WingetUI

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アプリのインストール / アップデート / アンインストール を、一元的に管理する!「WingetUI」。

WingetUI
2.86 / 57 票)
制作者 Marti Climent
対応 10/11
バージョン 3.0.2
更新日時 2023-04-11
ファイルサイズ 76 MB
安定版
Beta 版を含む全バージョン

WingetUI

アプリのインストール / アップデート / アンインストール を、一元的に管理することができるソフト。
通常は CUI で使う Winget / Scoop / Chocolatey の GUI で、アプリのインストール / アンインストール / アップデート を、分かりやすいウインドウ上で一元的に管理できるようにしてくれます。
インストール / アップデート / アンインストール が可能なアプリを一覧表示する機能や、複数のアプリを一括インストールする機能、アプリのアップデートがある場合に通知を表示する機能 等が付いています。

「WingetUI」は、Winget / Scoop / Chocolatey のフロントエンドです。
通常は CUI で使うパッケージマネージャー Winget / Scoop / Chocolatey を GUI で操作できるようにしたソフトで、アプリ(パッケージ)の

  • (ダウンロード&)インストール
  • アンインストール※1
  • アップデート
を、分かりやすいウインドウ上で一元的に管理できるようにしてくれます。
1 アンインストールに関しては、失敗することもそこそこある模様。
(「Geek Uninstaller」などの専用ツールを使った方がいいかも?)

この「WingetUI」を通じて(ダウンロード&)インストール / アンインストール / アップデート 可能なアプリはリストに一覧表示されるようになっており、この中から選択したものをまとめてインストール / アンインストール / アップデート できるようになっています。
(アプリをインクリメンタルサーチする機能もある)
また、指定したパッケージの情報を JSON ファイルにエクスポートすることもでき、この JSON ファイルを利用して複数のアプリを半自動(= JSON ファイルの選択だけ)でインストールできるようにもなっていたりします。
普段、大量のアプリをインストールしている人や、いつも決まったアプリをインストールしている人などにおすすめです。
その他、
  • 利用可能なアップデートがある場合に通知を表示する機能
    アップデートが可能なパッケージがあると、デスクトップの右下から通知が表示される
  • 指定したアプリのアップデートを無視する “ ブラックリスト ” 機能
  • タスクトレイアイコンのメニューからアップデートやアンインストールを実行する機能
  • 指定したアプリのホームページを開く機能
  • 指定したアプリのインストールコマンドをコピーする機能
  • 指定したアプリのハッシュ値(SHA256)を表示&コピー する機能
  • 指定したアプリのインストーラー URL を表示&コピー する機能
なども付いています。

