MKVtoolnix

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マルチトラックのMKV 動画を簡単に作成!「MKVtoolnix」

MKVtoolnix
MKVtoolnix スクリーンショット
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制作者 Moritz Bunkus
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● MKVtoolnix

Matroska ファイルを作成 / 分解 / 解析 することができるツールパック。
各種動画 / 音声 / 字幕ファイル を元にMKV / MKA ファイルを作成したり、MKV / MKA / MKS ファイル
から素材を無劣化で取り出したりすることができます。
複数のファイルを連結して一つのファイルにする機能や、マルチトラックのMKV 動画を作成する機能、
作成するファイルにチャプターを挿入する機能... 等々が付いています。

「MKVtoolnix」 は、Matroska ファイルに関するツールパックです。

  • 各種動画 / 音声 / 字幕 ファイルを元に、一つのMKV / MKA ファイルを作成する 「mkvmerge
  • 既存のMKV / MKA ファイルから映像 / 音声 / 字幕 を抽出してくれる 「mkvextract
  • Matroska / WebM ファイルの詳細情報を解析してくれる 「mkvinfo
といった 3 つのツールがパッケージングされています。
MKV / MKA ファイルを作成する際には、それぞれの素材を “ 連結 ” して一つのファイルにしたり、
それぞれのファイルを “ 多重化 ” して、マルチアングル / マルチ音声 / マルチ字幕 のファイルにしたり
することができます※1
※1 任意のファイルを添付したり、ファイルを指定したサイズ / 時間 ごとに分割して出力したり、
チャプターを挿入したりすることもできる。

また、素材抽出の際には、それぞれのファイルを無劣化&高速 に取り出すことができ、さらに複数の
ファイルをまとめて取り出すこともできるようになっています。

使い方は以下の通りです。
ダウンロードページでは、「an installer」 というリンク、または 「a 7zip archive」 というリンクを
クリックして下さい。


まずは 「mkvmerge」 から。
音声 (MKA) ファイルを作成する場合、映像関連のところは飛ばしてOK です。

    素材の設定
  1. 「mmg.exe」 を実行します。
  2. 画面上部の 「入力ファイル」 欄に、素材とするファイルをドラッグ&ドロップで追加します。
    (右にある 「追加」 ボタンから、ファイルを追加してもOK です)
    素材として指定できるファイルには、以下のようなものがあります。
    映像
    264 / avc / h264 / x264 / mp4 / m4v / mkv / mpg / m2v / VOB / avi / m1v / mov / ogg / ogm /
    rm / rmvb / rv / vc1 / webm / webmv / drc
    音声
    ac3 / aac / m4a / mp4 / thd / dts / mka / wav / mp2 / mp3 / flac / ogg / ra / tta / wv
    字幕
    srt / ass / ssa / usf / xml / idx / sup / mks

    尚、複数のファイルを追加した場合、それらは “ 連結 ” して出力されるのではなく、
    “ マルチトラックのファイル ” として出力されます※2
    ※2 たとえば、三つの動画ファイルを追加したとすると、以下のような構成のファイルとして
    出力される。
    • 映像トラック 1 - メイン
    • 映像トラック 2 - サブ
    • 映像トラック 3 - サブ
    • 音声トラック 1 - メイン
    • 音声トラック 2 - サブ
    • 音声トラック 3 - サブ
    複数のファイルを “ 連結 ” して一つの動画を作成したい場合は、最初のファイルを追加した後、
    右端にある 「追加結合」 ボタンをクリックし、連結対象のファイルを選択していきます。
    (ただし、“ 連結 ” するファイルは、フォーマットが全て同一である必要がある)

    素材を間違って追加してしまった場合は、該当のものを選択 → 右の 「削除」 ボタンを押します。
  3. 動画を追加した場合、映像 or 音声 のどちらかを無効化することもできたりします※3
    ※3 動画の映像部分 or 音声部分 のみを使い、新たな動画を作成したい... という時に。
    映像 or 音声 を無効化する場合は、下の 「トラック、チャプタ、タグ」 欄に表示されているトラックの
    うち、無効化したいもののチェックボックスをOFF にしておきます。
    ( 「タイプ:ビデオ」 が映像、「タイプ:オーディオ」 が音声トラックです)

