ポータブル版のアプリを、既定のブラウザ / 既定のメーラー として設定できるようにする!「PORTABLE Registrator」。
PORTABLE Registrator
PORTABLE Registrator
ポータブル版のアプリを、“ 既定のブラウザ / 既定のメーラー ” として設定できるようにするソフト。
「Google Chrome Portable」「Firefox Portable」「Thunderbird Portable」等々のポータブルアプリを、既定のブラウザや既定のメールクライアントとして設定できるようにしてくれます。
設定により、指定したポータブルアプリを “ 既定のメディアプレイヤー / 既定の画像ビューア ” 等として設定することもできたりします。
「PORTABLE Registrator」は、ポータブル版のアプリを既定のアプリとして設定可能にするソフトです。
「設定」アプリの「既定のアプリ」画面内に、通常は表示されないポータブル版のアプリが表示されるようにするソフトで、普段使い慣れたポータブルアプリを既定のアプリとして使えるようにしてくれます。
操作は、“ 既定のアプリ ” として使いたいポータブルアプリを選択するだけなので超簡単。
デフォルトで指定可能なのは、ウェブブラウザ / メーラー として使用可能なアプリだけですが、設定によりあらゆる種類のポータブルアプリを登録することが可能となっています。
(ただし、XML ファイルを直接編集する必要がある)
普段、「Google Chrome Portable」「Firefox Portable」「Thunderbird Portable」などのポータブルアプリを、メインのブラウザ / メーラー として使っている人におすすめです。
- ファイルの右クリックメニューから “ 既定のアプリ ” を変更する方法
- リンクや URL を開こうとした時に、“ URL を開くブラウザ ” をその都度選択できるようにするソフト「BrokenURL」
使い方は以下の通り。
使用バージョン : PORTABLE Registrator 1.0
ダウンロード時の注意
- Microsoft Edge を使用している場合、おそらくファイルダウンロード時にブラウザから警告が表示されるので、手動でダウンロードのブロックを解除する必要があります。
VirusTotal の検査結果
操作は、ツールバー上のダウンロードボタンをクリック → ブロックされた「PortableRegistrator.exe」の右側に表示されるをクリックして「保存」を選択 →「詳細表示」の右側にある V をクリックし、「保持する」を選択すれば OK です。
基本的な使い方
- 「PortableRegistrator.exe」を実行します。
- 「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示された場合、左側にある「詳細情報」というリンクをクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックします。
- メイン画面が表示されます。
まず、一番上の「Portable executable」欄の右端にある
ボタンをクリックし、既定のブラウザ / 既定のメーラー として使いたいポータブルアプリを選択します。
- 続いて、画面中段の「Program Type」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、先ほど選択したアプリが
- Web-Browser - ウェブブラウザ
- Mail-Program - メールプログラム
- 必要に応じて「Program Name」欄に登録アプリの名前を入力し(通常は自動入力されます)、右端にある「REGISTER」ボタンをクリックします。
- 「〇〇(プログラム名) successfully registered! Have fun and enjoy. ;)」というダイアログが表示されたら設定完了です。
1 ブラウザに関しては、何らかのウェブページを開こうとした時に「どのアプリで開きますか?」というダイアログが表示されるので、登録したポータブルアプリを選択 → 左下にある「常にこのアプリを使う」にチェックを入れてから「OK」ボタンをクリックするだけでもよい。
Windows 10 を使用している場合- 「設定」アプリを開き、「アプリ」を選択します。
- 左メニュー内にある「既定のアプリ」を選択します。
- あとは、「メール」または「Web ブラウザー」欄に表示されているアプリのボタンをクリックし、登録したポータブルアプリを選択すれば OK です。
Windows 11 を使用している場合- 「設定」アプリを開き、左メニュー内の「アプリ」を選択します。
- 右側の画面内にある「既定のアプリ」を選択します。
- 画面右下に、既定のアプリとして設定可能なアプリが一覧表示されます。
この中から、既定のアプリとして設定するアプリを選択します。
ブラウザの場合は、画面右上にある「既定値に設定」ボタンをクリックすれば OK です。
メーラーの場合、各種フォーマットと「MAILTO」プロトコルを、目的のポータブルアプリに設定すれば OK です。
- アプリの登録を解除する時は、一番下の「Registered Portables」欄にあるプルダウンメニューをクリック → 目的のアプリを選択し、右側にある「UNREGISTER」ボタンをクリックすれば OK です。
ブラウザ / メーラー 以外のポータブルアプリを登録する
- 「PORTABLE Registrator」を一度実行し、終了させます。
- 「PortableRegistrator.exe」と同じフォルダ内に「PortableRegistrator.conf」というファイルが出力されるので、これをメモ帳などの テキストエディタ で開きます。
- デフォルトで登録されている「Web-Browser」「Mail-Program」セクションの下に、新たな AppType を追加します。
ここでは例として、メディアプレイヤーと画像ビューアのセクションを追加する方法を紹介します。
まず、34 行目に下記コードを挿入します。<AppType>対応させたいフォーマットが他にもある場合は、
<Name>Videoplayer-Program</Name>
<OpenParameters>"%1"</OpenParameters>
<FileAssociations>
<string>.mp4</string>
<string>.mkv</string>
<string>.avi</string>
<string>.webm</string>
<string>.wmv</string>
<string>.flv</string>
</FileAssociations>
<URLAssociations>
<string>mp4</string>
<string>m3u8</string>
</URLAssociations>
</AppType>
<AppType>
<Name>Image-Viewer</Name>
<OpenParameters>"%1"</OpenParameters>
<FileAssociations>
<string>.jpg</string>
<string>.jpeg</string>
<string>.gif</string>
<string>.png</string>
<string>.bmp</string>
</FileAssociations>
<URLAssociations>
<string>view</string>
</URLAssociations>
</AppType><FileAssociations>のように、 <string>拡張子</string> の行を増やしていきます。
<string>.mp4</string>
<string>.mkv</string>
<string>.avi</string>
<string>.webm</string>
<string>.wmv</string>
<string>.flv</string>
<string>.wmv</string>
<string>.mpg</string>
</FileAssociations>
一応、上記コードを加えた「PortableRegistrator.conf」ファイルを置いておきます。
PortableRegistrator.conf - 編集が終わったら、ファイルを上書き保存します。
- 次回「PortableRegistrator.exe」を起動させると、「Program Type」欄で追加したプログラムのタイプを選択できるようになっています。
- 尚、アプリ登録後は、「設定」アプリの「既定のアプリ」画面で、登録したアプリを選択できるようになります。
登録したアプリが「既定のアプリ」画面に表示されなかった場合、アプリに関連付けておいた拡張子のファイルをダブルクリック →「このファイルを開く方法を選んでください」ダイアログが表示されるので、ここから登録しておいたポータブルアプリを選択します※2。
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