NormCap

NormCap の概要や使い方を紹介しています

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超シンプルな OCR ツール!「NormCap」。

NormCap
2.15 / 526 票)
制作者 dynobo
対応 -
バージョン 0.5.4
更新日時 2024-01-15
ファイルサイズ 124 MB
安定版
Beta 版を含む全バージョン
Microsoft Store

NormCap

画面内に写っている文字列を、プレーンテキストとしてコピー可能にするシンプルな OCR ツール。
マウスドラッグで囲んだ領域内に写っている文字列を、プレーンテキストとしてクリップボードにコピーできるようにしてくれます。

「NormCap」は、クロスプラットフォーム(Windows / Linux / MacOS)に対応した OCR ツールです。
オープンソースの OCR エンジン “ Tesseract ” を利用したシンプルな OCR ツールで、画面内に写っている文字列を簡単な操作でクリップボード内にコピーできるようにしてくれます。
ソフトを実行すると即キャプチャが開始され、そのまま読み取りたい文字列をマウスドラッグして囲むだけで使えるようになっています※1
1 ただし、デフォルトでは日本語の読み取りに対応していないので、日本語テキストを読み取りたい場合は少々設定が必要となる。
画像内に写っている文字列や、コピーできない場所の文字列をコピーしたい時などに便利。
ちなみに、キャプチャしたテキストを、特定のルールに基づいて自動でフォーマットする機能も付いています。

使い方は以下のとおり。

使用バージョン : NormCap 0.3.4
インストール時の注意
  1. インストーラー実行時に「Windows によって PC が保護されました」という画面が表示された場合、左側にある「詳細情報」というリンクをクリック → 右下の「実行」ボタンをクリックして下さい。
    Windows によって PC が保護されました
    右下の「実行」ボタンをクリックする
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読み取り言語の追加と初期設定
  1. デフォルトでは、読み取り可能な言語が 英語 / 中国語(簡体字) / ドイツ語 / ロシア語 / スペイン語 / アラビア語 のみとなっているので、必要に応じて日本語などの言語を読み取れるようにしておきます。
    認識可能な言語を追加する時は、「tessdata」のダウンロードページ を開きます。
  2. 認識可能にしたい言語の traineddata ファイルをクリックします。
    認識可能にしたい言語の traineddata ファイルをクリックする
    たとえば、日本語テキストを読み取り可能にしたい場合は「jpn.traineddata」をクリックします。
    (「jpn_vert.traineddata」は縦書きテキスト用)
  3. 次に表示されたページで、画面右側にある「Download」ボタンをクリックし、traineddata ファイルの保存を行います。
    画面右側にある「Download」ボタンをクリックし、traineddata ファイルの保存を行う
  4. ダウンロードした traineddata ファイルを、
    C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\normcap\tessdata
    内にコピーします。
    ダウンロードした traineddata ファイルを、「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\normcap\tessdata」内にコピーする
    上記フォルダは、エクスプローラのアドレスバーに
    %LOCALAPPDATA%\normcap\tessdata
    と入力して Enter キーを押すことでも開くことはできます。
  5. スタートメニューから、「NormCap」を実行します。
  6. 画面がキャプチャモードに切り替わります。
    英語以外のテキストも読み取れるようにしたい時は、画面右上にある 歯車 をクリックして「Languages」以下にある「jpn」等にチェックを入れておきます※2
    「Languages」以下にある「jpn」等にチェックを入れておく
    2 複数の言語にチェックを入れると、読み取り処理に時間がかかるようになるので注意。
    ついでに、上部の「Settings」以下にある
    • Show notification - キャプチャ実行後に通知を表示する
    • Keep in system tray - タスクトレイに格納する
    といったオプションの ON / OFF も切り替えておくと良いでしょう。
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基本的な使い方
  1. 「NormCap」をタスクトレイに格納しておいた場合は、トレイアイコンを右クリックして「Capture」を選択します。
    トレイアイコンを右クリックして「Capture」を選択する
    「NormCap」をタスクトレイに格納しておかなかった場合は、スタートメニューから「NormCap」を実行します。
  2. 画面がキャプチャモードに切り替わるので、読み取りたいテキストをマウスドラッグで囲みます。
    (キャプチャをやっぱり止める場合は、Escape キーを押す)
    読み取りたいテキストをマウスドラッグで囲む
  3. マウスドラッグで囲んだ領域内にある文字列が、クリップボード内にコピーされます。
    オプション画面で「Show notification」にチェックを入れておいた場合は、画面右下から通知が表示されます。
    オプション画面で「Show notification」にチェックを入れておいた場合は、画面右下から通知が表示される
  4. 尚、デフォルトでは、読み取った文字列を特定のルールに基づいて自動でフォーマットする「解析モード」でキャプチャが実行されます。
    キャプチャ結果に違和感がある場合は、キャプチャ実行時に右上の 歯車 をクリックして「Caputure mode」を「raw」に変更してから文字列の選択を行ってみてください。
    必要に応じて、「raw」モードも試してみるとよい
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ショートカットキーでキャプチャを実行できるようにする
  1. エクスプローラのアドレスバー上に、
    %appdata%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\NormCap
    と入力して Enter キーを押します。
  2. 「NormCap」のショートカットが表示されるので、これを右クリックして「プロパティ」を選択します。
    「NormCap」のショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択する
  3. 選択したショートカットのプロパティ画面が表示されます。
    「ショートカットキー」欄をクリックし、「NormCap」のキャプチャ実行に割り当てたいショートカットキーを実際に押す
    そのまま、「ショートカットキー」欄をクリックし、「NormCap」のキャプチャ実行に割り当てたいショートカットキーを実際に押します。
  4. ショートカットキーを設定したら、右下の「OK」ボタンを押してプロパティ画面を閉じます。
  5. 以降、設定しておいたショートカットキーを押すことで、キャプチャを即実行できるようになります※3
    3 ただし、タスクトレイに格納するようにしている場合、ショートカットキーを押すたびにタスクトレイアイコンが増えるので注意。
    ショートカットキーで実行することが多い場合、タスクトレイに格納するオプションは OFF にしておいた方がよい。

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