  4. 映像の設定
  5. 「トラック、チャプタ、タグ」 欄に表示されている映像トラックを選択状態にします。
    (映像トラックが複数ある場合は、とりあえずメインにしたいトラックから)
  6. 画面下部の 「一般トラックオプション」 欄で、選択している映像に関する設定を行います。
    ここでは、
    • トラック名 (未記入でもOK)
    • 言語 (日本語の映像なら 「jpn (Japanese)」、英語の映像なら 「eng (English)」 )
    • デフォルトトラックフラッグ※4
    を設定しておきます。
    ※4 デフォルトの映像トラックにしないものは、ここを 「いいえ」 にしておく。
    (要するに、サブトラックは 「いいえ」 にするということ)
  7. 続いて「フォーマット詳細オプション」 タブを開き、選択している映像の
    • アスペクト比 or 表示解像度 (どちらか一方のみ指定できる)
    • FourCC コーデック の識別名)
    • FPS (フレームレート)
    の設定を行っておきます。
    そのままでもOK ですが、素材動画がH.264 の場合、「FPS」 だけは設定しておく必要が
    あるようです。
    (指定しなくても、特にエラーが出るということはありませんが...)
  8. 最初に映像を複数追加した場合は、他の映像に関しても設定を行っておきます.
    ( 「追加結合」 から追加したファイルは、設定しなくてもよい。... というか、設定できない)
  9. 映像の設定が全て終わったら、再び 「一般トラックオプション」 タブを開いておきます。

  10. 音声の設定
  11. 少し上に戻り、「トラック、チャプタ、タグ」 欄に表示されている音声トラックを選択状態にします。
    (音声トラックが複数ある場合は、とりあえずメインにしたいトラックから)
  12. 映像の時と同じように、トラック名 / 言語 / デフォルトトラックフラッグ を設定しておきます。
    音声をマルチトラックにする場合は、デフォルトトラックを必ず正しく設定して下さい。
    (要するに、サブトラックは 「いいえ」 にするということ)
  13. 動画に音ズレが生じている場合は、そのズレを補正することもできるようになっています。
    音ズレ補正を行う場合、「フォーマット詳細オプション」 タブを開き、下の 「ディレイ(ms単位)」 欄で
    補正値を設定しておきます。
    (補正値は、ミリ秒単位で入力する)
    音声が早く聞こえてきてしまっている場合は、 500 のように正の値を入力し、音声が遅く聞こえて
    きてしまっている場合は、 -500 のように負の値を入力します。
  14. 音声トラックが HE-AAC(AAC+SBR) の場合は、「フォーマット詳細オプション」 タブを開き、
    下部の 「このAACはSBR/HE-AAC/AAC+です」 にチェックを入れておきます。
    (MP4 / MKV 動画のAAC 音声トラックに関しては、この設定は不要)

  15. 字幕の設定
    字幕を追加した場合のみ
  16. 再び 「トラック、チャプタ、タグ」 欄に戻り、今度は 「タイプ:字幕」 のものを選択状態にします。
  17. 映像、音声 の時と同じように、トラック名 / 言語 / デフォルトトラックフラッグ を設定します。
    字幕をマルチトラックにする場合は、デフォルトトラックを正しく設定しておきます。

  18. ファイルの添付
  19. 作成するMatroska ファイルには、なんらかのファイルを添付しておくこともできます。
    ファイル添付を行う場合は、画面上部の 「添付ファイル」 タブを開き、中段右端にある「追加
    ボタンから添付するファイルを指定しておきます。

  20. ファイルの分割
  21. 必要に応じて、ファイルを分割出力することもできます。
    ファイルを分割して出力したい場合は、「グローバルオプション」 タブを開き、
    1. 「ファイル分割」 欄の 「分割を有効にする」 にチェック →
    2. 「指定サイズで分割」 「指定時間で分割」 「タイムコードで分割」 のいずれかにチェック →
    3. それぞれの欄で、分割を行うタイミングを指定しておきます※5
    ※5 サイズは ○ K / M / G 形式で、時間は HH:MM:SS (時間:分:秒) 形式で指定する。
    例) 10 MB ごとに分割 → 10M ( 「指定サイズで分割」 )
    30 分ごとに分割 → 00:30:00 ( 「指定時間で分割」 )
    30 分、60 分、90 分 で分割 → 00:30:00,00:60:00,01:30:00 ( 「タイムコードで分割」 )

