択する
  2. 初回選択時に「FFmpeg が見つかりません!ダウンロードしますか?」というダイアログが表示されるので、「はい」を選択して FFmpeg のダウンロードを行います。
    (FFmpeg がダウンロード済みである時は、即座に領域選択モードに切り替わります)
    FFmpeg が見つかりません!ダウンロードしますか?
  3. FFmpeg のダウンロードが開始されるので、しばらく待ちます。
    FFmpeg のダウンロードが開始されるので、しばらく待つ
  4. 少し待ち、「FFmpeg のダウンロードに成功しました」というダイアログが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
    FFmpeg のダウンロードに成功しました
  5. 自動的にマウスカーソルがキャプチャモードに切り替わるので、キャプチャーしたい領域を左ドラッグして囲みます。
    キャプチャーしたい領域を左ドラッグして囲む
  6. 指定された領域内の動画キャプチャーが開始されます。
    キャプチャーを終了する時は、「録画終了」ボタンをクリックします。
    (キャプチャーをやっぱりやめる時は「中止」ボタンを押す)
  7. キャプチャーを終了すると、録画された動画のサムネイルがメイン画面上に表示されます。
    キャプチャーされた動画のサムネイルが、メイン画面上に表示される
    このサムネイルを右クリックすることにより、
    • 開く
      • ファイル
      • フォルダー
    • コピー
      • ファイルのパス
      • ファイル名
      • ファイル名と拡張子
      • フォルダー
    • アップロード
    • アクションを実行
    • 一覧からタスクを取り除く
    • ローカルファイルを削除
    • 一覧を消去
    • リストビューに切り替え
    といったコマンドを実行することもできます。
    動画の右クリックメニュー
目次へ戻る
画像 / テキスト / ファイル をアップロードする
  1. あらかじめ、左メニュー内にある「アップロード後のタスク」、もしくはタスクトレイアイコンの右クリックメニュー「アップロード後のタスク」から、アップロード後に自動実行するタスクを選択しておきます。
    (複数選択可)
    アップロード後に実行するタスクを選択する
    アップロード後に実行するタスクを選択する
    アップロード後に実行可能なタスクには、下記のようなものがあります。
    • 「アップロード後」ウインドウを表示
      「アップロード後」ウインドウ
    • 短縮 URL の作成
    • URL を共有
    • URL をクリップボードにコピー※4
    • URL を開く
    • QR コード ウィンドウを表示
    4 複数のファイルをアップロードした場合、最後にアップしたファイルの URL がコピーされる。
  2. 左メニュー内にある「アップロード先」、もしくはタスクトレイアイコンの右クリックメニュー「アップロード先」を選択し、
    • 画像アップローダー - 画像のアップロード先
    • テキスト アップローダー - テキストのアップロード先
    • ファイル アップローダー - ファイルのアップロード先
    • URL 共有サービス - 「URL を共有」実行時に使用するウェブサービス
    から、各種アイテムのアップロード先サービスを選択します※5
    各種アイテムのアップロード先サービスを選択する
    各種アイテムのアップロード先サービスを選択する
    5 通常、画像は「画像アップローダー」で指定したサービスへ、テキストは「テキスト アップローダー」で指定したサービスへアップロードされる。
    画像 / テキスト を、Dropbox 等のファイルアップローダーへアップロードしたい場合は、「画像アップローダー」および「テキスト アップローダー」→「ファイル アップローダー」から、アップロード先のサービスを選択しておく。

    アップロードの際にログインが必要なサービスを指定する時は、あらかじめ「アップロード先」→「アップロード先の設定」を選択し、各画面でアカウント情報を登録するなどしておきます。
    アカウント情報を登録するなどしておく
    一部のアップローダーでは、「ステップ 1: 承認ページを開きます」ボタンをクリック → アクセス許可に関するページが表示されるので、「許可」などのボタンをクリック → 表示された確認コードを、「ShareX」の設定画面に貼り付ける必要があります。
    選択したサービスのログイン画面が表示される
    ShareX によるアクセスを許可する
    ShareX によるアクセスを許可する
    認証コードをコピーする
    確認コードをコピーする
    認証コードを貼り付けて「ステップ 2: 承認を完了します」ボタンを押す
    確認コードを貼り付けて「ステップ 2: 承認を完了します」ボタンを押す
  3. アップロードしたいファイルを、「ShareX」のウインドウにドラッグ&ドロップします。
    (複数のファイルをまとめてドロップすることもできる)
    アップロードしたいファイルを、「ShareX」のウインドウにドラッグ&ドロップする
    クリップボード内のファイルをアップロードしたい時は、「ShareX」のウインドウをクリックしてアクティブにしてから “ CtrlV ” を押します。
    もしくは、「アップロード」メニュー内の「クリップボードからファイルをアップロード」を選択します。
    (その後、内容の確認ダイアログが表示されるので、「OK」ボタンをクリックする)
    左メニュー内の「アップロード」→「クリップボードからファイルをアップロード」を選択する
    「アップロード」→「クリップボードからファイルをアップロード」を選択する
    内容の確認ダイアログ
    ウェブ上のファイルをダイレクトにアップロードしたい時は、「アップロード」メニュー内にある「URL 先のファイルをアップロード」を選択 → アップロードしたいファイルの URL を入力します。
    左メニュー内の「アップロード」→「URL 先のファイルをアップロード」を選択する
    「アップロード」→「URL 先のファイルをアップロード」を選択する
    アップロードしたいファイルの URL を入力する
  4. ファイルのアップロードが行われます。
    ファイルのアップロードが行われる
  5. アップロードが完了すると、デスクトップの右下から通知が表示されます※6
    デスクトップの右下から通知が表示される
    6 通知を表示させたくない場合は、左メニュー内にある「タスクの設定」をクリック →「タスク完了後に通知を表示する」のチェックを外しておく。
    タスクの設定

    アップロード完了後、リスト上のファイルを右クリックすると
    • 開く
      • URL - アップロード先の URL を(既定のブラウザで)開く
      • サムネイルの URL - サムネイルの URL を開く※7
      • 削除 URL - アップロードしたアイテムの削除ページを開く
    7 画像系のアップローダーへアップロードした場合のみ有効。
    • コピー
      • URL - アップロード先の URL を、クリップボードにコピー
      • サムネイルの URL - サムネイルの URL をコピー※7
      • 削除 URL - アップロードしたアイテムの削除ページをコピー
    • アップロード
    • ダウンロード
    • 画像編集
    • 画像エフェクトを追加
    • アクションを実行
    • URL を共有
    • Google 画像検索
    • 文字認識(OCR)
    • 一覧を消去
    などのコマンドを実行することができます。
    サムネイルの右クリックメニュー

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