Capture2Text

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日本語も読み取れる OCR ソフト!「Capture2Text」。

Capture2Text Capture2Text
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対応 7/8/8.1/10
バージョン 4.6.3
更新日時 2022-03-19
ファイルサイズ 63.6 MB

Capture2Text

画面内に映っている文字列を、テキストとしてコピーできるようにする OCR ソフト。
あらゆるアプリケーションウインドウ内に映っている文字列を、クリップボードにコピーしたり、ポップアップウインドウ内に送ったりすることができます。

Capture2Textは、画面内のテキストを読み取ってくれる OCR ソフト です。

  • マウスドラッグで囲んだ領域内にあるテキストを、クリップボードに送ってくれる※1
というテキスト読み取りツールで、日本語のテキストや縦書きのテキストにも対応しているところが大きな特徴。
1 テキストは、“ 無地背景&はっきりと読み取れるテキスト ” でないと、まともに読み取ることはできない。
(文字のサイズが小さくても厳しい)
そのため、あくまでも(テキストを書き出す際の)補助的なツールとして使うのが良い。

テキストは、どのようなアプリケーション上のものでも読み取ることができ、画像内の文字列でも PDF 内の文字列でも基本的に何でも読み取れるようになっています。
読み取り精度は対象によりけりですが、読み取り対象物を選ばないので幅広い用途で使えると思います。
画像内のテキストを読み取りたい時はもちろん、どうしてもコピーできない場所のテキストをコピーしたい時 などにも便利。

使い方は以下のとおりです。

使用バージョン : Capture2Text 4.6.2
読み取り可能な言語を増やしたい場合
  1. デフォルトでは、読み取り可能な言語が
    • 日本語
    • 英語
    • フランス語
    • ドイツ語
    • 韓国語
    • ロシア語
    • スペイン語
    に限られています。
    中国語などのテキストも読み取れるようにしたい場合は、下記のような操作を行います。
  2. まず、辞書ファイルのダウンロードページ を開き、目的の言語ファイルをダウンロードします。
    例として、中国語を読み取れるようにしたい場合は「Chinese - Traditional.zip」「Chinese - Simplified.zip」をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを 解凍 し、出てきた traineddata ファイルを
    ~ \Capture2Text\tessdata\
    フォルダ内にコピーします。
    traineddata ファイルを、「\Capture2Text\tessdata\」フォルダ内にコピーする
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基本的な使い方
  1. 「Capture2Text.exe」を実行します。
  2. 最初にウェルカム画面が表示されるので、右下の「OK」ボタンをクリックします。
    ウェルカム画面
  3. タスクトレイ上に、アイコンが表示されます。
    タスクトレイ上に、アイコンが表示される
    このトレイアイコンの右クリックメニュー「OCR Language」から、読み取りたいテキストの言語を指定します。
    右クリックメニュー「OCR Language」から、読み取りたいテキストの言語を指定する
    日本語なら「Japanese」を、英語なら「English」を選択します。
  4. マウスカーソルを、読み取りたいテキストの左上部分に移動させます。
    読み取りたいテキストの左上部分に移動させる
  5. ホットキー “ WinQ ” を押します。
  6. そのままマウスカーソルを右下方向に移動させ、読み取りたいテキストを囲みます。
    読み取りたいテキストを囲む
    この時、スペースキーを押すことで、読み取りボックスの拡大方向を “ 左上 ” に変更することもできたりします。
    (再度スペースキーを押すと、読み取り方向が右下に戻る)
    また、右ドラッグを行うことにより、読み取りボックスの移動を行うことも可能となっています。
  7. 画面左上に、マウスドラッグで囲まれた領域内にあるテキストが表示されます。
    読み取られたテキストが、画面左上に表示される
    上手く読み取れている場合は、左クリックしてキャプチャを完了させます。
    上手く読み取られていない場合は、一度左クリック → 再度 “ WinQ ” を押し、作業をやり直すとよいでしょう※3
    (ただし、上手く読み取られていないようでも、実際にはある程度読み取られていることがある)
    3 読み取る領域を狭めると、より精度が増す模様。
    可能であれば、対象のテキストを拡大表示させてみるのも良い。

    読み取りにはいくらか時間がかかることもあるので、対象文字列を囲んだら少し待ってみることをおすすめします。
  8. テキストを囲んで左クリックすると、ポップアップウインドウが表示され、その中に読み取られたテキストが表示されます。
    ポップアップウインドウ
    と同時に、読み取られたテキストがクリップボードにコピーされます。
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ホットキー、読み取りボックスの色、読み取ったテキストの送り先 を変更する
  1. ホットキー、読み取りボックスの色、読み取ったテキストの送り先 を変更したい時は、タスクトレイアイコンを右クリックして「Settings」を選択します
    タスクトレイアイコンを右クリックして「Settings」を選択する
  2. 設定画面が表示されます。
    設定画面
    OCR を実行するホットキー “ WinQ ” を変更したい時は、一番上の「Start OCR Capture」欄で変更先のホットキーを指定します。
    読み取りボックスの背景色や枠線色を変更したい時は、左メニュー内の「Capture Box」を開き、
    • Background Color - 背景色
    • Border Color - 枠線の色
    を設定します。
    (左下の「Reset to defaults」というリンクをクリックすると、デフォルトの設定に戻すことができる)
    Capture Box
    テキスト読み取り後の挙動を変更したい時は、左メニュー内の「Output」を開き、
    • Save to clipboard - 読み取ったテキストを、クリップボードに送る
    • Show popup window - テキスト読み取り時に、ポップアップウインドウを表示する
    • Keep lines breaks - 改行を有効にする
    といったオプションの ON / OFF を指定しておきます。
    Output
  3. 設定が終わったら、右下の「OK」ボタンをクリックします。

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