使い方は以下の通り。

使用バージョン : WingetUI 1.6.3
インストールと初期設定
  1. インストーラー実行時に「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示された場合、左側にある「詳細情報」というリンクをクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
    Windows によって PC が保護されました
    右下の「実行」ボタンをクリックする
  2. スタートメニュー等から、「WingetUI」を実行します。
    (実行ファイルは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\WingetUI」内にある)
  3. 初回起動時のみ、「WingetUI へようこそ」という画面が表示されます。
    WingetUI へようこそ
    ここで、使用するパッケージマネージャーにチェックを入れ、右下の「適用して WingetUI を始める」ボタンをクリックします。
  4. メイン画面が表示されます。
    WingetUI
    パッケージマネージャーの有効化 / 無効化 を切り替えたくなったら、画面右上にあるメニューボタンをクリック →「WingetUI 設定」を選択します。
    画面右上にあるメニューボタンをクリック →「WingetUI 設定」を選択する
  5. 設定画面が表示されます。
    設定画面
    この画面を下にスクロールし、「Winget の設定」「Scoop の設定」「Chocolatey の設定」をクリックすると、各パッケージマネージャーの有効化 / 無効化 を切り替えることができます。
    パッケージマネージャーの設定
    Winget の設定
    Scoop の設定
    Chocolatey の設定
    Scoop については、この画面でインストール / アンインストール を行うこともできます。
    (コマンドプロンプトが立ち上がるので、適当なキーを押す)
    続行するには何かキーを押してください...
    Scoop のインストール中...
    Scoop was installed successfully!
  6. デフォルトでは、アップデート可能なパッケージがあると通知が表示されるようになっています。
    アップデート可能なパッケージがあると、デスクトップの右下から通知が表示される
    この通知をクリックすると、WingetUI の「ソフトウェアアップデート」画面を開くことができますが、この通知は無効化することもできます。
    アップデートの通知を無効化したい時は、画面右上にあるメニューボタンをクリック →「WingetUI 設定」を選択し、「通知領域オプション」→「更新があった場合に通知を表示する」のチェックを外しておきます。
    画面右上にあるメニューボタンをクリック →「WingetUI 設定」を選択する
    「更新があった場合に通知を表示する」のチェックを外す
    ここでは、アップデートの確認間隔を指定したり、パッケージを自動的にアップデートするように設定することも可能となっています。
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パッケージのインストール
  1. スタートメニュー等から、「WingetUI」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    WingetUI
    そのまま、インストールしたいパッケージにチェックを入れます。
    インストールしたいパッケージにチェックを入れる
    パッケージは、
    • パッケージ名
    • パッケージ ID
    • バージョン
    • ソース
    といった情報ごとにカラム分けして表示され、各カラムごとにソートできるようになっています。
    また、画面右上にある検索バーにキーワードを入力することで、パッケージをインクリメンタルサーチすることもできたりします。
    画面右上にある検索バーにキーワードを入力することで、パッケージをインクリメンタルサーチすることもできる
    加えて、パッケージを右クリック →「情報」を選択することにより、選択したパッケージの詳細情報(ホームページの URL や、インストールコマンド等)、を確認することも可能となっています。
    パッケージを右クリック →「情報」を選択する
    パッケージの詳細情報
  3. インストールしたいパッケージにチェックを入れたら、画面上部にある「選択されているものをインストール」ボタンをクリックします。
    画面上部にある「選択されているものをインストール」ボタンをクリックする
    ちなみに、インストールは通常サイレントインストール(対話なしの自動インストール)で行われますが、画面上部にある 対話型インストール ボタンをクリックすることにより、インストールウィザードを使用してインストールを行うこともできます。
    加えて、画面上部にある インストーラーを管理者権限で実行 ボタンをクリックすることで、インストールを管理者権限で実行することもできたりします※2
    2 インストールに元々管理者権限を必要するパッケージは、このボタンをクリックしなくても途中で管理者権限が必要になる。
  4. 選択していたパッケージのインストールが行われるので、しばらく待ちます。
    インストール中...
  5. インストールが完了すると、デスクトップの右下から通知が表示されます。
    インストールが完了すると、デスクトップの右下から通知が表示される
    尚、パッケージを正常にインストールできなかった場合、「インストール aborted」というダイアログが表示され、該当パッケージの情報が画面下部に表示されます。
    インストール aborted
    インストールが失敗したアプリは、画面下部に残ったままになる
    そのまま「OK」ボタンを押しても OK ですが、右側にある コマンドライン出力の表示 ボタンをクリックすることにより、失敗の原因を表示することも可能となっています。
    インストールログを表示することも可能
  6. その他、画面右上にある「選択したパッケージをファイルとしてエクスポートする」をクリックすることにより、現在選択状態にあるパッケージの情報を JSON ファイルに書き出すこともできたりします。
    「選択したパッケージをファイルとしてエクスポートする」をクリックすることにより、現在選択状態にあるパッケージの情報を JSON ファイルに書き出すこともできる
    画面上部にある「パッケージをファイルからインポートする」からエクスポートされた JSON ファイルを読み込むと、JSON ファイルに書き出されたパッケージを一括してインストールすることができます。
    (JSON ファイルの読み込みと同時にインストールが行われます)
    JSON ファイルの読み込みと同時にインストールが行われる

次のページでは、

を紹介します。

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