  22. チャプターを打つ
  23. メニューバー上の 「チャプタエディタ」 から 「チャプタを新規作成」 を選択します。
  24. 「チャプタエディタ」 タブを開きます。
  25. 左の 「チャプタ」 欄にある 「(新しいチャプタファイル)」 という項目を選択します。
  26. そのまま、右上の 「チャプタを追加」 ボタンをクリック。
  27. 左の 「チャプタ」 欄に、チャプタが追加されます。
    「エディションエントリ1」 のすぐ下にある 「(名前をつけてください)[und]」 をクリック。
  28. 画面中段にある 「開始時間」 「終了時間」 欄で、このチャプタに割り当てる時間を設定します※6
    ※6 時間は HH:MM:SS (時間:分:秒) 形式で指定する。
    例) 開始時間 → 00:00:00 終了時間 → 00:30:00
  29. 続いて、画面下部の 「名前」 欄に、このチャプタに割り当てる名前を入力します。
  30. そのまま、このチャプタに割り当てる 「言語」、「」 をそれぞれ設定しておきます。
    ( 「国」 で “ 日本 ” を選択したい場合は、「jp」 を選ぶ)
  31. 少し上に戻り、「チャプタ」 欄の 「エディションエントリ1」 をクリック。
  32. これで、一つのチャプタが完成しました。
    他にもチャプタを打ちたい場合は、再度 「チャプタを追加」 ボタンをクリック →
    (名前をつけてください)[und]」 をクリックし、同じようにしてチャプタを作っていきます。
  33. チャプタが完成したら、メニューバー上の 「チャプタエディタ」 → 「名前を付けて保存」 を選択し、
    チャプタをXML ファイルとして保存します。
  34. 次に、「グローバルオプション」 タブを開きます。
  35. 画面下部の「チャプタ」 欄にある 「参照」 ボタンを押し、先ほど保存したXML ファイルを選択します.
  36. すぐ下の 「言語」 欄で、このチャプタの言語を設定します。
  37. 右側の 「文字セット」 欄で、このチャプタの文字セットを選択します※7
    ※7 日本語なら 「SHIFT_JIS」。

  38. ファイルの出力
  39. 画面下部の「出力ファイル名」欄で、ファイルの出力先フォルダ&名前 を設定します。
  40. 最後に、「MUX 開始」ボタンを押せばOK。
    Matroska ファイルの作成が開始されます。

続いて、「mkvextract」。

  1. まず、「MKVExtractGUI-2」 をダウンロード → 解凍 します。
  2. 出てきた 「MKVExtractGUI2.exe」 を、「MKVtoolnix」のインストールフォルダ内にコピーします。
  3. 「MKVExtractGUI2.exe」 を実行します。
  4. 一番上の 「Input File」 欄で、抜き出したい素材が入っているMKV / MKA ファイルを指定します。
  5. 下の 「Output Dir」 欄で、抜き出した素材の保存先とするフォルダを指定します。
    「Source Dir」 にチェックを入れると、素材ファイルと同じフォルダを指定することができます。
  6. Tracks」 欄に、選択したファイルに含まれている素材がリスト表示されます。
    ここで、抽出対象とする素材にチェックを入れておきます (複数選択可)。
  7. あとは、左下の 「Extract」 ボタンを押せばOK。
    ファイルの抽出処理が実行されます。

最後に、「mkvinfo」。

  1. 「mkvinfo.exe」 に -g コマンドを付けて実行します。
    コマンドのつけ方が分からない場合、“ 「Win」 + 「R」 ” を押して 「ファイル名を指定して実行」 を
    呼び出し、そこに 「mkvinfo.exe」 をドラッグ&ドロップ → 「名前」 欄にパスが入力されるので、
    その末尾に半角スペースを一つ入力し、それから -g と入力して 「Enter」 キーを押します。
  2. メインウインドウが表示されます。
    メニューバー上の 「ファイル」 → 「開く」 から、解析したいMKV / MKA / WebM を選択します。
  3. すると、選択したファイルの解析結果が表示されます。
    この解析結果は、「ファイル」 → 「情報をテキストとして保存」 から保存できるようにもなって
    います。

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